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カテゴリ:★★★ 心に残る言葉 ★★★
【こころに残るCDW-17Jan2003の言葉】
247.プロジェクトの成功はいかに発注者が納得するかだ 《解説》 発注者との関係が密になっていれば、プロジェクトは成功する、と言 うことだと思う。 プロジェクトの失敗では、特に、(契約にも問題があると思うが)発 注者と受注者での約束どおりにできたか否かで判断される。この約束 が、契約と密接に関係しているのだが、厄介なのは、発注者が「でき るって言ってたのに」と言う時だ。 受注者は、~の条件の下で「できる」と説明したかもしれないが、発 注者には「できる」しか頭に残らない、事が多い。そう思っていて間 違いない! これを「~の条件の下で」できる、と言った事を繰り返し説明して、 発注者に納得してもらえるまで続けることが大事だと思う。「きちん と言ったので大丈夫」は危険な考えだと思った方がいい。ここで、発 注者に理解してもらえれば、最終的に、プロジェクトは成功した、と いう判断をしてもらえる可能性が高くなる。 「できる」という事を発注者に伝える時には、まず「できます」と 言ってしまおう。その後に、その条件を延々説明するほうが絶対お勧 めだ。人間は、最後に言った言葉を良く覚えている、そうだ。 ということは、最初に延々「できるための条件」を説明した後に、こ の条件の下で「できます」と言うと、延々聞かされた(退屈な)でき ない条件はすっかり忘れて「できます」しか、発注者の頭には残らな い。 そこで、「できます」と言って、発注者の心をつかみ、その後で、で きるための条件を説明すれば、その条件も一緒に理解(覚えて)して くれる可能性が非常に高くなる、と思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.03.13 11:47:04
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