ダイエットとわたくし2
人生で初めて痩せようと思ったのは小学四年。その頃にはクラスでも指折りの肥満児になってました。体は重いし、すぐ眠くなるし、人には馬鹿にされるしでいいことないですからね。 やったことは簡単、ご飯のお代わりをしないことです。なんて簡単な事と思うでしょ?でも何せそれまでが異常でしたから(今の自分よりもずっと多い量食べてた)、それだけでも効果が凄いありました。辛かったのは大好きなカレーをおかわりできなかったことですけど、強い意志で1年以上続けました。そうすると不思議なもので、胃の大きさが縮んで次第に、少ない量でも満腹感が来るようになるんです。効果は抜群でみるみるうちに痩せていきました。 とはいってもその1年で体重は1キロも減らなかったんですけどね、ただ成長期だったので身長が7センチ増えた結果相対的にかなりの減量となりました。 体もかなり軽くなり、今まで自分がいかに思いオモリを背負っていたのかが実感出来ました。それは運動会の徒競走の成績にも如実に現れます、1年生から4年生まですべて6着の最下位、5年生と6年生は1着でした。えらい変りようでしょう? 小4から中3くらいまでこんな感じで背を伸ばしながら、体重を増やさない方法で、かなり痩せることに成功しました。当時の写真を見ると、肥満どころか痩せています。中学時代が自分の黄金時代です、間違いなく。50メートル6秒台で走れた自分に戻りたいわ。 しかし、その減量法にも限界がやってきます。そう、背が伸びなくなるのです。成長が止まった高校からまたじわりじわりと体重が増えていくのです。そして苦難の日々がまた始まるのです。