レシピ・ノート

2005/02/22(火)08:01

ハイビスカスのジャム

日曜日に小さなパーティに参加して、そこでハイビスカス・ティーを戴きました。ハイビスカスだけでなく、ドライ・フルーツのチップやローズヒップの配合された濃厚な味のものです。 ドライフルーツがゴロゴロとたっぷり入っています。ココナツの香りがするものもあります。 皆で味わっていると、70代の女性が「その葉、絶対に捨てないでジャムにしてね。」と一言。このハイビスカス・ティーは、その女性が30代でヨーロッパに留学したときに覚えたそうで「当時は本当に珍しくて、大切に大切に持ち帰った」と思い出話が尽きませんでした。 こんな少量なのに、どうやってジャムにするの?捨ててもいいのでは?という声もありましたが、砂糖を適宜かけ、レモン・ジュースを落として、電子レンジにかけること数分。ドライフルーツが程よくふやけて、たしかにジャムに向いています。 生のバラの花びらを煮てジャムにする、という話は聞いたことがあるものの、長い間、よく似たハイビスカス・ティーを飲んでいたのに、これをジャムにするとは一度も思いつかなかったことです。もともとは、飲んだ後の葉で作るものですが、作ってみて気に入ればお茶を取らずにいきなりジャムにしてもいいかもしれません。 バラのアレンジとバラのジャムのセットだそうです。 昆布でダシをとった後、その昆布を醤油と山椒などで煮含めることを昔はどの家庭でもしたようです。それなら貴重なハイビスカス・ティーを砂糖で煮含めるのは、ごく自然ななりゆきだったでしょう。 一回分の昆布では少なすぎるので、とある料理研究家がダシを取った昆布を冷凍しておいて、有る程度、量がまとまったら煮含める、と書いていたのを読んだこともあります。 ドライフルーツのたくさん入ったこのハイビスカスのジャムをケーキに焼きこんだり、アイスクリームと混ぜたりするのも楽しい使い方だと思います。単独でジャムにするほどではなくても、リンゴを砂糖で煮るとき一緒に入れればルビーのような色とハイビスカスの風味を簡単につけることが出来ます。2,3回飲んだ後でも充分だと思います。 ハイビスカスだけだと、ややジャムとしては固いので りんごなどと一緒に煮るのがお勧めです。 きららんさんのTBをご覧ください。 人気blogランキングお気に召したらクリックお願いします。 Homeに戻る。 / 他の日記を読む /楽天市場へ

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