パン屋の姉さんの備忘欄

毎日同じように作業をしているようですが、
イーストや、天然酵母は生きているので、
パンのできは、気温や天気・湿度などで微妙に違ってきます。
その違いに対応して、いつも同じ品質を保つのがプロ
というものなのでしょう。

特に季節の変わり目は、温度管理が難しく
最近やっと安定して焼けるようになったようです。（謙遜です。）
同じような毎日ですが、
思わずうっとり、ため息が出るような焼き上がりのときがあります。
色・形・ふくらみ加減・・・
今すぐにでもかぶりつきたくなってしまいます。
私が、”すばらしい出来だね！！”とほめると、

＝＝身内でほめあっても一銭にもならない
焼いて、ソシテ買っていただく。これでうちらの仕事が成立する。＝＝

なんて言われてしまいます。
そんなある日のすばらしいできばえの、ライ麦パンです。