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南の島物語

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2016.04.18
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カテゴリ:釣り
kkanpa


スローピッチジャークを、全くやったことが無い訳ではない。

私が関わるメーカー「アングラーズ・リパブリック」には、
スロージギングを得意とするスタッフもいる。

(スロージギングは、あくまでもユッタリとしたジギングの総称?、
スローピッチジャークは、其れとは全く違う、ジギングテクニックの一つになるだろうか。
以下は、テクニック的な話なので、スローピッチジャークとします)


勿論、スローピッチジャークを目的としてやってくるアングラーも多いのだから、
私は、そう云ったガイドもする。


ただ、皆さんもご存じのように、メディアなど、映像や誌面での私は、
重めのジグでガンガンやる、パワージギングのイメージが大きいだろうか。

海辺に育ち、釣りを始めたのは子供の頃から、そう考えると60年以上
クロダイや石鯛の磯釣りからルアーフィッシングまで、
メーカーのテスターとしてのキャリアも30年を超えた。

経験だけは人並み以上なのだから、体力の峠はとうに超えてしまったかも知れないが、
未だ人並みの対応力はあるつもりだ。

当然に自分なりの解釈で、ガイドなどで、多分物まねだが、
スローピッチジャークをすることはあるのだ。


先日だが、私がスタジオオーシャンマークのテスターとして、
ブルーヘブンの開発に当初から加わっていたこともあり、
同じスタジオオーシャンマークのテスターであり、スロージギングの達人、
西本君とスタジオオーシャンマークの大塚君が、八丈島で、
スローピッチジャークでの中深場の探査と称してやって来た。

早速だが釣果から先に述べる。

流石に、西本師匠は(この釣りでは72歳の僕の師匠に)上手い、食わせる、魅せるだ。


今回の目的は大型オナガダイ。しかし、それは厳しかった(水温的に早かったようだ)。


ただ、オナガダイの入り出す前に釣れる、ツノザメが多く、やはり吉本師匠は1人で釣っていた。

他では、皆でメダイを、それぞれ2尾ほど。

そして驚いたのは、関東近海では見た事のないほどの大きさ、
(八丈島でもジグで食うのは大きい)
キントキダイの大型、3キロを超えるメガキントキが一時は入れ食い、
ダブル、トリプルとヒットした。

最初は、通常のパワージギングをしていた私だが、その後は、
西本師匠と大塚にアドバイスを仰ぎ、まあ、高々2日で卒業証書はないが、
少しだが身に付きかけたかも知れない。


そこで、大いに私見だが私なりの解釈を述べるなら、
この中深場、マニアが喜ぶウルトラディープは別として、
至って、普通の近海ジギングアングラーにも、取っ付き易く、とても魅力的な釣りだ。


フィールドは、西の遠征で言えば、与那国、石垣、沖縄、そしてトカラでは
通常のジギングでやる深さの150~250メートル。

そして、八丈島や小笠原の150メートル以深(300メートルぐらいまでだろうか)。

東北、北海道だって、タラやメヌケの水深だから、大いに可能性はあるだろう。

まあ、僕的に言うとロ-カルな八丈島で、ジギングファンには手つかずのポイントに、
メッチャ楽しい夢があると云う事だ。


それは、垂涎の大型オナガダイ(ジグにヒットするのは大きい)、
他には八丈赤ムツ、オオオクチハマダイ、オオヒメダイ、クロムツ、など、
他に外道がカンパチやシマアジだ。

それぞれ、超の付く高級魚で、必ずと言って良いほどヒットするだろう。


ただ、今回の釣行で、この中深場のスローピッチジャークは、僕なりの勝手な解釈で、
八丈島仕様のタックルを考えるならば、船長にヒンシュクを買わない程度に
大型カンパチもターゲットに考える必要がある。

今回、僕は太めのタックルを使って、スロー初心者的テクニックだが、
あまり食いの差は少なかったと考える。
そこからもラインは、いたずらに細い必要はない。まずは4号だろう。

そして水深は300メートルまで考えると、
リールは4号を600メートルぐらい巻けるリールが良い。

当然に僕が奨めるのは、スタジオオーシャンマークのブルーヘブンL-120、
そしてこのリールは、今回このリールより、更に400グラム軽い、ナローが発売になる。
当然、このリール以外にないだろう(パチパチパチ)。

リーダーは100ポンドぐらい(130ポンドでも食いは変わらないかも)。

ジグはスローピッチジャーク仕様に拘らず、ジグの形状から潮の状況で、
ジャークの形を変える柔軟性も欲しい。

西本師匠は、ロングジグで飛ばすように動きにも効果があると。

鉄ジグ、スイムライダーの420gあたりが絶好かも知れない。
(ちなみに、私はスイムライダーのプロト、510グラムを使用している)

フックはスロー仕様だが、圧倒的にリアのフックにヒットしている。
上下につけることを嫌うなら、下だけでも良いようだ。
細軸で刺さりの良い針だが、カンパチも食う事を考えあまり小さく細いのは・・・。


この釣りは、相当に楽しい。多分。

まあ、パワージギングを推奨する私が、手のひらを返すようにスローピッチジャークの勧めは、
違和感を覚える御仁もいるかもしれないが、
釣りと云うスポーツの中で、パワージギングとスローピッチジャークは種目が違うと考えよう。

1000メートルの中距離ランナーが、マラソンを目指すようなモノ。
始めれば、それぞれに奥深く難しいが、
両方走ったって、咎める者はいないだろう。



さてさて、「今更ながら、スローピッチジャーク」
次回は、浅場に入ったカンパチ。「早いワンピッチが勝つか?スローが勝つか?編」

浅場にアカイカが入ってきて、ジギングが絶好調。
そして大型カンパチが目前の八丈島。
浅場の釣行で、小型、中型のカンパチが入れ食い。壮絶バトルです。ご期待を。






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最終更新日  2016.04.19 22:26:17
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