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カテゴリ:★★★ 心に残る言葉 ★★★
【こころに残るCDW-17Jan2003の言葉】
231.判断力のなさを嘆くものはいない 《解説》 その名も「すごい言葉」という本にあった言葉だ。 実は、この言葉の全文は、「誰もが記憶力のなさを嘆くが、判断力の なさを嘆くものはいない」である。かつての自分自身を言い当てられ たようで、印象に残った言葉だ。 年齢とともに(とは考えたくないが)記憶力が落ちている気がしてい た頃は、記憶できないことを真剣に悩んでいた。しかし、本当は、記 憶力を増強すると言うより、判断力(鋭い切れ味の判断力が理想)と いうのも重要な能力なのだ。 この判断力は、「ものを覚える」ということに比べ、非常に複雑な能 力と言える。記憶も必要だと思うし、判断するための根拠も必要にな るだろう。 もっと複雑なのは、今日の決断は、明日になれば、別の決断をするか もしれない。判断するとき(その時点)の状況によるのだ。その時々 で、(悪く言えば)適当に判断するのは簡単だが、迅速に的確に判断 するのは、難しい。めまぐるしく変化するこの時代、「迅速に的確に 判断」できる人間でないと、企業内失業してしまいかねない。 どのようにやれば、「迅速に的確に判断」できるのか分からないが、 これをするとどうなるか、を今までよりすこし深く考えてジャッジす るようにしてゆきたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.11.05 07:51:09
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