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2019.06.20
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カテゴリ:子ども
山形沖で大きな地震が発生
新潟は震度6強
しかも津波も発生
昨日は、ニュースを見る時間がなかったから、詳しくはわかんないけど
大きな被害が出てないといいんだけど

私の仲間も新潟にはけっこういるし
何事も無く、普通に生活できていればいいなぁ
仲間の無事を祈る


東日本大地震が発生したのは、娘'sがまだ小学生の頃だった

下校の時間に地震が発生
帰り道、かなり揺れたみたいで、電柱がグワングワンとたわんだのを見て、スゴく怖くなったと言っていた

私は、その日、その時、仕事で職場にいたが、地震発生直後は、そんなに凄い地震だったと判らず、街も多少の動揺は見られたかな
という程度だと、その時は思っていた
まぁ、発生直後は割と普通だった様に感じた

その時はまだ電話は繋がったので
普段、余程の事がないと連絡してこない娘'sが、泣きながら私の携帯に電話をしてきた

私自身、東北があんな事になっているなんて考えてもいなかったので
とりあえず落ち着かせて、なだめて
「今日は早めに帰るからネ」
と言って安心させた

その直後、ニュースを見て
東北が津波に襲われ、甚大な被害にみまわれているのを見て、ビックリした

慌てて外に出ると、JRの駅のホーム手前で電車が止まってる
確か、ついさっき、地震発生直後まで動いていたはず⁉︎

慌てて携帯を取り出すと、今度はかけても、かけてもつながらない
電波の調子が悪いのかと思い、公衆電話から家にかけると、とりあえず急いで帰ってきた、奥さんが電話に出た

「娘'sは、余程怖かったのか、今は泣きやんだけど、私から離れたがらないの」
と言っていた
「ごめん、もしかしたら今日は、帰れないかも⁉︎」
と伝えると
「無事なのが確認できたからいいよ、娘'sは落ち着かせて一緒に寝るから」
と答えてくれた

その後、職場に戻り
東北出身の娘がいたので
そんなに職場から距離はないので、歩いてでも家にすぐ帰る様にという事
帰って、とにかくいろんな連絡手段を試して、実家の家族の安否確認をした方がいい事
上司には私から話して、理解してもらうから、とにかく今は帰る事
をその娘に伝えた

それが済んだら、次は子どもを持つ同僚にも帰る様に話すが
職場の片付けだの、期日の迫った仕事があるだの
いろいろ言っていたので

「どうせ、私は帰りたくても、今日はたぶん帰れない
だから、片付けは私がやる
たぶん今日の地震で、期日だの何だの言っていられる状態じゃなくなるから」
と伝え、帰宅させた

1人、独身の同僚だけは、家族の安否確認ができたし、独り身だからと、残ってくれた
もう1人、独身女性がいたが、東北出身の娘の付き添いを頼んで帰宅させた

東日本大地震で帰宅困難者と言う言葉が使われ、自分がそれに該当する事が良く判った

結局、その日は帰れず
家に帰ったのは翌日の夜中
帰ったら、家は停電し、断水していた

母子3人、寂しく不安な夜を過ごさせてしまった
でもこればっかりは仕方がない

何事も無く、全員無事に家にそろったんだから、良しとしよう
と娘'sには話して聞かせた

帰った後、娘'sは嫌がっていたが
私は、これはライブで経験するべきだと考え
娘'sにニュースで流れる、津波の状況を見せた
その時は、かなりショックだった様だ

しかし数ヶ月ほど過ぎた、ある日
「ねぇ、私は東北の人達に何かしてあげられるのかなぁ?」
と聞いてきた
自分たちなりに、復興に協力したいた考えたらしい

「そ〜だなぁ、何かしてあげる、って考えるより、何をしてもらったら嬉しいか、考えた方がいいんじゃないかなぁ?」
と言うと

「やっぱりお金かな?」
と言うので
「お金は生活していくのに必要な物だけど、お金を稼ぐには、仕事しなきゃダメだよね?
その人達に、君たちだったら、何をしてあげられる?」
と聞いてみた

娘'sは、しばらく考えて
「買い物だ!」
と答えた
「そうだね、地震でいろいろ壊れてしまったから、自分の生活を早く戻したいと思うでしょ
大きな被害を受けた所は、まだ近づけないだろうけど、その近くへ行って、お金を使う事が少しだけど、でも復興につながっていくんだよ」
と話して聞かせた

娘'sから
「じゃあ、東北にお出かけしよう」
と言われたので
「仙台辺りはまだ近づけないかも⁉︎
福島の郡山辺りならいけるかな」
と答えた

それからしばらくは、娘'sがニュースを見て知ると
「アクアマリンふくしまがやってるらしいよ、行こう!」
「ハワイアンズが直ったみたいだよ、行こう!」
と、遠出の話をするたびに東北の方へ行きたがった
娘'sなりに気にかけて、復興の手助けになればと考えての事なんだと思う

この時期は、何だかんだと、福島へけっこう遊びに行った
もちろん、お金を使う事が復興につながると娘'sに教えたので
それを実践しての事

だいぶ街も落ち着き始めてきたようだからと、ニュースで見たので、頑張って仙台まで運転してみたりもした

いろいろあったけど、今ではいい経験をさせてあげられたと思っている

自分たちの生活面でも
断水の時は、タンクを持って、水の湧く所に水を汲みに行ったり

計画停電とガスが不調だった時は
家の前の道路にキャンプ用の簡易カマドを設置して、昼間にカレーを作っておいて
夜、カマドで温めて食べたり

停電していたので、夜、ロウソク一本灯して
家族で点かないコタツに皆んなで足を突っ込んで談笑したりして過ごした

この時、電気を使わない石油ストーブがとんでもなく大活躍!
倉庫にしまって放置していた石油ストーブを引っ張り出して
使ってみたら、コリャ便利

娘'sも
「ストーブっていろいろ使い方があるんだねぇ」
と感心していた
奥さんも、やってみて楽しくなってきたのか
実験がてら、いろいろな調理を試していたりしていた

具材を全部入れて、置いておけば、味噌汁ができるし、お釜を置いておけば、ご飯も炊ける
もちろん暖もとれるし
魚を焼いたりもした
ホント、石油ストーブは重宝した

カレーを作った時は
カレーの臭いに誘われて、お隣さんが「一緒に」と言ってくれて
お釜を持ってきて、ご飯を炊いてくれた
家はキャンプ用の飯ごうで炊くつもりだったので、とても助かった

家の前の道路で、家は爺さん婆さん入れて6人、お隣さんとワイワイやってると
娘'sの友だちとその家族が
「家にあったから」
と、食材を持って合流したりして

そして気がついたら、けっこうな人数になっていた
特にお隣さんは、老夫婦2人なので
停電の暗い中が不安だった
外だったけど、皆んなでワイワイと食事ができた事に、とても喜んでいた

いやいや、日ごろから娘'sがお世話になっているんだから、いいんですよ

娘'sにとっても
震災直後から、凄い恐怖と不安の中、過ごしてきたんだろうなぁ

家は、ほとんど被害は無かったけど、被災後の生活なんかも経験できたし、近所の助け合いも経験させてもらえた

これからの人生で一番役に立つ活きた経験だったんじゃないかって思っている

被災して、とても大変な思いをされた方々が大勢いる中
被害も少なく済んだから、こんな話ができるんだと思う

東日本大地震で被災され、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りすると共に
被害に遭われた方々の心の傷は未だに癒えていないと思わされます
心中をお察し致します


あれから8年
熊本や北海道でも大きな地震はあったけど
どことなく「まだ遠い」
みたいな感覚があった

でも今回の新潟の地震で
やっぱりどこで地震が起こっても不思議じゃないんだ
と思わされた


新潟の地震で被害に遭われた方々が、1日も早く普通の日常に戻れます様
応援しています






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最終更新日  2019.06.20 17:12:36
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