諜報部・・・第3話(超短文)第3話・・・「旧校舎を探れ(準備編)」・・・・・・・「いきなりですが放課後ですニャ」・・・・・・・・ 俺が諜報部員になった翌日の放課後、今日は任務を貰う日だ。 「失礼します!」 「おぉ、2人共来たか。それでは、さっそく任務を言い渡す」 緊張の瞬間だ。 「今回の任務だが、この桃月学園の旧校舎に謎の生命体がいると聞く、これを亮輔、綿貫、お前等2人で探ってみろ。だが、今回のミッションは死を招くことになるのかもしれん・・・。やめるのなら今だぞ?」 「・・・・・・・・・私はやります。私は、この学校の秘密を暴くためにここまでやってきたのだから。」 「・・・俺もやりますよ。綿貫さん1人じゃ危険でしょ?旅は道連れ世はなんとかですよ」 「そうか。決行は明日の放課後からだ。よろしく頼むぞ」 「了解」 ・・・・・・・30分後、1-B教室・・・・・・ 「さて、明日からだな。」 「うん、今回は死ぬかもしれない・・・んだっけ?」 「部長はそう言っていたな。」 「私達、、、死ぬの?」 「ばぁーか、少なくとも綿貫さんは死なないよ、俺が助けるさ」 「・・・・ありがと・・・。ねぇ、突然なんだけどさ綿貫さん、、って呼ぶのやめにしない?私も神童君じゃなくて部長と同じく亮輔、って呼ぶからさ」 「それじゃ、俺は響、、、って呼んでいいのかな?」 「うーーん、まぁ、いいかな。そのほうがお互いコンビって感じじゃん?」 「そうだな。」 ・・・・・・・・・しばしの沈黙の時間が続いた・・・・・・・・ 「さて、明日のためにも今日は帰ろう?」 「うん、そうだね。。。明日が私達の最期かもしれないし・・・。」 「そんなこと、、、言うなよ。な?」 その時、俺はうっすらと涙を流していた・・・。 「亮輔・・・?」 「俺が君を守るから、絶対死なせないから、、、だから、そんなこと言うなよ」 「うっ、、うん、ゴメン。それじゃ、明日ね。。。」 「うん、明日会おう、、、」 ・・・・・・・・俺、、、帰宅・・・・・・・ 俺は帰宅した後すぐに明日からの任務に必要そうなものを用意した。 「・・・・夜になりそうだし懐中電灯、あとは時計、携帯、ノートPC、これぐらいかな・・・?」 そう言ってるとふと部長の一言が浮かんだ・・・。 「死を招く・・・・か。 一応自己防衛ってことでもってくかな・・・。」 俺は自室のクローゼットに隠しておいたガスブローバック銃と弾を300発、、、これを2セット用意した。 「明日に備えてもう寝よう、・・・」 俺は眠りについた・・・。何度か起きてしまっていたが起きた時は「俺は死なない、響も死なせない・・・」と言ってから目を閉じた。 そして、戦いの朝を迎える・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「時間を進めて放課後・旧校舎前ですにゃ」・・・・・・・・・・・・・・・・・ 俺と響は旧校舎前に辿りついた。すると、2人が待ち構えていた。 「おっ?やっと来たか・・・。」 そこにはD組の芹沢 茜(せりざわ あかね)・犬神 つるぎ(いぬがみ つるぎ)がいるではないか。 「あれ?どうしたんだ2人共?」 「そちらの部長とやらに頼まれてな。今回の任務とやらに同行させてもらう」 「・・・まじかよ・・・」 「大丈夫だ。後から増援が来るはずだからな。」 「いいじゃんいいじゃん、楽しそうだし!な?綿貫?」 「まぁ・・・・いいんじゃないか?響、味方は多いほうがいいだろ?」 「・・・わかったよ。それじゃ、入りましょ?」 俺達4人は扉をあけた。だがこの任務は生か死か・・・。一大任務が今始まろうとしていた・・・。 ジャンル別一覧
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