2005/09/04(日)22:01
盗撮目撃?!
私は本屋さんが大好きだ。
週に3回は必ず行っている。子どもの塾のお迎えに時間があるときなど時間つぶしは本屋さん。
昨日もいつものように雑誌をパラパラみていた。
ふと私の視界に挙動不審な男が目にはいった。
なんだか落ち着きがない。
距離にして5メートルくらい離れていたろうか・・・
そう言えば前にここの本屋で・・・
露出狂が出た!
そんな話しを聞いたことがあったのを思い出した。
こ、こいつか~?!たいしたことないもんを出して女の子を驚かせてるヤツは~~~?!
その男、年齢は不詳。
20代なのか・・・10代後半なのか・・・
目つきがおかしい。
考えすぎだろうか・・・・雑誌をめくっているが全然読んでいる感じはない。
そこにその男の側に若い女の子がやってきて、背をむけるようにして雑誌を探していた。
男は一瞬その女性の横に立った。
し、知り合い?!
・・・でもなさそう。また元の位置にもどってしばらくしてから、さっと女の子の足下に手をのばした。
ええ~~~っ?!今、何した~?
一瞬の出来事に自分の目を疑ってしまった。
私の心臓はバクバク・・・
私の視線に気がついた・・・?!
私は雑誌に目をやった。
私こそが挙動不審かもしれない・・・・
そのあと何やら手の平の中のものを上に向けてチェックしている。
そして今度はその女の子の後ろ姿全体を撮っているようなかんじだった。
店員に言いに行こう!
ちょうどレジには男の店員もいるし、なんとか捕まえられるか?!
万が一、私の勘違いだったら・・・と思うと自分から立ち向かうことができなかった・・・
「あやしい人がいます。ちょっと気をつけてみてください・・・スカートの中を撮っているようにみえます・・・」
期待した男子店員は無表情でなんの行動もおこさなかった。
若い女子店員は
「え~っ!!マジですかぁ~!どの人ですか?」
あんた~!!声がでかいよ~!!
その声が聞こえたのか、怪しい男は外に急いででていってしまったのだ。
「確かに、怪しそうな人ですね~!気持ち悪いですね!私、追いかけてみましょうか?」
かわいい女子店員は少し興奮しながら言った。
今度はあなたが危ないよ・・・
やはり、おばちゃんの私が一声かければよかったのだろうか・・・
でも私、あの顔を何度か見た記憶があるのだ。
狭い町だから、どっかで見ているはずなのだ。
でもどこで・・・?それが思い出せない。
近所だったかもしれない。ちがう本屋さんだったかもしれないし。
逆恨みされても恐い。
身近にそういう人がいたということに衝撃を受けてしまった。
少年ともおっさんとも言えそうな、あの顔は今も目に焼き付いている。
そういうのは現行犯でないと捕まえられないと聞いた。
ひとりでは無理!!
あのとき、私はどうすればよかったのだろう?!
小心者の自分がイヤになる。
その行為が許せないけど、見過ごした自分は罪悪感でいっぱいだ・・・
本屋を後にしたら、その男は隣のショッピングセンターに入っていこうとしていた。
私は既に車に乗って信号待ちしていて、またもやその男をどうすることも出来なかった。
きっと、このあたりをフラフラしているのに違いない。
私もスカートはいていたのだが・・・・
敵も誰でもいいわけではなさそうだ。
やはり、若くて可愛い子、そして周りに人がいないところで狙っていたんだろう・・・
これから私、本屋では挙動不審なおばさんになってしまいそう・・・・
「あの人よ!若い男をジロジロみてるおばさん!!」ってささやかれる?!
ああいう現場を目撃したらどうしたらいいんでしょうかねぇ・・・
あのデジカメを取りあげればよかったのかなと今さら思っても遅いよなぁ。
30ウン年生きてきたけど、かなり衝撃的だった。
あああ~ なんだか、すっきりしないわ~~~