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カテゴリ:2005春夏コレクション
パンツスタイルでスモール+ビッグのバランスコーデの例
A-ドルガバ ショートジョッパーズのようなラインの膝下のパンツにアニマルのチューブキャミの組み合わせ。セクシーカジュアルにはまるスモール+ビッグのバランス B-マークbyマークジェイコブス 裾を膝下まで折返したややルーズなラインのパンツにキャミの2枚重ね。表のキャミはボタンが見えるので、ヘンリーネックキャミのボタンはずしてドレープ作っているよう。 ウエストの紐を流したりキャミやパンツのドレープをダブルのVゾーンで締めている。 C-マークジェイコブス ボディーにぴったりしたピタピタカーデにストンと落とした半端丈のワイドパンツ。カーデーの裾と袖の切替は2配色にトップスの赤系とボトムの青緑系をパープルで繋いでいる上手すぎな配色。襟・袖・靴の白で清楚に締めている。 やっぱり、マークジェイコブスはトレンドの扱いだけでなく、着こなしコーデも、ものすごく上手い。 D、E-ゴルチエ ワイドなパンツにそこそこコンパクトなトップスの組み合わせ。色合い的にも上3体よりオトナなモードが感じられる。ゴルチエはスカートもロングでAラインなビッグ系なものが多かった。 F-ステラ・マッカ-ト- G-フセインチャラン スモール+ビッグに羽織を加えた例。丈短い上物をはらりと掛ける。前あけていて身幅はあるが、この丈の短いJKはいままでと比較したらスモールなJK。このバランスが最も多い。 スカートスタイルでスモール+ビッグのバランスコーデの例 H-ルイビィトン フレンチカラーがのぞいたタイトなトップスに複数の布地をバイアスに切ったフレーアーSK I-マークbyマークジェイコブス インディアンチックな柄のTシャツに膝上のボリュームSK。 J-マークジェイコブス ラガーシャツに膝下のラメテープで裾3段ラインのはいったボリュームSK 結局はマークジェイコブスが一番うまくスモール+ビッグのバランスを表現しているが、ビィトン・マークby・マークとそれぞれ同じトレンド要素をもってきていながら、ブランドごとにコーデを変え、微妙に丈バランスを変え、それぞれのブランドのノリをきちんとこなしている。 こうしてみると 伊勢丹がマークジェイコブスを押しているのもホントよくわかる。 K-ゴルチエ 膝位置前後のボリュームSKが主流だが、ロングでこのバランスやっているのは、ゴルチエのほかにガリアーノ。 ガリアーノはディオールではスモール+スモールで若々しさを出していたが自身のコレクションではスモール+ビッグが多い。 L-マルニ パンツのコーデでもそうだが、SKでもこのバランスが多い。マルニのは柄のJKだが、グリーン×茶×黄色の色あわせなので落ちついたなかにも若さがある。グリーン×茶×黄色の配色って109だとココルルとかアルバが好む配色だけど、決して109ブランドの専売ではない。 M-ドリスバンノッテン M-ミッソ-ニ わかりやすいスモール+ビッグのSKスタイリング。 トップスとボトムスをつなげていくとAラインに近くなる。このバランスが広がると、 オトナなファッションが増えていく。 デニムのパンツは定番化し継続するから、着こなしの選択幅が増える。 オシャレなお客様がますます増える。 洋服作っているアパレルはますます混乱する。(デニムのパンツが消えないだけに。) ファッションを知っている販売員さんがいるお店とそうでないお店との格差が広がる。 ますます、お客さんには楽しい・アパレルには厳しい時代になる。 なんかアパレルやってる自分としては複雑。 ファッションが好きな一人としては嬉しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.11.07 20:49:06
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