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2006/12/16
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テーマ:アニメ!!(3879)
カテゴリ:クロ歴史!
画像&レビュー


SPT レイズナー
コトブキヤ S.U.G.O.Iアクションフィギュアシリーズ
2006年12月発売



―キャラクターの特性や設定を考慮したギミック、オプションパーツ等、限りなくキャラクターの公式的で今のイメージにマッチした造形としてラインナップ致します。―というコトブキヤさんのアクションフィギュア新ブランド“S.U.G.O.Iアクションフィギュア”。

その第一弾としてSPTレイズナーに白羽の矢が立ちました。
ネーミングについてはあえてツッコミませんが、さて、どんなアクショ
ンフィギュアなのでしょうか。


【ポイント】
・精悍なレイズナーの勇士を、設定に忠実に、ディテールまでこだわってアクションフィギュア化!
・最も大きな特徴である“V-MAX”使用後の強制冷却ギミックを完全再現!
・バックパックにマウント可能な“グレネードランチャー”や“ウィングユニット”を初めて立体化!
・独特なレイズナーの飛行アクションを演出する秀逸なスタンドが付属!!












■FRONT


■SIDE&REAR




【スタイリングについて】

ほとんど全身がプラ素材で、シャープで硬質な造形になっています。アンテナなど鋭すぎて扱いに神経質になってしまうほどですが、GFFやSICに連なる質感が実現されていると思います。

身体各部の造形と大きさバランスは良好でカッコいいです。レイズナーはおなじみの大河原先生のデザインなのですが、頭部が大きな戦闘ポッド風の設定画に対し、劇中ではより人間に近いプロポーションに描かれていました。私見としては今回の造形はその中間ぐらいに感じます。そのように見ても肩のスラスターが張り出し過ぎなのと、腿が若干太めなのが気になるくらいでほぼ問題はないと思います。

ただ、各所で指摘されているように、膝関節の構造からデフォでのけぞってしまうような姿勢になってしまうこと、そして足首のボールジョイントがほとんど動かない状態なので、ピタッと地面に接地できないことは大きなマイナスポイントです。

塗装はつや消し調で統一されており、ポイントによってハッキリした黒でスミイレされています。塗り分けもきれいでムラもほとんど目立たなく、塗装品質は高いと思います。
放熱板開閉時に露出するメカ部分もしっかり処理されており、ここは大きなプラスですね。

クォリティはかなり高い線を狙ったのですが、細かい部分の詰めが甘かったような印象です。


■頭部
 

キャノピーはもっと前傾しているイメージなのですが、全高というかボリュームが足りない印象です。また、フードから下が幅広になってしまっていることもあり、もう少し精悍さが欲しかったですね。



キャノピーは設定どおりにオープンします。
シートやエイジのコスチュームもしっかり再現されています。
エイジは固定式なので、思い切ってグリップを握っている状態にしてもよかったように思います。



計器パネルもしっかり作りこまれており好印象です。
ただ、積み木みたいな造形なので、惜しい。
せっかくだからメインのレーダーサイトを強調してそれっぽくした方がよかったのでは。


【可動について】
関節の構造自体に新しいトライはなく、従来以上に動くという印象はありません。
主要関節にはポリパーツが咬ませてありますが、あまり動かすとヘタリがきそうでちょっと心もとない感じです。
アクションを売り物にした新シリーズが林立する中、“S.U.G.O.I”が発展するにはここが重要な課題に思います。

 

(左)肘は単軸で90度強曲がります。ナックルショット可動。(右)手首はボールジョイントですが動力パイプで接続されている構造からほとんど動かせません。※無理に回そうとしたため「もぎりとれるわいな~」と亀裂が入ってしまいました。(泣)


 

(左)肩間接は胴体側の接続がボールジョイント、肩内部の回転軸と上面の弧状のくり抜きにより、水平方向に約70度振り上げることができます。上腕付け根に回転軸あり。肩パネルは軸で開きます。
(右)胴体はAパーツとコアがボールジョイント接続、コアとBパーツが軸接続で可動します。ボールジョイント可動域は最小限。


 

(左)膝は二重関節で90度弱、腿もボールジョイントで腰アーマーをめくり上げれば90度近くまで振り上げ可能です。
(右)足首はボールジョイントですが震える程度の動き、足は前後に分かれボールジョイント接続で可動。



■UV-00D バックパック


バックパックはスライドロック式で着脱可。
下のバインダー基部が軸で前後可動、バインダーは大型のボールジョイントで自由に可動。
スラスター類は固定です。


■LDR-00R 速射型レーザード・ライフル




グリップハンド一体式。
パーツの交換により、グリップを収納した携行状態を再現します。
Eパックは固定。



バックパックのウェポンラックパーツを交換することによりスライドロック式でマウントできます。
ただ、下のスラスターに干渉してしっかりロックできません。

【POSE】





■ナックルショット


両手握り拳にナックルショットギミックあり。


■カーフミサイル


設定どおりふくらはぎに着脱可。
主翼展開ギミックあり。


■BPP-03C グレネードランチャー


ウェポンラックのマウントパーツを取り外してセットします。
装弾用とみられるハッチなどがいくつかありますが、ギミックはなし。


【POSE】






■BPP-09A ウィング・ユニット





本編未登場の飛行用パーツ。
主翼は折りたたみ可、垂直翼(?)は回転して着陸時と飛行時を再現。

鈍重な印象で、俊敏で軽快なレイズナーのイメージにはそぐいませんが、大気圏内の姿勢制御用のパーツだったのでしょうか。
背部のウィングユニットは今でこそ一般的ですが、当時はそれなりに画期的だったのでしょう。



マウントパーツを外し、左右に装着します。


【POSE】







V-MAX 強制冷却ギミック

 

完成品アクションフィギュアでは初となるV-MAX発動後の強制冷却ギミックを完全再現しています!

  

  


【POSE】




■パーツ一覧


バックパック/グレネードランチャー/ウィング・ユニット(左右一式)/マウント用パーツ/レーザード・ライフル(収納状態グリップパーツ)/カーフミサイル×2/オプションハンド×5

■専用ディスプレイスタンド



ディテールの再現性、塗装の丁寧さなど、造形面ではかなり評価できるアイテムだと思います。大きさも13センチとそれなりの存在感もあります。

上に挙げたように特に脚部の微調整という問題がありますが、たまたま、すばらしいディスプレイスタンドが付属しています。

レイズナーが最も輝くのは、やはり疾走感あふれる空中戦ですので、このスタンドを使って思い描いたポージングで飾っておくにはよいアイテムではないでしょうか。

ガシガシ動かして遊びたい人はやはり来春の魂スペックを待ったほうが懸命だと思います。


このあとのラインナップが気になる“S.U.G.O.I”ですが、個人的には完全変形レイズナーMk-IIなんかうれしいですね。
しっかり煮詰めればまったく不可能ではないと思います。

これが立体化されたらホントに「スゴイ」っと、うなってしまいますね!
 






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Last updated  2006/12/16 06:58:56 PM


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