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papo0204

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May 2, 2002
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今でも胸が張り裂けそうにナル。
こだわっちゃう自分も嫌いなのだけど‥

あの時の夢ヲ見た。
進行形ではなかった。
ただあのときのこと。
私の知らない裏側を見てしまう夢だった。
そして「あぁ、、こんなだったんだね、、」と力の抜けた私がいた。
その私を見ている自分がいる。
「これは過去の話よ。いつまでもそんなじゃだめだよ。」
と言っていル。
「そんなんじゃ嫌われちゃうよ。」
とも言っていル。
悲しんでいる私が答える。「そんなのいやだ!」
‥そして歩き始めた。
彼を探して歩く。
悲しい時、夢の中でさえ私は彼を探す。
そして見つけた手のひらに自分の手を差しのべる。
するとその手は私の手を握りしめた。
「歩こう。おれたちは似合いの2人だ。誰に見られても恥ずかしくない。」
その手の主はそう言った。
「行こう。歩こう。たのしいよ。」
私はうなずいてついていった。
街のなかになぜかロープウェイ。遊園地のような街。
何かに乗った記憶はない。
クタクタになるまであるくばかり。
だけどたのしかった。
そして手の主は言った。
「帰らなくちゃ。」「おまえともっと一緒に居たいけどな。」
私はだまってうつむいた。
気がつくと私はひとりだった。
だけど寂しくなかった。
次に会える日を確信しているようなあったかい気持だった。
ロープウエイを見上げていた。
彼の声がした。
「次はいつ会える?お前といると落ち着くよ。愛してるよ。」

具合が悪い日は決まって複雑で長い夢を見る。
目が覚めて彼に電話した。
彼のやさしい声。
泣きそうになった。

イヤな思い出はたったひとつ。
そのたったひとつが私を迷子にする。
でもね、今日夢の中の私は歩こうとしてた。
彼の手を見つけた。

‥もう迷子じゃないね。







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Last updated  May 3, 2002 02:50:34 AM
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