8558940 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Category

Recent Posts

Archives

2024.04
2024.03
2024.02
2024.01
2023.12
2023.11
2023.10
2023.09
2023.08
2023.07

Freepage List

Headline News

2021.01.17
XML
深刻な医療現場

国内のコロナ感染者が急増するなか、医療の現場で大きな問題が起きている。
東京などの都市部では重症患者の受け入れも難しくなりつつあり、治療の優先順位を決めるトリアージがはじまっていると朝日新聞が伝えている。

「治療の選別」始まった都市部 病床逼迫、受け入れ困難 新型コロナ
朝日新聞 2021年1月12日 5時00分
https://www.asahi.com/articles/DA3S14759422.html?iref=pc_ss_date_article


トリアージ、命の選択

トリアージ、命の選択が始まった。

どちらの命を助ける?

医療現場は恐ろしくも深刻な状況に陥っているようだ。

前提となる数字を見ると、確かに全国の死者数(1週間平均)を見ると、昨年10月末が8人、それが11月末22人、12月末53人になった。今月10日までの直近1カ月では計1500人以上が亡くなっている。これは新型コロナによる死者の4割を占める。

東京都の10日時点の入院患者は3239人。1カ月前から1354人増えた。さらに気になるのはこのうちの4割以上は、感染すると重症化するリスクの高い70代以上の高齢者が占める。

70代以上の人たちが多く入院されているが、溢れている状態でトリアージの対象になっている。

都内では今月5日時点で、人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO(エクモ))を使っている「重症患者」は111人。しかし、朝日新聞の取材で亡くなるおそれがありながらこうした積極的な治療をする予定のない人が75人いたという。
75人は積極的な治療が行われていないということになる。

もっとすごいことに、埼玉医大総合医療センターの岡秀昭教授によると、
「症状が悪化した高齢者の転院を受け入れる段階で、そこまでの治療(ECMOを使った治療)を希望しないという意思を表明している人を受け入れている。もう、そういうトリアージは現場で行われている」と話す。


なぜそのような現状に陥ってしまったのか?

人工呼吸器を使うために必要なスタッフ数が十分にいないためだ。現状致し方ないのかもしれないが、この現実は厳しいと言わざるを得ない。もしあなたがコロナに感染して重症化した場合に、その選択の中に入るということになる。

大阪では、去年10月から12月23日までの亡くなった方287人のうち、77%が人工呼吸器やICUで治療を受けることなく亡くなっている。

東京都杉並区長は重症者の治療で優先度を付ける「トリアージ」のガイドラインの策定を小池百合子知事に要望したという。
恐ろしい話だが、つまり現場まかせにするのではなく命の優先順位を行政が決めてくれという話だ。
この話を聞くと今の緊急事態宣言は甘すぎるし、いったいどういうことなのだと怒りすら感じる。


関連サイト


・杉並区長 コロナ重症者対応「トリアージ策定を」 - 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFB083E70Y1A100C2000000

・「月給50万円でも看護師が集まらない」医療逼迫下、日本でも「命の選別」は始まっている【コロナ緊急連載】 - Newsweekjapan
https://www.newsweekjapan.jp/kimura/2021/01/50.php

・全然足りない! 感染爆発防止に必要なもっと強力で早急な措置の数々 - 現代ビジネス
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/79264




話題のネット通販トレンドアイテム












お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2021.01.17 14:42:20
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.