新着記事一覧 | What's up with Paradise?

のんびりハワイ

　　先日は、日本でも報道されて大ニュースになっていたハワイの地震。結構震度の大きいものだったにも関わらず、地震自体の被害は大きくなかったのですが、大変だったのが、ハワイ州全体に起こった停電。元々、よく停電の起こるハワイのこと。誰もが「また、いつものこと。30分もすれば戻るだろう。。」と、思っていたところ。。一向に回復する気配はなく、結局、まるまる1日停電したままで、ひどいところでは、復旧に20時間以上かかったところもありました。　　日本などでは考えられない対応の遅さ。州議会などでも取り上げられ、一部では問題になっているものの、ロコの人々は呑気なもので、地震当日も各地のガレージでBBQや、酒盛りが行われていました。（笑）急がず、あせらず。。のロコ･スタイルはここでも健在。危機感のなさというか、感覚の違いを見せ付けられた一幕でありました。　　さて、地震・停電・雨と、最悪続きだったハワイも、週が明けてからは、お天気も回復し、いつもの空気が流れています。ふと、我が家から空を見上げてみると。。空にぽっかりと、雲が浮かんで、なんとも長閑しばらくすると、うろこ雲（？）に。。　　こういう何てことのない風景を、眺めているだけで癒されるのがハワイのいいところ。折角、お天気もいいので、ビーチへと足を伸ばしてみることに。観光客でごったがえすワイキキビーチですが、少し離れてみると、人気の少ないロコ･スポットがあるのです。ワイキキの喧騒から離れて。。静かに語り合うカップルがいたりして、ロマンチック　　潮の加減によっては、砂浜というほどのスペースもないのですが、水はきれいだし、静かに波の音しか聞こえないここは、ボーっとリラックスするのには最適。波打ち際には、小さな魚たちが群れています。　　とにかく、『のんびり、ゆったり』が身上のハワイ。あなたも、あなただけの『のんびりハワイ』を見つけてみてください。

セレクト･ショップ

　　ハワイといえば、アラモアナSCが有名で、高級ブランドのブティックが立ち並んでいますが、近頃は、セレクト・ショップという類の、お洒落なブティックがあちらこちらに出来始めました。以前は、ちょっと違ったお洒落なものを置いている店と言えば、カハラモール内の「Shasa Emporium」くらいしかなかったので、Shoppaholicの私としては、嬉しい限りです。　　そのShasa Emporiumで、先日友人のブランドが販売されることになったと聞いて、早速見に行ってきました。　　ChitChatというブランドで展開している子供服で、他にもWard Centerの「Cupcake Boutique」などでも取り扱っているそう。Shasa Emporiumの店員さんによると、近頃とってもよく売れているということ。とってもセンスがよくて、人柄も文句なしの友人が、こうして成功しているのを見ると、まるで自分のことのように嬉しくなってしまいます。　　さて、個人的にお気に入りのセレクトショップがもう一軒。ワイキキからも近くのマッカリーSC内にある「Valerie Joseph」というお店で、ホノルル･マガジンや、地元紙などでも取り上げられている話題のお店。取り扱っているブランドもさることながら、お店の内装もとっても素敵。オーナーのヴァレリーがLAで買い付けてくる洋服やアクセサリー、地元のデザイナーや、オリジナルブランドの洋服も置いていて、商品の回転も早いので、マメにチェックしないと、すぐに新しいものはなくなってしまいます。　　『日本人観光客相手』だけでなく、ロコにも愛されるお洒落なお店が、こうしてどんどん増えていくのは、とっても嬉しく思うこの頃。皆さんも是非チェックしてみてください♪

ロコが熱くなった週末

　　　　この週末、日本は3連休でしたが、皆さん、いかがお過ごしでしたか？　　ハワイのこの週末は、三連休ではありませんでしたが、いろいろとイベントがあり、大盛り上がりでした。まずは、「アロハ･フェスティバル」のイベント。アロハ･フェスティバルというのは、毎年9月に行われ、ホノルルだけでなく、オアフの各地、他の島でも、8月末から9月末にかけて、いろんな行事が行われます。最も有名なのが、カラカウア通りのHoolaulea（ホオラウレア）、ワイキキ・ブロック･パーティと、フローラル・パレード。今週末は、ダウンタウンでブロック･パーティがあったようですが、私自身、まだ行ったことがありません。ワイキキのHoolauleaは、ワイキキのメインストリート、カラカウア通りを封鎖して、食べ物の出店や、歌や踊りのエンターテイメント、フラのステージなどもあり、とっても賑やか。もし、参加される場合は、歩きやすい靴を履いて、荷物は少なめ。。をおすすめします。カラカウア通りのフローラル･パレードは、名前のとおり、お花できれいにデコレーションされた出車が、カラカウア通りをパレード。こちらは午前中に行われるので、パレードを見物するには、日陰になるベストポジションを確保することが大切。そうでないと、暑くてとてもじゃないけど、見ていられません。　　さて、ハワイ観光局なども力をいれているアロハ･フェスティバルですが、どちらかというと、観光客向け。この週末、ロコが暑くなったのは、UH（ハワイ大学）のフットボール！今回はアロハ･スタジアムで試合が開催されるので、スタジアムへ向かう人あり、ケーブルでオーダーして（UHフットボールの試合は、ケーブルのPPV（有料チャンネル）で放映されている）家で友達と集まって見る人あり。。各地では、ヒバチ（BBQのことを、ロコはこう呼ぶ）の煙がもうもうと上がり、ビール片手にガレージで集まった人々が、タッチダウンのたびに、上がる歓声が聞こえます。今回、UH Warriors（ハワイ大学ウォリアーズ）が対戦するのは、UNLVこと、University of Las Vegas。＜何を隠そう、数年前にベガスのスタジアムで対ハワイ戦が行われた際、「ウォリアーズをベガスで観戦しよう！」ツアーに参加したことがあります。ロコのベガス好きは有名で、趣味と実益を兼ねた感のあるこのツアーは、大人気でした。＞いつもは、弱～いUHも、今シーズンはなかなかいいようで、最終42対13で勝利。ロコの燃えた夜でした。　　日本で「アメリカン」フットボールと呼ばれるこのスポーツ。ハワイに限らず、アメリカ各地でシーズンになると、毎週スタジアムに出掛けて行ったり、テレビの前に集まって観戦したり。。と、まさにアメリカンなスポーツ。国民的一大イベントと呼べるでしょう。いつもは、「ハワイはアメリカと言っても、ちょっと違う。」といった感じで、アメリカ本土の風習をバカにしたりする（ま、本土の人達からすれば、「ハワイなんて。。」といった認識なのかもしれませんが）傾向にあるロコですが、これだけは、彼らも「アメリカン」なようであります。今シーズンUHのQBは、ハオリー（白人のことをロコはこう呼ぶ）ボーイのコルト・ブレナン

Howzit !

　　　　　楽園の島・ハワイに魅せられて、かれこれ15年ほどになります。　　当時から比べれば、ワイキキ周辺はキレイに整備され、アラモアナ・ショッピングセンターには「ここで手に入らない物はないのでは？」というくらい勢ぞろいした高級ブランド店、タウン周辺では、日本やLA的ラインナップのセレクトショップ、お洒落なカフェやレストランが点在し、オーシャンビューの一等地には高層コンドミニアムが立ち並び。。随分と様変わりしました。　　一方、どんどん開発が進み、モダンになっていくホノルルから離れれば、昔から変わらないのんびりとした時間の流れる「Old Hawaii -オールドハワイ-」が、あちらこちらに残っていて、このギャップがハワイの醍醐味。　　　『適度に都会で、適度に田舎。。』この頃合が、最高なのです。　　肌をジリジリと焼く常夏の太陽、抜けるような空に、透き通る海。肌で感じる空気そのもの、色、匂いですら特別で、遠く離れた日本から、そんなハワイに恋焦がれていたあの頃、「いつかは、ハワイに住みたい！」という漠然とした夢はあっても、まさか本当にDream Destination（夢の終着点）に住むことになるとは、思ってもみませんでした。　　ロコカルチャーの中で生活する今は、旅行者として訪れていた頃に感じていたトキメキや、高揚感は薄れてしまいましたが、それでもやっぱり、ここハワイにDeep in Loveなことは、変わりありません。　　現在進行形でどんどん形を変えていくハワイ。そんな日常を気の向くままに綴っていきたいと思っています。　　