諜報部・・・第2話第2話・・・「岩谷の陰謀×試合×全力投球」試合の朝を迎えた。俺は朝早めに出発し、ウォームアップのためランニングで球場へ向かうことにした。 「それじゃ、俺は行ってくるから!!」 「はいはい、試合なんでしょ?頑張ってね!!」 「任せとけよ。勝ってみせるさ」 そして俺は駆けた、球場までの道のりをひたすら駆けた!試合中は試験のことをわすれないようにと念じておきながら・・・。 50分後・・・球場・・・・・ 俺は球場に到着していた。 「おはようございます、監督!!」 「やぁ神童君、君には今日は先発で出てもらう。期待してるよ」 「ありがとうございます!!」 軽い小話を終え、俺はグラウンドに入り練習を始めた。すると、バックネット裏から聞き覚えのある声が聞こえた 「神童君ーーー!!」 「やぁ綿貫さん。おはよう!!」 「うん、おはよー!!今日は頑張ってね!」 「任せとけって!!そんかし応援よろしくな!!それはさておき、今日なのだが、隠しカメラとかもってたらここから撮影しておいてほしい。見たところここが1番怪しいから、」 「ホントにぃ?まぁいいわ。設置しておくわ」 「すまねぇ。・・・おっと、練習の途中だった!!それじゃな」 ・・・・・・・・1時間後、試合開始・・・・・・・・・・ 相手は桃月スターズだ。無名のチームだが、投手力が良いとは風の噂で聞いたような気がする(笑) 俺は5回までノーヒットに押さえて以前0対0のまま、そして俺の打席に回ろうとしていたその時だ。監督は俺を呼び止め、俺に通信機を渡してきた。 「これを耳にはめておいてくれ、私が相手のサインを読んで教えてやる」 「ですが、それは違反ではないのでしょうか!」 「いいか、我等は勝つためにやってきてるそのためならなんだってやるさ。」 そう、俺はこの瞬間を待っていたのだ。俺の胸の辺りに着けておいた小型マイクでその話は綿貫さんに筒抜けになってる仕組みだ。 「すみませんが、俺はそれなしでやってみせますよ。今日は友人も見に来てるんだ。友人の見ているところでそんなことは出来ない!!」 「そうか、、なら打てるんだろうな?」 「約束します!!」 「なら行け!!そして、この試合が終わったらお前はもうここに来ないでいい。監督の命令を聞かないものは排除するのみだ」 「了解・・・・」 俺は打席にたった。心の中は既に野球のことのみだ。相手のピッチャーだって正々堂々頑張ってる、俺だって頑張らなくてはならない!! 1球目・・・内角高めにストレート。コーナーギリギリを狙われてストライク 2球目・・・ファール 3球目・・・同じくファール ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18球目・・・ファール。 そして19球目・・・投手にも疲れが見えてる。俺は次の球はストレートだと予測した。 そして球は放たれた!!カーブだ・・・。俺はあえなく三振・・・。だが、後続が打って1点先制。 回は飛び9回表、桃月スターズの攻撃ももう2アウトだ。打者は桃月の4番、ガメラ松木(笑)! 俺は最後まであきらめることなく投げつづけた。そして、25球粘られたあとの26球目、俺は渾身のストレートを投げた。ど真ん中!!松木は会えなく三振でゲームセット 1対0で岩谷雑草軍が勝った。だが、あまり後味の良い試合とは言えない。 その後、、、もちろん告発された岩谷町長は町長の座を降ろされ、チームも解散。その後はひもじい生活を送ってるそうだ。。。 3日後・・・ 俺と綿貫さんは諜報部室に呼ばれてた 「失礼します」 「来てくれたか、亮輔よ。よくやったな!試験は合格だ!!これからは正式な諜報部員として活動してもらう。が、綿貫と2人で行動するように!」 「ちょっと部長!それは一体!!」 「君達はコンビネーションというより馬が合う。だから任務もこなせるだろう」 「・・・了解・・・」 「亮輔は?」 「無論です!!」 「。・・・・そうか、ならもういいぞ!!次の任務は明日発表する。心しろ!!」 「ハッ!!」 「それでは、失礼します。行くよ!神童君」 「おぅ」 バタン・・・ 「うむ、やはり綿貫と亮輔は良いコンビになれそうだ。今後に期待だな・・・。」 ジャンル別一覧
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