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2007/02/23
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カテゴリ:クロ歴史!

GR-2
海洋堂 リボルテック
2006年2月発売




好調リボルテックからジャイアントロボの兄弟機・GR-2の登場です。

実写版ではロボを黒く塗って、頭の飾りを挿げ替えただけのものでしたが、OVA「地球が静止する日」では水中戦用との裏設定もあるとのことで、兄弟機といっても差別化された存在として描かれていました。

本編では中盤にワンシーンしか出番がなく印象に薄いのですが、鉄人などに見られる横山(光輝)先生のロボット観の“負の権化”ともいうべき雰囲気を全身から発散させており、一種の趣深さを感じます。


【ポイント】
1.重厚で無骨なロボット“GR-2”がフルアクションフィギュアとして立体化
2.鈍いつや消しの銀灰で身を包み、迫力あふれる機体を表現
3.自らを葬り去ったロボ用の“ロケットバズーカ”がオプショナルパーツとして付属し、本編の格闘シーンを再現可能










■FRONT


■SIDE&REAR




【スタイリングについて】

ロボ同様、身体各部がマッチョにディフォルメされていますが、手首のフィンや頭部の三日月飾りなどが鋭く作り込んであり、これが暗いボディカラーとあいまってシャープな印象すら感じさせます。また、ロボとは違いスカートのないパンツ型の腰が極小に造形してあり、ある種の軽快さもうかがえます。
ともすれば鈍重になってしまう機体が、アグレッシブさを損ねず、上手に再現されていると思います。
部分的には、頭の三日月飾りと、ロケットパンチはもっと大きくディフォルメされていてもよいかなと感じました。

配色は全身は粒子感のあるつや消しの銀灰で覆われています。同じ黒色系でも、グラスファイバーにワックスをかけたような同時発売のグリフォンのハイテク感とは対照的に、まるで本物の金属か鋳物のようなレトロ風の雰囲気です。




一目でそれと判る横山顔。
額の紋章はロボと同じように金色で塗装されています。


■比較


リボルテックのジャイアントロボとですが、こうして並べるとロボ、デカイっす。
肩にポイントのあるロボに対して、GR-2は下腕がアクセントになっていますね。
兄弟機とはいいながら、全くと言っていいほどデザインに共通性は見られません。



【可動について】

基本的に手首以外の関節はすべてリボルバージョイントとなっています。






ロボやコンボイのように特別な工夫はなく、可動域をシンプルに丸く刳り貫いてクリアランスをとっています。



リボルバージョイントが露出した股関節。
普通に立っている時はよいのですが、ポーズを付けると不自然に目立ってしまいます。
個人的にはもう一工夫欲しかった部分です。




首は6mmシングルですが、意外によく動きます。
カラーに干渉して、真上を向けないのは残念。


10mm球の肩はクリアランスも充分でよく動きます。



肘は約90度、手首は軸接続で回転します。



10mm球接続の腰は多少の前屈が可能ですが、基本的に回転と考えた方がよいと思われます。見てくれは悪い股関節ですが、可動は申し分ありません。



膝は10mm球で約90度、足首も10mm球で爪先を伸ばす動作が可能なほか、接地にも貢献しています。


■ボーナスパーツ


ロボ用の必殺ロケットバズーカが付属!



後部のメカ露出部分はもちろん、四方に展開するダクト(?)まで作り込まれており好印象!





【POSE】













■パーツ一覧


手首×4/ロケットバズーカ用換装パーツ一式(8mmリボルバージョイント×1)/ディスプレイスタンド(延長パーツ)



【評】
シンプルながら重厚なボデイが再現されており概ねよいと思います。
可動も他のリボルテック同様、パワフルな動きが可能で、ポージングも楽しめます。
ただ、いかんせんシンプルすぎるような気もします。

そこでせっかくのリボルテックなので、少々遊んでみてもよいのではないでしょうか。

例えば、GR-2の背部推進ユニットを着脱式にしてロケットバズーカと換装できるようにするとか。無理にリボ球を入れなくても、同径のピン接続でいいと思います。

ロケットバズーカはもちろん腕などには取り付けられるので、そうやって遊んでいる方もおられるとは思いますが・・・。






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Last updated  2007/02/23 07:00:17 PM


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