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2005.04.28
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アパレルでよく聞く話である。
近くに新しいお店が、新しいビルが出来て競合がオープンしてお客様がそっちに流れて客数ダウン売上ダウン。

もっともらしい話。確かにお客様の絶対数が変わらず、購買力に変化なく受け皿のお店だけ増えたら分散する。
でも、単純に「はいそうですね」とは言えない。
この環境の変化は事前にわかること。対処する時間はあったはず。競合のオープンに合わせノベルティーとかの単純な対処でなくて、自店のお客様との関係を密にするなり内部で出来ること。そして、鮮度の高い競合になるわけだから自店の鮮度を上げる。改装もひとつの手段だが、他にも掃除も見直す、スタッフの前向きな異動もある。勿論、品揃え・商品での鮮度アップも。一番はスタッフの気持ちの鮮度アップ。

逆に、競合が新規オープンすることで集積度が高まるわけだから、その地区近辺にお客様は集まってくる。お友達の店・ブランドが増えたら、お客様のその地区の利便性は高まるから、今まで遠方の地区に買い物に行かれてたお客様が、その地区に新しく足運ぶ可能性高くなる。自店のこれまでのお客様を踏まえ新規のお客様へのアプローチの態勢の準備ができていれば逆に客数アップになる。

渋谷に丸井ジャム・パルコのリニューアルがあったとき、渋谷109は売上伸ばした。
これは、集積度アップし新規のお客様が増えたのと棲み分けが発生したこと。あと、ジャムやバルコが案外思ったほどのラインアップでなかっとともいえるが。。。

都内は多くの商業地がすでに存在するしキャパもおおきけど地方都市ではよく話がでてくるのが、市街地と駅前地域のなにができてこうなったという話。






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Last updated  2005.04.29 21:32:37
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