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南の島物語

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2014.12.29
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カテゴリ:釣りと音楽
いや~、酷い年末になったもんだ。

12月13日に出発したパプアニューギニアでは、快調そのもの。

まあ、釣果は潮回りからも、芳しいとは言えなかったが、
それでも、集中した4日間の釣りを終えた時は、
極上のロケーションの中での充実感は大きい。


何しろ、この12月は忙し過ぎた。

12月の1日から、強風の中、八丈小島のショア取材である。

集中した取材だが、如何せん天候が厳し過ぎた。

こう云った取材は、ガイド業をしている私には、
自分の釣りには集中し難い。

それは、風裏のポイントを選び出しているとはいっても、
魚の可能性を探るときは、危険と背中合わせの場所を選び出すことも多い。

それだけに、安全に対して気を配りながら、その集中力を
高めるのは容易ではないのだ。

この3日間のショア取材の後は、島でのオフショアジギングの写真撮り。
しかし、これも2日間、まともに船を出せる状況にない。

何とか終えたが不完全燃焼の感は否めない。

モヤモヤした物を、胸の中に仕舞い込みながら、
その翌日は、ヘリで青ヶ島に出発だ。


そして青ヶ島も大時化。3日間の予定が、中日一日だけ。

まあ、300gのジグ中心だが集中力を研ぎ澄ます。

でも、こんな時なのにカンパチが入れがかり。

2発目に20キロ。4発目は30キロ越え。

その後も。

結局は、最大で36.2キロを頭に12~13尾。
5時間の釣りで早上がり。


釣りとは、こんなもんだ。

ダメなときは、何が悪いのか?考えあぐね、ドツボに嵌る。

しかし、幾ら釣り為の技術論を頭の中で繰り返しても、
そんなもん釣れない時は釣れない。

1日、早く切り上げたのは、その翌日からパプアニューギニアがあるから。

老人にはあまりにもタイト過ぎるスケジュール。

夜中の便。翌朝、早朝に首都のポートモレスビー空港。

ホテルのレストランで軽い朝食。

そのまま2時間のトランジットでパプアの南部アロタウに。

昼過ぎに到着。寝不足で頭の中が重ニブイ。

翌日からGTフィッシング。

そして、今度は釣れない釣り。

久々のキャスティングで、翌日は肩がパンパン。
日本ではアイシング(セルフコンディショニング)で肩を冷やすが、
此処では氷は貴重品。

仕方がなく放っておく。翌朝、海で泳いで肩を回す程度。

ただ、此処の海はクロコダイルが居るらしい。長居は無用。

しかし2日目から肩が滑らかに、馴れてくる。それでも釣れ難い時は釣れ難い。4日間も投げ倒す。

一日200投からの釣りだろうか。

灼熱の中で、延々と一人だけの孤独な釣り。でも集中力は切らさない。


このリゾート、夜はお客が煩い。

そのはずだ、クリスマス近いので、オーストラリア人のお客は遅くまで飲んで騒ぐ。嗚呼。


4日間、疲労が多い中、汗だくで集中するが、結局10キロチョイのGTやグルーパー、そして赤マスなど。

でも、やはり燃焼した。

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このパプアニューギニア釣行は、エイ出版、ソルトワールドの別冊。

ムック本だが、まあパプアの目的は、私お気に入りの南国情緒な写真だ。

その辺りは船上カメラマン大川の腕次第。



パプアが終わって、釣りの強行軍は終わったが、東京宿泊後の翌日はライブリハーサルだ。

ところがところが、パプアからの帰り、緊張がまだ続くはずなのに・・・。

帰りの飛行機、冷房がやたらに効き過ぎ。

何しろ、灼熱のパプアからなので、ズボンはGパンだが、
シャツを半袖のTシャツだ。

乗客がひそひそ声で「寒いわ~」と言うほど寒い。

成田に着いた頃はゾクゾク(実は成田も5℃台と寒かった)。

ホテルまでのバスも寒く、ホテルに着いたことはガクガクと震えが来た。



そして案の定、翌日、島に帰る頃は微熱状態。

でも、何でも一生懸命の私だから、その日は渾を詰めたリハーサル。

バンドは万全の状態で翌日のクリスマスライブ。

そして、喝采の内に終了。

私にとっては最悪の状態だが、完全燃焼だ。

元々稚拙なテクニック、たいして音程が良い訳でもなく、しかも悪声だ。

ただ、体調は不十分でも手を抜かず、心を届ける。そして集中力。

お客様は皆、満足げ。そんな私の心は、少しばかり届いたような気がする。


今年一年を振り返って見る。古希を迎えた、この1年だ。

確かに体力の衰えを感じる。昔のようなハードなトレーニングもしていない。

体調の良い時も悪い時もある。

しかし、何時も全身全霊を心がける。魂を込める。


そして、この年末のバタバタが、今年一年を集約されているだろうか?。
『止めない、逃げない、諦めない』。

来年も、再来年も、いつも全力。

この事を心に決め、釣りに音楽に、集中力を高めたい。

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(これだけのお客さんが盛り上がってくれました)



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(まるで、昭和のダンスホールです)





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最終更新日  2015.01.01 13:50:31
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