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2018.07.10
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テーマ:ニュース(99402)
カテゴリ:

日産、不正の連鎖 無資格検査の発覚後もデータ改ざん


朝日新聞 2018年7月10日05時44分
引用元:https://www.asahi.com/articles/ASL79678QL79ULFA02R.html

 昨年9月に無資格検査問題が発覚した日産自動車で、出荷前の自動車の排ガスや燃費の測定をめぐる新たな不正が発覚した。不正は抜き取り検査をした台数の5割超に及び、無資格検査の発覚後も横行していた。スバルと同様の不正が明るみに出た形で、ブランドイメージの低下は必至だ。
・・・


車検

記事を要約すると


  • 日産自動車は国内の複数の工場で排ガスなどの検査データを書き換える不正を行っていた

  • 日産は去年、資格のない従業員が検査を行う不正が起きていた

  • 社内における規範意識と危機感の低さが改めて露呈


懲りない日産、遠のく信頼回復


結局、不正が発覚した後も、違う形であれまだ続けて不正をやっていたという話だ。

みっともない連中だ!

前回は資格のない従業員が検査をしていた不正。今回は2013年4月から先月まで行われており、社内で10人が不正に関わっていた。しかも、国内の製造拠点6箇所のうち、5つの工場で行われていた。
今回の不正の中身は、出荷前の新車の一部を抜き取り、抜き打ち検査(完成検査)をやっていたが、その時に燃費や排ガスの数値を、自社で設定した基準を外れることがあっても都合よくデータを改ざんしていた。また、試験室の温度や湿度など検査環境が許容範囲外でも有効なデータとして処理していた。簡単に言えば、検査してもしなくてもすべて合格させていたという酷い話だ。


なぜ不正が発覚したのか


きっかけはスバルだった。
スバルが今年4月に同じような燃費や排ガス検査のデータを書き換える不正があり、国土交通省に報告書を提出した。そしたら日産の中で不安の声が出てきて、日産も検査で書き換えがないかを調査したところ、スバルと同じような不正があったということだ。
結局、不正発覚後に徹底して社内の不正を調べていなかったということだろう。
去年、再発防止やりますよと言っていたにもかかわらず、さらに不正を続けていたということになる。

今回は品質に問題はないと言ってリコールはしないと言っているが、会社で基準を決めたのではないのか、自分たちの品質基準に合わないのであれば何らかの処置をするべきだろう。

スバルの場合はトップが責任をとって辞任していますから、まったく同じことをやっていたわけで、いったい日産はトップの責任をどうするのか。


関連サイト


・日産、排ガスや燃費測定値改ざん 国内5工場で19車種 - 中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2018071002000066.html

・日産 排ガス不正 ごまかし体質 社長、会見に出席せず - 毎日新聞
http://mainichi.jp/articles/20180710/ddm/008/020/116000c

・日産ゴーン会長、無資格検査発覚でも年報酬7億円…スバルの吉永会長も1億円超え - Business Journal
http://biz-journal.jp/2018/07/post_23986.html

・石井国交相「全容解明、厳正に対処」 日産データ改ざん - 朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASL7B3C6CL7BULFA007.html

・不正調査は大甘…日産の言い訳はまるで「森友」佐川前長官 - 日刊ゲンダイ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/233030

・1カ所だけ不正がなかった日産九州工場、分かれ目は「専門家がいたかどうか」 - MONOist
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1807/10/news047.html










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Last updated  2018.07.10 17:23:08
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