[もの申す編]の記事一覧 | namiママの前向きな日々～全力で教師やってます。これでも。～

「断捨離断行！」はおまけでがっかりしたこと。

三連休、いかがお過ごしですか？私は一日目は「大学出張講座」なるものがありまして県内すべての大学から一人ずつ先生がいらっしゃって希望講座を生徒が受けられるという大学進学希望者にむけた行事なんですけど……行事のやり方に関する感想は書くまい。私が担当して聞いたのはエコデザイン科の講義でこの大学に興味があったのでラッキー♪環境問題についての「Think Globilly Act Locally 」を二酸化炭素排出を減らすという視点から　わかりやすいお話を1時間。これからは環境問題という視点からも「人と人がつながるコミュニティの形成」その一方で「技術革新」技術革新が　個人主義の便利な生活のためではなくいかに少ない資源を有効に活用して環境にやさしい生活をしていくために役に立つというところがポイント。２０５０年の生活がトトロ型とドラえもん型で炭素の排出量もかなり違うということがすご～くわかりやすかったけど思わずお送りするときに準教授さんにアリエッティの話もしちゃいました。私たちは所詮地球の上での借り暮らしなんですよね。「足るを知る」がキーワードなんだと思う。というわけで　最低限に必要なものを大切にして暮らしていく第一歩として「断捨離」を断行してみました。まずは巣窟の子ども寝室から…ただ、根本的に用途で部屋を分けてたのは正解で子どもも大人も寝室には衣類しかないので今日は衣類の断捨離となりました。着るかも…は、なし。着た。着なかった。実績だけでぱきぱきと分けていく…明日、資源ゴミの日だけど衣類がゴミ袋６杯分…そして　ゆずる分がかご二杯。タイムリーに妹が取りに来てくれると今電話。そしてクローゼットの中のおもちゃも全部捨てるとななの衣類も全部クローゼットに掛ける収納ができた♪すっきりした寝室を見て感激したゆうがゴミだめだった　机の上を自主的に掃除。そして　ぱぱまで　本棚の片付け。すご～い！断斜離効果！自分たちの衣類を把握すると今年は買わなくてもいいなというくらいアイテムはそろってました。把握できてないだけなんだな。その一方で　某Cさんのトークショーに参加。いや、こっちを題名にしなかったのはこっそりと感想を書くためで。楽しみにしてたの。東京ではチケットもとれないトークショーなのにこっちは５００円ぽっきりで簡単にメールだけで入場整理券ゲットできて。先週　雨だったから運動会今週だと　いけないな～と思ったら　強引にあったからああ、これは会いに行けるんだということでメール送信♪ほんとにかわいらしい　小悪魔な感じの女性でああ、こんなかわいらしい上に　サービス精神旺盛でエッチな感じだと　こりゃあ　もてるだろうなと納得。会場の質問タイムになったけど結構　個人レベルの　お悩み相談みたいになっててでも　的確に答えるCさんにさすがだと思ったり。そりゃあ、質問する側は素人さんなんだから質問が個人レベルになるのは当たり前なんだけど。でもね～個人レベルの悩みは　自分で気づくことでしか解決できないと思うわけですよ、私は。別にC姉さんの　後悔お悩み相談コーナーを聞きに来たわけじゃないしな～。だから　私はずばりきいちゃいたかったわけです。「Cさん視点のアタラシイ時代って何？なんで　女性の役割が重要になるの？」それを直接聞きにトークショー参加したんですもん。でも、なかなかアタラシイ時代の話にならない。「最後にどうしてもここで質問したい人！」って聞かれて「はいっ」って元気よくあげたら　司会者じゃなくてCさん自らに当てられちゃった♪ってことで「文字にしちゃうといろんな責任も負っちゃうしなかなか文字にできなくて　ぼかしてかかれてる部分を直接だから伝えられる　アタラシイ時代について教えてください。」って聞いたら「抽象的すぎて　こたえにくい。」って小悪魔的にいわれちゃいました。明らかに気分を害してらっしゃるご様子。え？やばかった？一緒にステージにいらっしゃったM先生が機転を利かして　具体的にどんなことに関してですか？政治？経済？あなた自身はどうですか？ってつないでくださったけど（どんな時代になりそうかなんて上に環境問題について語ってるようにどの方向からでも　いくらでも語れるけどさすがに一言じゃ語れないよ。しかも　すべて　つながってるからその抽象的なことを聞きたかったんだけどな。私の考えなんて　フロアはどうでもいいだろうしな～。）これからの恋愛について…とかいえば喜んで語ってくれそうだったけどなんとなくそっちには逃がしたくない感じ。「私自身はひらいて　仕事もしてるし毎日楽しくて　悩みはないのです。どういう時代になりそうだから女性の役割が重要になりそうなんですか？」　ちょっと食い下がる。すると…「何でも人任せにして　教えてくれっていう態度はいけないと思う。感じてない人になにをいっても伝わらないし。私、霊能者じゃないし。」かっち～んさすがの私もかちんと来ましたよ。もちろん、笑顔で話を伺いましたが。ってかね、私の質問内容が　テーマと大きく外れてるならともかくテーマのド・ストライクですよ「アタラシイ時代の…」ってやつだったから。そこで　女の子が明るく　楽しくやっていくことが大切ってのは　かなり共感できるしだから　トークショーもききにいった。なのにそのアタラシイ時代を自分の言葉で語れないなら題名にするべきではないんじゃないかな～しかも、語れないのは私の質問の仕方が悪いからってどういうことなのよ？ブログや書籍で全部感じてない私が悪いわけ？だって　書いてないじゃん。だから　直接　会って「感じ」にいったのにシャットアウトですよ。文面にできないことを直接伝えたいってスタンスでいらっしゃったんじゃないの？M先生が機転を利かして「感じるのが大切な時代になってくると思います。私たちもメールしようと思ったらメールが来たりとか　かなりつながってるんですよね。そういうことを感じることが大切だと思います。」って答えてくれました。それは　私も感じてることです。見えない人とのつながりが強くなってる時代だって強く感じます。そのことは何度もここで書いてるけど。まあ、大人ですから笑顔で「ありがとうございます。」っていいましたよ。でも、もんもんとして　なんか納得いかない。ゆうママと電話で話を聞いてもらってちょっとすっきり。そりゃあ　このくそ忙しい時間を割くなら　ゆうママと直接話した方がどんだけ　気づきがあったか。　今日は教員免許更新の講義にいってた彼女が休憩の合間にちらっとくれたメールの方が深い…「Y先生の講義を受けました。立ち位置・体の向き・音量　すべてが勉強になりました。内容もだけど　講義の仕方も勉強になるよね。」もう、トークショーに行く前にこのメールですよ。どんだけつながってるんだって　話です。伝える仕事をしている私たちは伝えることがどんなに難しいことかよく分かってる。質問に答えるという方式はコミュニケーションだから　コミュニケーションに長けてる人にとっては案外　簡単な手法だ。でも、質問が的確でないと意外と自分が伝えたいことの核が伝えられなかったりする。だからこそ　伝えたいことの核を調理してどんな形でも　提供できるようにまで細分化して吟味する。ライブでそれを構成し直すことでより　多面的に伝わるようにする。　だから　伝えたいことの核を質問されたならそれはかなりラッキーで喜々として答えることができる。講義であっても授業であってもそれは同じだ。今回のことで分かったこと。自分に必要な情報は身近につながってる人とのつながりを通して　全部感じることができる。必要なつながりが　もう仕組まれてる。M先生は地元の方だったんですけどとてもすてきな女性でした。こんなすてきな方が地元で　第一線で熱く働かれている。それだけで　十分力をいただきました。Cさんからもらう気づきはもう　ブログや　本で　十分もらったかな～。おかげさまで　自分がつながってる神様まで気づけたし、感謝します。あ～　正直がっかりしちゃったな。私も答えられないことを質問した人のせいにしたりしないように気をつけようっと。楽天ユーザー以外の方はこちら↓からコメントいただけると嬉しいです♪メールもこちら↓から♪ メール・コメントのどちらなのかを記載してもらうと助かります♪

発達障害を通じて時代の流れを考える。

さて、間接的に、直接的にずっと悩み続けていることに向き合わねばならないタイミングだと思い、重い腰を上げて筆（？）をとっています。久しぶりにパワーのいる左脳記事です。仕事もたまってるけどこれをかかないと前に進めないんです。特別支援教育元年ということで、特別支援学校や特別支援学級だけでなく普通学級に在籍している児童生徒たちすべてつまり、発達障害のある子供たちにも特別支援教育を施していくということがスタートしました。※発達障害：一般的には知的障害を伴わない先天的な発達の「遅れ」や質的な「歪み」、　　　　　　　　　　　　　機能獲得の困難さが生じる心身の障害。　　　　　　　　　　　　　　養育態度の問題など心理的な環境要因や教育が原因となったものは含めない。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ウィキペディア参照）そして、発達障害者支援法が文科省から出されました。厚生労働省でないのがポイントです。自立支援法は厚生労働省から出されていますが…。だから社会の中で発達障害があり働きにくさを感じる人たちのための特別な措置は、いまのところジョブコーチ程度の支援です。発達障害がある方が、社会に出て働くにはまだ訓練が必要で…だから施設や作業所を利用したいと思ってもその権利はありません。発達障害がある人が社会に出て、精神的に痛手を負い、二次障害として心身症を負って、精神障害者手帳を交付されない限り訓練のサービス対象にはならないのです。だからこそ、発達障害がある人が社会に出て元気に働けるように　学校が責任をもって教育を施しなさい。そういう流れなんだと思います。…お金も人もそこには割かれてないんですけどね。通常学級運営だけでも小中高の先生方はいっぱいいっぱいです。なぜなら、発達障害がある子供たち以上に、後天的に教育環境のゆがみで心身に障害を負っている子供たちもやっぱり増えていて現場がますます大変で複雑になってるからです。その上に潜在的には２割ともいわれている発達障害の子供たちのためのスペシャルニーズに応えた教育などできるわけがありません。ちょっとだけ脱線して大人同士の世界の話をします。発達障害という概念が普及したのはつい最近です。発達障害の中でも特にアスペルガー症候群の人たちは特定の分野において天才的な才能を発揮します。そして、少し前、教員採用時に求められていたのは高い専門性。ということで、全く私の個人的な見解ですが発達障害があるという自覚がないままに高い専門性を発揮して教員になっている人たちが多数いると考えられます。仕事の特性上、教員になってる人に後天的な教育環境が劣悪だった人はほとんどいないと推察されるからです。でも、アスペルガー症候群の特徴は対人関係の障害や、他者の気持ちの推測力、すなわち心の理論の障害。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ウィキペディア参照）だからこそ、どの学校にも必ずいると思われる「なんでわからないんだろ？　なんでこんなことしちゃうんだろ？」という先生に発達障害がある可能性はすごく濃厚だと思うのです。他者の気持ちをおもんぱかれない。特定の分野で高い専門性があるからこそ、子供たちが「なんでわからないのか」わからない。だからこそ、授業内容もかみ砕いて教えることができない。臨機応変に流れを読んで仕事の優先順位を立てることができない。本人は一生懸命です。「それがなぜ悪いかわからない」ので指摘されても改善することができない。「なんで授業もあたりまえにできないのに給料をもらってるのか…」「あなたができていない分の仕事は私たちに回ってくる。ただでさえ、忙しいのに」周りの不満はつのってどうやったら伝わるのだろうと「あなたはできていない」という客観的事実を突きつける。こんなふうにされたら誰だって精神的な痛手を負って二次障害として心身症になってしまいます。現場が回らなくて、前向きな解決策として研修や配置換えなどが行われると思いますがなぜか、研修後、特別支援教育に携わる方が多いんですよね。教科書もない。子供たちの「今」を見つめて保護者さんと特に密な連携をとって臨機応変にスペシャルな教育を施す必要のある特別支援教育の現場に発達障害の疑いのある方を配置したらトラブル必至だと容易に想像できるのですが…悪循環ですよね…でも、今年から、あらゆる教育現場で特別支援教育を施す必要がある以上は発達障害がある方々が心身症など二次障害を負わずに教育現場で働き続けることはどの現場であってもますます困難になると思います。レッテルを貼りたいわけではありません。でも、発達障害があるのかもしれないと推察することで「一般的には当たり前でも、当人にとっては難しいことなんだ。　だからかみ砕いて仕事をお願いしなければいけない。」という特別な対応が生まれると思うのです。いや、これが「特別な対応」でなくあたりまえになればずいぶん違うと思うんですけどね。子供たちに授業内容を社会的態度をかみ砕いて教えるようにあたたかい対応で助け合わないといけない。適材適所で働くことができた上でこのことが当たり前になるのが一番いいと思うのですが。でも、本当は障害があるなしに関わらず「すべての人の尺度が自分の物差しとは違う。　自分の物差しが多数派であるからといって　少数派の人の物差しを皆で否定する権利はない。」　　　と思うのです。でも、教育に携わる教員同士の世界だけから見てもこのことができているとは言い難い。この辺で話を戻します。学校現場の悩みは…発達障害がある子どもと後天的な教育環境の結果、問題行動がある子供の区別がつかない。発達障害の疑いがあっても子どもをずっと見てるはずの教員にその告知をする権利も知識も自信もない。告知したとしても発達障害のある子どもに適した教育など学校で準備することができない。病院などの専門機関は場所によって基準がまちまち。まずは相談…を勧めることができるカウンセリングマインドを有した教師の方が少ない。その結果、学校側は問題行動がある子どもについて原因も見つめないまま家庭のしつけのせいにして「こんなに周りの子どもが困ってるんです」という客観事実だけを突きつけて　子どもたちも保護者さんも傷つける。学校と発達障害のある子どもたちの距離感は広がる一方…障害を告知するメリットは「本人に問題行動があるとすれば『先天的なわからなさ』が原因であって家庭のしつけが原因ではないんですよ。　しかも、誰よりも子ども本人が今　わからなくて困っている。　だから、子どもがなんに困ってるのか明確にして　この先教育に当たっていきましょう。」と保護者さんの気持ちの負担が軽くできること。本人の教育環境が改善できて本人の負担も軽くできること。そして、なにより、本人に向かない進路決定を避けることができることです。特別支援教育のレールを避けて高等教育、専門教育を施しても本人に自覚がない限り、社会に出て対人関係等で二次障害を負う可能性が高くなります。自分を客観的に見つめて得意なことは何なのか人よりも努力して身につけなければならないスキルはなんなのか考えることができます。自分がどういう場であれば力を十分に発揮できるのか考えることができます。でも、告知のシステムは曖昧です。そして、障害があるとわかったとしても何のメリットもない教育現場と社会であることがすべての流れを断ち切っています。学校は「すべての子どもの進路保証ができる場」として機能していません。社会の中で発達障害がある人の働く場も理解度も十分ではありません。なのに発達障害のある人たちには社会に出て働くために必要なスキルを獲得するための場所が学校以外にありません。そして、行政はそんな重要な役割と責任を教育現場に負わせただけで金も人も補充しないでますます教育再生どころか混乱させて現場の病状を悪化させています。こんな今こそ…行政も教育現場も社会も手をつないで「新しいシステム作り」をする必要がある時代だと思うのです。互いの管理をして、揚げ足をとってひっぱりあってる余裕なんてどこにもない。どうにかして悪循環になっている今の流れを変えたい。そのための第一歩はやっぱり　互いが互いの違いを認め合ってあたたかくつながることそういう子どもたちをたくさん育てることです。そのためには大人がそんなふうに過ごしていくこと。そして、そういう優しいこどもたちが育って大人になったらそれぞれがそれぞれの力を生かして輝ける場所を準備するための連動したシステム作りが急務です。連動してないからこそみんなばらばらで困ってる…歴史は発展する方向に流れていく…という法則があるそうですが今、流れがその方向に向けて変わり始めたと信じたい気持ちです。だからこそ、大人が元気に前を向いて歩き続けてこの流れを引き寄せていきたいですね。もちろんみんなで。長文、悪文で伝わりにくいと思いますが伝わったなら↓クリックをいただけると励みになります楽天ユーザー以外の方はこちら↓からコメントいただけると嬉しいです♪メールもこちらから♪

ＴＥＡＣＣＨ！（１－２）

さて、問題発言でしめくくった一個前の（１－１）からお読みください。TEACCHの研修を受けて、あ、似てる…と思った手法がありました。そう、ななが通う保育園が行ってる「見守る保育」目的は「子どもの自立心を養う」ことです。保育士主体ではない活動。保育士は見守る存在です。子どもたちが主体的に活動するために視覚的にも物理的にも構造化されています。そして活動時間が毎日同じ流れできちんと決まってて約束事は徹底されています。つまり、時間の流れも空間の情報も子どもたちに「分かりやすい」ように。部屋はすごく整然としてます。目的のはっきりした区切られたスペース。子どもたちは自分で目的を持って活動の場所をTPOにあわせて選んで時間ごとにそれこそ自立的に活動しています。でも、死角はありません。スペースは低い収納家具で仕切られています。はさみなど危険なものを使う工作コーナーはオープンスペースです。違うのは「子ども主体で異年齢活動」が主であることだけ。子どもたち同士のかかわりや高めあいを重要視している点です。そして活動スペースごとに異なったレベルの活動が準備されています。子どもが自分にあわない難しい活動を選んでしまっても保育士は見守ります。そして、保育士が的確なタイミングで本人にあった活動を進めます。自分で気付く場合もあります。おにいちゃん、おねえちゃんが教えてくれてできるようになる場合もあります。保護者の行動すら構造化されています。連絡帳の置き場所、おしぼり、エプロン。着替えの置き方…。置き場所が一定で分かりやすいので子どもたちは「自分で着替えを取りに行って着替える」ことができます。徹底して守られる約束事。時間・活動内容・片付け場所。子どもたちがみんな約束を守って行動することで子どもたちは別々ばらばらの活動をしているにもかかわらず「見通しをもって」活動しています。この「見守る保育」は今年から取り入れられたものです。ななは長時間保育にもかかわらず情緒的に落ちついています。でも一つだけいえるのは、たとえ、見守る保育ではなくてもすばらしい保育園だということです。私は保育園を「ひと」で選びました。ゆうのころから変わらない保育に情熱をもって真摯に取り組まれる高いスキルをもった保育士陣。先生達は本当に感心するほど子どもたちの様子をよくごらんになっています。立ち話一つ、連絡帳の内容一つでそれは伺えます。いってしまえば、保育士陣の子どもたちの姿を的確に見つめる高い保育スキルと信念と情熱あってこその「見守る保育」です。手法だけが一人歩きしたら子どもたちはほったらかしにされて好き勝手して遊ぶ。下手したら目が届かなくて事故まで起きる…そんな危険がある手法です。だからこそ、実情にあわせてカスタマイズする必要がある。手法でなく信念をまずは保護者に伝えて「子どもたちの自立」を目指しておうちでも見守ってください。といわれた保育園ははじめから見守る保育にいのちを吹き込まれていました。その信念が浸透してるのでうちの園で保護者が子どものリュックをもって登園する姿はまず見られません。だから、いいたいのは「まず手法ありき…」ではおかしいと思うのです。恐れているのは、TEACCHを「取り入れるだけ」でよしとされる評価が自閉っ子の保護者に一般化されてしまって自閉っ子の保護者が「ＴＥＡＣＣＨの手法を取り入れないのは学校の怠慢」とかいって来るのが当たり前になったら……特別支援教育は特別支援学校だけにとどまらないと法律で定められただけにすべての教育現場は大混乱してしまわないか？ってことで、なんにおいても手法のみを付け焼き刃で取り入れたら大きな事故につながりかねません。何せ、物理的構造化をするということは死角が多くなるということですから。区切られたスペースで一人一人が活動することが主ならば教師は子どもたちの様子をじっくり見れないのですから…。そして先で述べた手作りネットカフェに生徒を押し込んで一人で好き勝手やらせて「子どもたちは自立してる」と満足しちゃわないか？教師も、保護者も。という危惧につながる訳です。手法だけでなくＴＥＡＣＣＨの理念を理解して本当にその子に必要な支援として取り入れることができるのか？具体的に、どういう支援が有効なのか？どの部分が必要でどの部分は必要ではないのか…この見極めが大切でしょう。それにはいつも子どもと向き合い子どもをじっくり観察すること。子どもの成長を的確なタイミングで認め励ますこと。この基本姿勢がやはり不可欠だと思うのです。これをすることは子どもの自立心を奪うことではありません。その立ち位置は生徒の正面でなくてもいいのです。でも、生徒から見えない位置でも一緒に活動しなくても教師は生徒を見つめ続けなければならない。いつも生徒の行動が視界に入って一挙一動の変化に気づける立ち位置にいなくてはならない。飽きて違うことをははじめたら作業や学習の時間・内容が的確ではないのではないかと考え直さなくてはならない。本当にこの区切られたスペースが本人に必要なのか？この空間作りは活動にみいあっているのか？もしかしたら、友達と一緒に活動できるのではないかと見直さなければならない。先生や友達とつながる時間は社会とつながるために意識的に組み込む必要がある。ではどのタイミングでどの程度？アセスメントはTEACCHの根っこです。生徒達の一挙一動を見つめて変化に気付いて様子を分析しないと的確な支援はできないのです。過渡期の今だからこそ教育の根本を見直さなければならない。って金八先生だっていってました子どもたちの成長には様々な要素が絡みます。教師のアプローチなんてほんの一側面。他の子どもたちとのかかわりだって、失敗だって、負の経験だってすべてが子どもたちの成長にとっては財産です。保護者が一つの方法のみにこだわって「早急な結果」を現場に求め続けるならば現場の対応は「形のみ」にならざる得ません。だから保護者がいつも教師に問いかけるべきはこの一点です。「先生、うちの子どもとちゃんと向き合ってくださってますか？」教師はこの真摯な問いに胸を張って答えられる存在であるべきだと思うのです。応援クリック↓いただけると連載の続きも喜んで書きます楽天ユーザー以外の方はこちら↓からコメントいただけると嬉しいです♪メールもこちらから♪ ↓一人でも多くの方にこの現状を知っていただきたいです。

ＴＥＡＣＣＨ！（１－１）

先週の職員会議でうちの学校に研修で他校の先生が１週間やってくる…と連絡がありました。小中高の先生方が特別支援学校に研修にいらっしゃるのはめずらしいことではなくその研修は年々長期化してる気がします。ふ～ん、またか。…と名簿に目を通して…なに～～～～？？？この彼の名前が…うそだろ？たまたま同じ学部に勤務してる高校の同級生がすかさず「nami先生、○○先生って知ってる？同級生じゃなかった？」ぐっ（固まる）「…し、知ってるよ。…付き合ってたもん。」「まじで！そりゃあ、すごい縁だ！（笑）」彼は口が堅いし良識がある人なのであまりの驚きに絶えきれずカミングアウトしてしまったら…「聞こえた～～～♪」（にま～～～～）ああ、小悪魔がそこにいた…「nami先生の大恋愛線の相手はこれかな～♪」「ちょっと、いわないでよ」「当然♪」ってわけで、あいかわらず三歩歩けばネタに当たってるnamiママです。こんにちは。次から次によくもまあ、いろいろあるもんです…我ながら。でも、まあ、小学生のころから一緒に先生になれたらって思ってた彼と夢が叶って現場で再会できるんだから素敵なことでしょう。ちょっと楽しみです♪さて、本題に入ります。久しぶりに特別支援教育にエントリーしてるっぽい記事です。自閉症の研修を受けてきました。手法はＴＥＡＣＣＨです。ＰＥＡＣＨ！ではないです。綴りをまた間違ってるわけでもありませんＴＥＡＣＣＨについてはまだ、ウィキペディアにもページがないんですね。自閉症の療育プログラムの名称です。そんなの関係ね～って引き返さないでください。すべての方に関係のあるお話しです。ってことでＴＥＡＣＣＨを題材に３回の連載予定です。さて、視覚的にも聴覚的にも情報の取捨選択がにがてな自閉っ子です。だからこそ広くて多機能な空間に混乱するし集団活動において自分に必要な情報を収集するのが難しいのです。見通しが立たないと落ち着かないのに見通しを立てるための的確な情報収集が難しい。ＴＥＡＣＣＨとはこのような自閉症の特質をふまえて一貫した支援をひきつぐことで生涯の支援を保証する…プログラム。その主な手法は視覚的構造化…情報を目で見て分かるように示すこと物理的構造化…エリアごとに決まった活動を行う。活動に応じた空間作り。スケジュール…なにをどのような順序で行うのか本人の様子に応じた　　　　　　　　　　　　　　　　　具象物（写真・文字・絵）と時間の区切りで示す。ワークシステム…「なにをどれだけどれくらいの時間行えばいいのか」と　　　　　　　　　　　　　　　「作業終了の合図と終了後の行動を明確にする」活動プログラム　　…らしいです。本人が落ちついて「一人で活動ができる」方法が残っていけば担任が替わろうが、社会に出ようが落ちついて力が発揮できる…ということらしいです。すごくかみ砕きました。すみません。どぎもを抜かれたのは段ボールで迷路のように区切られた空間。貧乏なネットカフェみたいな空間でほとんど他の友達や担当外の先生と接触がない状態で進む活動…。教師の声かけやかかわりがなければない方が、より自立しているということらしいです。普段、自分がやってることとまったく逆なんですよ。つないで、つないで、つないで…ＴＥＡＣＣＨについての予備知識はもちろんありましたがどぎも抜かれて当然ですよね？（まあ、うちは自閉っ子は可能性があるこも含めて２割弱と少ないですが…）根本理念は共感しました。プログラム自体を否定する気はありません。学ぶべきものは大いにありました。でも、技法のみが一人歩きしたら…ちょっと恐いプログラムではないかと感じました。ああ、もう、誤解覚悟でいっちゃいますが一歩間違えば…手作りネットカフェに生徒を押し込んで一人で好き勝手やらせて「子どもたちは自立してる」と満足しちゃわないか？って感じたんです。（いや、その学校はがんばってらっしゃったんですよ）すぐ続きます。

事件は教育現場で起きてるんだ！！！

みーちゃんちから　ななの誕生日にもらったワンピースマジかわいい…です。ありがとうございます。昨日、１０万ヒットしてました…キリ番見逃しました…たくさんのアクセスありがとうございます。毎日２００円ずつ貯金していけば１年半で１０万たまるものなんですね…さて、通知表仕上げをおいといての渾身の記事に応援クリックとたくさんのコメントありがとうございました。おかげさまで、点が線につながりました。記事だけでなく（記事はどうでもいいので）ぜひコメントを読んでください。毎度おなじみchibiさんより…＞namiママが青島刑事に見えてきますわ。＞和久さんと室井さんも出てきてほしいなぁ。事件は教育現場で起きてるんだ！namiママ　改め　青島です。こんばんは。主要キャストにたとえてリンクします。これで完全につながりますので　どうぞ読んでください。和久さんすみれさん真下正義室井さん諸先輩方、こんなリンクの仕方ですみません…つながったなら、愛のクリックをお願いします。→楽天以外の方はこちらからコメントください。→ さて、おかえりなさい（←きめつけ　笑）つれづれです。今日立ち読みした雑誌に、「食べる女」とか「阿修羅のごとく」の筒井ともみさんのコラムがありまして内容はうろ覚えで恐縮なんですが…食べるのが好きで　料理が好きな人はエロティックでストレスレス。一食たりともおいしくないものは食べたくない。…ああ、うろ覚え過ぎる…ってことで、全く伝わらないので主観が入りますが自分が食べたいものを　体の声をきいて、欲望に忠実にきちんと選んで　作って食べることがどれだけこころを強く安定させるか…。ってことだと思うのですがエロティックの解釈は今日はおいときます。面白そうなので掘り下げて書こうかなあ。で、エロティック青島としては俄然やる気がでてキチンと作って食べるペースに戻すきっかけとなりました。ありがとう、筒井さん。今度、本買って読みます。１５分で作った今日のばんごはん作ったのは洋風みそ汁（ベーコン・もやし・なす）とカボチャとピーマンの天ぷらのみ鮭の荒煮は魚屋さんで１５０円以下でした簡単でも　毎日美味しく作って　美味しく食べてエロティックを磨きます♪←なんのこっちゃ

教員免許更新、自己負担らしいですよ、奥さん。（後編）

前編を読んでない方は一個前に戻って前編から読んでいただくとありがたいです。いきなり本題に入らせてもらいます。後編の推測は確定事実ではなく、私の主観です。それもふまえてお読みください。そもそも本県では、教職経験者１０年目研修というのは初任者研修の次に大変な研修としてがっちり組まれております。どこの県でも大差ないでしょう。そして、１７年目研修なんてのもできまして私は今６年目研修（育児休業中で受け損なった）をうけております。ようするに５年ごとくらいに全員が受ける通常の研修とは別にすでに節目ごとの研修は組まれているわけです。教員に日々どういう研修を施すと効果的か教育センターで研究を重ねている先生方の主催で。教育センターの先生方は現場の先生方とのつながりもあるので力のある先生方も講師として呼んであって実践もじっくり伺うことができて先日の研修は本当に有意義でした。横のつながりも縦のつながりもできますしね。私達研修生だって名前も分からない１受講生じゃないわけです。一挙一動をがっちり観察されております。当初いわれてたみたいに不適格教員をあぶり出すのが目的ならばわざわざ、免許を更新しなくともこのような研修にフィルターかけちゃえばいいわけですよね。客観視して力不足と感じられるなら研修を来年度引き続きうけてもらうとか配置を考え直すとか…そもそも大学に研修を丸投げしてどうやって不適格教員をあぶりだすのかおしえてほしいんですけど…これが当初の目的だったはずですよね、お上さん。それだったら、なによりも時間も税金もかけてじっくり行う初任者研修のハードルを高くしましょうよ。つたなさではなく明らかに向いていない人が人と全くつながれない人がなんで任用期間すぎたら機械的に正式採用になるんですか？本人だって向いてない仕事に縛り付けられてかわいそうです。だから、わざわざ、大学を巻き込んで多額なお金の流れをつくったことに何か裏があるのではないかとやっぱり思ってしまうのです。ところで自動車の運転技術って講習を受けたからって向上します？しないでしょう？運転すればするほど上達しますよね？いっしょにしたくはないですがまあ、適当な講習や免許更新に全く意味がないという話です。イギリスは７０歳まで免許更新がないらしいしフランスなんて「終身更新無し」らしいですよ。だからって、事故率は日本より高いわけじゃないらしい。しかもなぜか、免許更新時にあたりまえのように支払うほにゃらら協会への寄付金？あれは警察の天下り先への資金になってるとかなってないとか。自動車免許更新のうしろに警察と天下り先の癒着だって見え隠れしてるみたいなんですよ。（どこかのHPで記事を読んだのですが…）何百万人の教員が身銭を切って払う３万円の流れに後ろめたいものはなにもないんでしょうかねえ。１０年の更新を５年で…という話もありましたがこうするとまたお金の流れが倍になるわけです。政治でお金儲けって案外簡単？誰にも何のメリットもないきな臭い教員免許更新制。いよいよ平成２１年度から見切り発車するみたいですね。私達はただ目の前の生徒のためにちゃんとした授業をしたいだけです。そのじゃまだけはしないでほしいと願うのは贅沢な願いなのでしょうか……ちなみにどこから１０年とカウントするのか知りませんが…節目の研修とかち合ったら？…はあ。もう、考えたくない。教育改革は教育のじゃまをしています。不祥事が多発したのを逆手に取り、教育改革を全面に打ち出して教員を敵にまわして、国民にこびた安倍内閣。逆にいえば、教育改革を目くらましにつかうなんて国民をバカにしていると思うのですが。そして安易に大切な法案を次々と変え…すんでのところで踏みとどまっていた日本の教育にとどめを刺そうとしています。大切なことをあっさりかえちゃったようにこれも平成２１年の施行前にあっさりかえちゃってほしいものですが…教育基本法を変えちゃうことに比べたら朝飯前だと思います。さて、国民の１票の重さを今月末十分に思い知っていただきますか。半匿名で現職者という位置でこの記事アップするのには勇気がいりました。でも声を上げていくしかないと思ってます。応援のクリック↓をいただけると嬉しいですコメント欄は楽天ユーザーのみに制限してあります。楽天以外ユーザー以外の方はメール↓でコメントいただけると嬉しいです。非公開希望と記載していないかぎり、内容をこちらで確認させてもらった上私の方で内容を確認した上、コピーしてコメントとして掲示させていただきます。

教員免許更新、自己負担らしいですよ、奥さん。（前編）

久々に毒舌モードです。読みたくない人はスルーしてもらって結構です。いや～出ましたね。ウルトラＣ。最初からそのつもりだったと思うんですけどね。金がないのにどっから（途方もなく）多額の研修費用捻出してくるんだよ？ってたんですよ。初任者研修の出張旅費だって一年に２０万ですってよ、奥さん。これには研修に携わる「人件費」はふくまれてないわけです。ちょっと前にネットで読んだニュースに大学に研修をお任せする以上はそれなりの「おみやげ」が必要だろうっていやらしいコメントをお上さんが吐いてたのを気持ちの悪い思いで読みましたが…そのおみやげの費用は教員免許所有者が約３万ずつ払うんですって。教員免許所有者全員が３万円ずつ払うんだからそりゃあまあかなりまとまった金額になりますわな。でもですねえ…確かに７日の朝、ＮＨＫで見たこのニュース。…また、教員が受講しやすいよう、長期休暇中や夜間、週末にも講座を開設したり、インターネットや通信教育も活用する予定です。そして、講習の費用は３万円程度で、原則、自己負担とする方針ですが、負担を軽減するための国の補助のあり方を検討するとしています。文部科学省は来週、中教審・中央教育審議会にこの案を示し、意見をきいたうえで、年内をめどに最終的な運用方針をまとめたいとしています。他で見つけられないんです…いつもネットでニュースをチェックしてテレビで後で出てるのみてああ、ネットで見た見たって思うんですけど…これ以外にないんですよ。教員免許更新自己負担のニュース。選挙の逆風を少しでも弱くするための情報操作ですか？まあ、来週中教審に示した時点でニュースになるのかな？国民には負担がありません…って選挙を勝ち抜くための隠し球として出たりして…（笑）でも、投票率が（たぶん）どの職種より高いまじめな教員の票は甘く見れないと思うけどなあ。教員ってどんだけいるんだろうと検索かけてみたら公立だけで７０万なんですって。そして、私立教員や教員以外の教員免許保有者となれば何百万票単位の票の動きがかかってくるニュースですよ。３万も懐から出して貴重な時間を割いて受ける研修がお粗末な物だったら…大学側のプレッシャーも計り知れないと思います。現に、教員免許更新制に協力することを喜んで意欲的に取り組もうとしてる大学なんて数えるくらいしかなくてほとんどの大学が予算削減のあおりをうけて講義を最低限の人数で回していてイレギュラーの教員免許更新制の講義に力を入れる余力はないそうです。ああ、適当な講義を時間を割いてうけるだけのために３万はたくわけですね。３万が大した額じゃないっていえるほど教員家庭は裕福ではないですよ。意味のない３万…そして、貴重な時間…いやいや、ちょっとまてよ…もう一回おそるおそる見ちゃいましょうか…教員が受講しやすいよう、長期休暇中や夜間、週末にも講座を開設したり、インターネットや通信教育も活用する予定です。な～～～に～～～？教員が受講しやすいよう…とかじゃないでしょう…休みの日に更新しろって話のようですよ。ああ、これだと出張旅費も出さなくてもいいし代替教員の心配もしなくていいですもんねえ。国民は見た目、何の不利益も被らないですねえ。ああ、ウルトラＣだこと。ってふざけんな～～～～～！教員は公務員。下僕だから、寝ないで、休まないで家族との時間を犠牲にして免許を更新しろってか？しかもいつ授業準備してるって思ってるんだろ…ほとんど、うちに帰ってからと週末ですよ。免許更新の年にあたった教員が体調を崩して休む率が確実に上がるでしょうね。ちゃんと統計とって効果がなかったら３年くらいでやめてほしいなあ…スウェーデン（←フィンランドでしたこんなミスが多いのです…すみません）の教員をみよ。院まで出て、高い資質で教員になり安月給で我慢してるじゃないか！という声も聞こえてきそうですけど奥さん。スウェーデン（←だからフィンランドです）と税金を無駄遣いしてる日本を一緒にしちゃいけませんぜ。スウェーデン（ああ、フィンランドだって…）は大学までの学費はただなんですよ～～～～要するに元ではなくて手にした教員免許。お金のいらない生活。やりがいのある仕事環境。必要以上の給料なんて求めないですよ。私だって。貧乏なのにバイトしながら通った予備校に奨学金で通った大学。（２年以内に教職に就かなかったので返済しなければなりません）そして、ほんとに最期の１年は死ぬほど勉強した大学。現場の研修にも毎週参加させていただきました。青少年のための科学の祭典等の行事スタッフも経験させてもらいながら。そして、手にした教員免許は大学側のその場しのぎのやっとこさ講義を１０年に１度３０時間、３万出してうければ更新できるわけですね。って…教員免許は自動車免許じゃね～！後編へ続く…ここまでで愕然としたあなたは↓共感のクリックをお願いします。コメント欄は楽天ユーザーのみに制限してあります。楽天以外ユーザー以外の方はメール↓でコメントいただけると嬉しいです。非公開希望と記載していないかぎり、内容をこちらで確認させてもらった上私の方で内容を確認した上、コピーしてコメントとして掲示させていただきます。