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テーマ:アパレル業界疑問・自問(189)
カテゴリ:アパレル業界にまつわる話
業界誌に自分が思うことと同じ考えのコラムがあった。
マーケットに対するトレンドの先出しがアパレル苦戦に繋がる要因。先出しイコールオシャレになっていない。逆にお客様との乖離に繋がっている。 だからといって遅出ししたらダサくなる。みんながやったあと出していたらダサく思われそう。だから、先出しし過ぎると薄々はわかっていても無くならない。 先出しで、お客様が欲しいと思った時は鮮度が無い。マーケットによってはピークなのに実質値下げ。先出し商品が溢れるから、よそより少しでも安いものをと。 そんな状況では、 真に顧客様がいるお店。定番がシッカリあるお店。 でないとドンドン駄目になる。 目先のトレンドだけで買うのでは無く、そこのブランド・そこのお店だから、そこでトレンドを買う。 定番=シンプル・ベーシックではない。アイテムでも単品でもよい。デザイン物でもよい。デザインが変わってもよい。もしか、服ではないなにかでもよいかも。例えばサービスとか、情報とか。 でも、そこのお店にいけば、よそではありそうでないものがシッカリある。 それが顧客様にも繋がる。マウジーはデニムパンツという定番で大きくなったようなもの。 旧来の枠を越え無い限りは伸びがない。 だからといって新業態ではない。 ブームだからと言って、それまでスイート・キュートなブランドがセレカジに変わっても売れない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.04.10 22:21:59
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