カテゴリ:釣り
(ジギングで釣れるオナガダイ) 釣りには、色々な楽しさがある。 その種類も多岐に渡り、いま、僕のやっているジギングだって 釣りのカテゴリーの中で、そのファンは5%もあるだろうか。 そんなソルトのジギングの中でも、一般的な、近海のオフショアジギング、 ショアのジギング、ライトな太刀魚ジギング、シーバスジギング。 そして、人気のスローピッチジャーク、僕の好きなパワージギング。 (実は、書き換えているが、私はスロージギングとスローピッチジャークの違い、 その意識が非常に薄かった。そこのところは怒らずに笑止千万と笑って済まして欲しい) 更に、タイラバのジギングやテンヤの釣り、エビングなども含めると、 その種類は、更に更に広がる。 そして、それを其々にやり込んでいるアングラーは、技術と理論を持ち そんな自分の好きなジギングを確立させている人も多い。 それを、少々覗いただけで、また、多少の見聞きだけで、 その釣りの評価など出来る訳がない。 ジギングの創成期から、ジギングを始めた私だ。 それは、かれこれ30年近く、当初は試行錯誤だった。 そんな中で、今のジギングの基礎になっているテクニックの多くは、 例えば、重いジグ、PEライン、アシストフック、更にジグの形状、ジャークのスタイル、 今は当たり前になっているライフジャケットの着用のようなことまで、 その始まりには、否定的な意見も多かったのだ。 それらが、時が経ち、多くのアングラーたちの精進や努力もあって作られてくる。 それは、現在も進化形であり、これからも変化するものだろうか。 重いジグを使ったワンピッチのパワージギングを得意とする私だから、 今までには、そんな釣りに時間を費やしてきている。 例えば、それに対してスローピッチジャークは対照的であり、 僕の心の中でも、「あんなに針数を着けなくても」「あんなにユックりでは」 等と思う事もあった。 しかし、それは、その釣りを勉強するほどの時間を費やしてはいないし、 理解が乏しかったという事にもなる。 最近は、そういったアングラーと話を聞くうちに、その理論的な裏付けなど、 少しずつだが理解が出来るようになる。勿論、否定などは全くしない。 此処で、この2~3年の私の住む八丈島のジギング事情、 其処からの、私なりのスローピッチジャークについて考えてみたい。 と言うのは、このスロージギングでは漁師、遊漁船船長から、 様々な意見が出ているのだ。 それは、ファンの多いピッチジャークなので、島にも(私のところにも) そのタックルを持ち込むアングラーも多いのだが、それは八丈島と云う フィールドを理解したうえで、使い分けして欲しいという事なのだ。 まず、この釣り方で、高級魚のアカハタなどは良く釣れる。 しかし、この15メートル~60メートルの水深で獲られるこの魚は、 小船を使う職業船が生活の糧としている魚であり、 彼らも、過度の獲り過ぎは枯渇につながる事を知っている。 そして問題なのは、春の水温が低い時期は、この水深に 大型青物のカンパチやヒラマサが活性するのだ。 こう云った、アカハタを釣るタックルは、太目でもPEの2号、リーダーは50ポンドだろう。 しかし、この場所には入る大型の青物は、運が良ければという事もあるが、 まず、殆どは獲れるものではない。 これが一昨年の話だが、3~4キロのカンパチが釣れて喜んだが、 殆どの大型にラインブレークされ、船長達の大ひんしゅくをかったのだ。 その後も、そういう事が続き、船長達には「あの釣り方は切られる。禁止をさせよう」 そんな話が持ち上がる。 私は是非に、アングラー皆様に、この事を理解して頂きたい。 こう云った事は強制できるものではない。一つの提案だが、 まず、漁師さんたちの糧としているアカハタは、1人で5尾ほどぐらいに留め. 後は中型、大型の青物を目指しては如何だろうか。 そして、そのアカハタも、ある程度の大型な外道も想定し、最低でPEは3号以上、 リーダーは80ポンド(この島では、それでも十分に食って来る)。 そして、このスローピッチジャークで青物を目指すのであれば、出来ればPEは4号以上、 リーダーは100ポンド以上にして欲しい。 ちなみに、私は通常のジギングの話だが、その倍に近い太さを使っている(下手だと言われるだろうか)。 そして、更にスロージギングは、島では他に魚種が沢山あり、ターゲットも多いという事だ。 慣れないと少々辛いかも知れないが100メートル~200メートルでは、 アオダイ、ヒメダイ、シマアジなどが立派にターゲットになるだろうか?。 水温の冷たい時期だと、あの垂涎のオナガダイ(大きいのは8キロぐらいある)、 更にキントキダイ(大きいのでメガキントキと呼ばれる)、大型のメダイ、オオヒメダイ、 クロムツ、八丈アカムツ、色んな魚が釣れるだろうか。それらも狙っては如何だろうか。 みなさん、其々に意見はおありだろうが、一つ、小ウルサイ父親の意見として、聞いて欲しい。 せっかくの楽しい釣りなのだから、少しばかりの配慮を。そんなお願いなのです。 次回のブログには、スローに関してマダマダ理解不足の私だが、 その中深場のパワーなスローピッチジャーク、その私見やタックルバランス、魚種などを書き入れたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.04.19 22:22:19
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