記事を要約すると

• 電話ボックスのような1人用のワークブースを駅構内に設置


• 電源やWi-Fi、液晶ディスプレイを備え、電話や資料作成ができる


• スマートフォンからユーザー専用サイトにアクセスし予約

富士ゼロックスは、公衆電話ボックスの２倍ほどのサイズの個人専用のオフィス空間を東京メトロと協力した上で、駅構内２か所に設置するということ。

引き戸の扉を開けると、中に机、電源コンセント、Wi-Fi、液晶モニターを備えた一人用の空間である。
人が座って机で作業をする分には十分なスペースだが、当然寝たりはできない。
カプセルホテルならぬ、カプセルオフィスといった感じか。
今回設置されるのは、南北線の溜池山王駅と千代田線の北千住駅である。
電車で乗換の時にちょっとパソコンを開いてチェックしたいなといったときに、そのボックスに駆け込みパソコンをチェックしてといった使い方ができる。

しかし、なぜ駅構内に

移動しながら働く人たちもたくさんいると思われるが、例えば、駅でパソコンを開いて何かをチェックしたいなと思っても、なかなかパソコンを開ける場所がなかったりする。
カフェなどでパソコンを開いて作業している人もいるが、電話もしたいとなるとちょっと難しかったりする。なので、駅の中でちょっとした密室があると、外回りのビジネスマンにとっては電話や資料作成など周りを気にすることなく作業ができるので使い勝手は良いのかなと感じる。

利用には、専用のウェブサイトを通じて事前の予約が必要になる。スマートフォンで自分の時間を予約して利用することができるようなので、スペースが空いていればさっと予約を入れてすぐにでも利用できるのだろう。そして、スマホ自体がボックスに入るための鍵になる。
まだ、これから実証試験が開始されるということで、現時点で利用料金は未定。

５月３１日まで、しばらくは、東京メトロや富士ゼロックスの社員の方で実験を行い、そのなかでニーズを探り、設備や予約システムの使いやすさなど検証し、一般には、６月から９月の４か月間、実験的にオープンされる。

・富士ゼロックスと東京メトロが「働き方改革」の推進で協業、駅構内に個人専用のオフィス空間を提供する実証実験を開始 - 富士ゼロックス
http://news.fujixerox.co.jp/news/2018/001431/

・個人専用ボックスが駅構内に！　東京メトロと富士ゼロックスがオフィス空間提供の実証実験 - 乗りものニュース
https://trafficnews.jp/post/80262

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