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パピリオのリンプン日記

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ぱぴりお

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ぱぴりお@ のりまき0218さん なかなかコンサートに行く機会もありませ…

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2014年02月07日
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テーマ:糖尿病(2638)
カテゴリ:糖尿病
セット糖尿病カードとあたまの健康チェック証書4-S2S.jpg
糖尿病は、低い血糖値を目指せばいいという単純なものでないというお話です。
アメリカでの糖尿病患者で大規模に実施された臨床試験、アコード・スタディー。
グループ1は、主に薬剤を多く使って血糖値を下げ、ヘモグロビンA1cを健常者近くまで下げた群。グループ2は、薬剤の使用量を通常としたヘモグロビンA1cが6.5(従来基準)とやや緩めの管理群。
この検討は、より厳格な管理をしたグループ1のほうが合併症のリスクが下がり長生きできるのではないかという仮説に基づいてなされました。
しかし、結果は...計画よりかなり短いわずか6年で検討が中止されてしまいました。
理由は、薬剤に頼って無理に血糖値を下げたグループ1では、グループ2に比べて死亡率が明らかに高くなったからです。

えっ?
血糖値を下げたのに、なぜ死亡率が上がったのか???


それは、もともと血糖値の管理がうまく行かない人に対して、薬剤によって強力に血糖を改善すると、「低血糖」の頻度が上がるためだと説明されています。 つまり、低血糖=血中のエネルギーが不足するために、エネルギーを大量に消費する脳がダメージを受けるためだったのです。
低血糖を起こせば起こすほど、脳のダメージが蓄積されて死に至る...
これが、アコードショックの原因でした。

通常、糖尿病は、1)薬剤治療だけでなく、2)食事療法3)運動療法をバランスよく行う必要があるといわれています。最近は低血糖を起こしにくい薬剤も登場して話題になっていますが、それでも決して薬剤だけですべてがよくなることはありません。 高血糖だけでなく低血糖にもならないようできるだけ平坦な血糖値になるようコントロールすることが肝要です。

しかし、自分で最適解を見つけることは難しいものです。
できることは...糖尿病と診断を受けたらすぐに医師や看護師、栄養士、作業療法士と十分な相談をして治療方針を決め、状態を見ながら治療方法を修正していくということです。
ここで大切なのは、医療者や家族との意思疎通・連携です。
でも...それが案外難しいのです。
なぜなら、自分は糖尿病のことをよく知らない、自分の状態がよく解っていない、これからどうなってしまうかも解らないからです。
そんな患者さんやその後家族のために、医療者と話すときに使う「糖尿病質問カード」と、脳機能が健康であることを数値で確認できる「あたまの健康チェックテスト(世界標準のテスト)」をご用意しました。※あたまの健康チェックは、糖尿病の場合は年に1回は測ることがお勧めです。先ずは、できるだけすぐにチェックしてください。そうすれば、それを基準として次回以降の数値に問題がないかどうかがわかります。また、脳機能は病気の治療やトレーニングで改善することが知られていますので、早期発見、早期対応が効果的です! スターターセットもあります。





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Last updated  2014年02月07日 23時09分36秒
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