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テーマ:世界各国に食めぐり(417)
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落合務さんのお魚料理の本の中で真っ先に作りたくなってしまった一品。
日本では鍋に入れる他、あん肝ポン酢合えが一般的です。酒・塩をしてから、巻き簾で形を整えて蒸し器で蒸す方法です。 ![]() さてさて、テリーヌといってもフードプロセッサーも使わない簡単さで、落合さんによると「黒板に書き出してもすぐ売り切れ。フォアグラよりおいしいとよく言われる」とのこと。 作り方は、有元さんのうにみたいな卵ご飯をふと思い出します。いかにも栄養のありそうなドロっとしたたんぱく質に濃い液をしみこませるやり方。 分量は落合さんのレシピ通りですが、お酒やスパイスの種類は手持ちのものに変えました。本当はマラサラワインかポルト酒、それにシェリー酒、ブランデーを使います。落合さんのレシピは、テリーヌにしても使った型の寸法がちゃんと書いてあります。分量どおりに作っても手持ちの型の大きさが違うとそれらしい高さが出なかったりすることがありますよね。
落合さんは、赤ワイン300ccを三分の一にバルサミコ100ccを2分の一に煮詰めて合わせて、水で元通り伸ばして砂糖やバターを足したソースをかけて仕上げて、マッシュポテトを焼いたパンケーキの上に盛り付け、薬味で美しく仕上げています。 私のおすすめは、水を出来れば切ったお豆腐にこのテリーヌを崩し、オリーブオイルを少し回しかけて薬味をふわっと置く盛り付け。お豆腐とは本当によく合います。豆腐とあわせてプロセッサーにかけゼラチンで固めるレシピがありましたが、自然な組み合わせだと思います。 冬の脂の乗ったものでないと固まらないそうなのでご注意を。日本の方法で鍋で蒸せば20分くらいですが、オーブンでテリーヌという発想が面白かったので、こちらをご紹介しました。オーブンで長時間・重石をして、というのがやや面倒ですがお客さんのときのための練習だと思えば、やる気になれます。 まぎれもない珍味。そっと口に含むと、酒呑みの気持ちになります。 人気blogランキングお気に召したらクリックお願いします。 Homeに戻る。 / 他の日記を読む /楽天市場へ
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2005.03.21 17:25:45
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