エラリー・クイーンとバスにまつわる妄想
ことの起こりは、かの「国名シリーズ」のオマージュを、不肖ぺぱくれも書いてやる!などと、無謀なことを思いついてしまった、ただそれだけのこと。結局、先に言っておきますが、オマージュもの、書いてません。私には無理です。先達を冒涜する真似しかできませんので諦めました。今日の日記は、そんな私が、オマージュを書こうと思ってから諦めるまでの妄想を記したものです。国名シリーズオマージュならば、やっぱり「国名+その国の象徴の謎」とばかりに考えること一瞬。まあ、あえて国名ではなく日本の旧国名とか、あるいはひたすらローカルに、市町村名で行くか、とかも考えましたが、どうせ私ぺぱくれが書くのならばひらすらぺぱくれらしく…という思考が生み出したタイトルは「英国ダブルデッカーバスの謎」。しかし。ダブルデッカーバスというアイデアに結び付けてしまった私の思考は、あっという間にイギリスを離れ、住み慣れた日本へ戻ってくるのでした。――以下、妄想――というか、私、海外のバス事情、詳しくないんだよな~。……ダブルデッカーバスっつったら、個人的偏見かもしんないけど、やっぱ三菱最高じゃん!あー、乗りて~。三菱三菱~っと。ん?三菱…エアロ……エアロクイーン!何!?クイーンじゃん!こんなところに。しかも「エ」アロってことは…ってダメじゃん、AEROだよ綴り…。折角、EQになるかと期待したのに…。つか、ダブルデッカーってエアロキングだし。微妙にずれてるし。関係ないし。あーでも惜しいなぁ。クイーンなのに。何か使えないかな~。そんな妄想をしているうちに、なんとなく、オマージュを書いてやる!という当初の熱意は消えていったのでした。改めて文字にして書くとアホらしいし、そもそもほとんどの人には「この人何書いてんの?」な内容ですが、思いついた当時はすごく斬新でかっちょええ案に思えたんだって。書き物している方には分かるかと思いますが、アイデアの断片から次々に連想していく時の快感!今でも、バスをネタにした新感覚ミステリの素人構想は、練られた先から消えていきます。いいアイデアが出てくるまで、バスミステリはお預けだな。