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テーマ:アパレル業界疑問・自問(189)
カテゴリ:アパレル業界にまつわる話
セール初日の1週間。
先週末からのセールに加え、平日更にセール開始した店舗が増えたことから、今週末はもっと激しくなる? そう予測し、隣のお店の部長さん見習ってVMDした。 そんな土曜の午後3時半過ぎ、今週は マジョレナさんがタイムサービス。 マジョレナも半分はセール対象だけど、先週はフロア近隣で一番良かったのに… リズリサに負けず声がよく通る。 おいおいと近くに行ったら、下のフロアのワンウェィのお兄さんが見に来てた。下のフロアにも声が届いて、やっぱり気になった模様。 スタッフ三人位で呼び込み。でも、セールムードとは言え本格スタートでないから、集まったのは十数人。リズリサの1Fは通行客多いが、3Fは普段も少ない。それでも頑張って元気に呼び込み。 隣の部長さんとすれ違ったら、お互い苦笑い。 お店戻り、ポップ大きくした。 マジョレナ前のエスカ前のうちのボディ(フロアの端なので出張マネキン置かせてもらってる)をどちらもセールに変え、ボディにセールとプライスの大きなポップを張った。服はプライス安いもので合わせた。 その後、休憩に入り、お店に戻ると、 隣のお店。 横に広い間口の天井の梁に SALEのポップが横一列に15枚ほどダーっと並んで貼ってあった。圧巻!! 苦笑いの中味は一緒だった。 ワンウェィのお兄さんは何かやったんだろうか。 マジョレナの動きに左右され、ポップ増やしたり着せ替えしたりするのが正解ではない。 何を感じ、何を考え、どう行動するか。 が重要。 行動は人によって違うだろうが、 まず、何を感じるか。 先週のリズリサにしてもそうたが、 オープンからいるスタッフに何を感じるか問いかけた。感じ方はとても弱かった。なんとか売上上げる為に頑張っていきたいけど手段方法がわからないと言うが、手段方法ではない。感じる心が強ければ、手段方法はいくらでも出てくる。 一番素直に感じるのは、あっ、マジョレナも必死だ。うちも負けられない。うちもタイムサービスで呼び込みしよう。 である。 勿論、うちはスタッフも少なく、呼び込みがあまり有効でない奥地な店なのではあるが。 この時期にセールしてるのは、望ましくない、良いことではない、かっこよくはない。 ミジェーンがセール始めたのでミジェーンのあの袋持ってるお客様が多い。若い子もお姉さんも。それを見て感じる心があったから、かっこいいとか悪いとかでなく、 マジョレナは タイムサービスして呼び込みした。 やばいと感じたから。 そんなセールモード真っ盛りのなか、 うちのお店では普段色々工夫してもびくともしなかったプロパー商品が続けざまに売れた。 セールモード高まるにつけ、見向きもされなかったプロパーが動く。 これは、いろんな重要な意味をもつ。 今の全体不振のマーケットの、 このビルのこのフロアの そして、うちのお店の 裏を返した現象。 > お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.07.15 13:57:32
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