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聞き耳ブログ

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秘密文書・中国共産党「対日政治工作」

昭和47年 中国共産党<対日政治工作>秘密文書


「月刊WiLL」2006年3月号

秘密文書中国の「対日政治工作」の全文が一挙公開されている。



これを日本に持ち込んだ人物は、西内雅(故人)明治36年生まれ。
陸軍士官学校を出て内閣総力戦力研究所所員。東條英機元首相らとも交遊があり、戦後は皇學館大学、京都産業大学、中央学院大学などで教鞭をとった。(中国・台湾問題が専門)

昭和40年代半ばから、香港で日本語学校を運営、文化大革命で中国から逃げてきた中国人に日本語を教えつつ、情報を収集していた時に、この「文書」を入手。

西内氏は「中国と日本の戦いは心の争奪戦」だと語っていたという。

この文書は、昭和47(1972)年7月時点で作成されているが、それ以前の工作の進み具合も含まれていて、計画の全貌が詳細に記されている。

第一期~第三期と、工作は三段階で完成となるが、現在第三期工作の初頭にまで進んでいることがわかる。

ここでは、各項目ごとに、一部引用や要旨に、私のつぶやきを加えて紹介することにします。詳しくは「WiLL3月号」を読んで下さい。




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★ 秘密文書中国共産党の「対日政治工作」



◇ A 基本戦略・任務・手段

  1.基本戦略
  2.解放工作組の任務
  3.任務達成の手段

◇ B 工作主点の行動要領
 
 第一 群集掌握の心理戦
  
  1.展覧会・演劇・スポーツ
  2.教育面での奉仕

 第二 マスコミ工作

  1.新聞・雑誌
  2.テレビとラジオ
  3.出版(単行本)
  4.本工作にマスコミ部を設けて諸工作を統轄(とうかつ)する

 第三 政党工作

  1.連合政府は手段
  2.議員を個別に掌握
  3.招待旅行
  4.対自民党工作
  5.対社会・公明・民社各党工作
  6.「政党工作組」で統轄

 第四 極右・極左団体工作

  1.対極右団体
  2.対極左団体工作

 第五 在日華僑工作

  1.華僑の階級区分
  2.工作の第一歩・逃亡の防止
  3.工作の第二歩・青少年把握
  4.国籍の取得
  5.中国銀行の使用を指定
  6.政治・思想教育
  7.「華僑工作部」で統轄

◇ C 統轄事項

  1.派遣員数・身分・組員の出身
  2.経費
  3.指令・関係文献の取扱い
  

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昨年の秋に私は、クライン孝子さん情報でこの文書の存在を知り、読んでみたいと思っていたが、とうとう「月刊WiLL」に掲載された。上海領事自殺事件などで中国の諜報活動が問題になっている今、公開するのが妥当と編集部が全文の公開に踏みきったものだ。GJ!

項目を見るだけでも、ぞっとするほどうなずけるものばかりです。

これは計画書なわけですが、現在の段階では、中共の最大の不安であった保守勢力の逆襲に、計画が頓挫しつつあることを先に述べておきます。
彼等も、まさかの「インターネット」時代を予測することができなかったのでしょう。我々にとってはラッキーでありました。まだ間に合います。

この文書は中共のものですから、第一人称(我々・我が国)は中国を指します。そしてターゲットは、私たちの日本。私たちの現実です。





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