河内のおっさんの部屋

　３日前の野球話の続きを書こうかな。
　僕が浪人していたの、１９８５年で、ちょうど阪神タイガースの優勝の年だった。バース、掛布、岡田、佐野、山本和、中西、福西、木戸、平田らの主力選手とともに、長崎、弘田ら移籍組の活躍も印象に残った年だった。人生ではじめて応援するチームが優勝までの経過をじっくり味わった年であった。
　１９８５年は、宅浪生活で、秋までの日々の生活パターンは、
試合終了～深夜・・勉強という名の妄想時間
午前３時半・・・・・・近所の朝日新聞販売所に出勤、新聞配達３００軒
午前６時半・・・・・・帰宅、朝食、おはよう朝日、録画しておいたラジオ講座聴く
午前１０時・・・・・・・就寝
午後５時・・・・・・・・起床、夕やけニャンニャンで癒され、サンテレビで阪神戦観戦、なかなか勉強手につかず
　ナンバの予備校に通っている友人たちから、昼に電話がかかり、「メンバー足らんから来て～。」とマージャンのお誘いがかかることもしばしば。自宅近くの「和弘」という雀荘で午後に数時間打つこともあった。いつまでも、うだうだ打っていたらあかんと思い、’８５年は年間３００半荘（半荘＝マージャンの一勝負の単位で約４０分ほどかかる）でやめる！と友人たちに宣言。高校３年のときから、すべての対局記録を残していたので、回数を数えるのは容易だった。３００荘到達は、阪神優勝決定の１ヶ月ほど前にやって来たが少しオーバーして３０６荘で終了。翌年、国公立大学入試終了までは１回も打つことなくガマンした。野球をＴＶ観戦するのは日本シリーズ終了まで、自分に許した。なんで、こんな年に優勝やねんとも思ったが、今思えば、宅浪時代だったため、ほとんどの試合を観戦できたのかもしれない。日本シリーズ優勝決定の日は、浪人仲間の友人宅に集合し、ＴＶ観戦そして酒盛りになって、酒の弱い僕は翌日の新聞配達は頭ガンガンだったｗｗ。

　野球の話か何かわからんようになってきたが、このように新聞配達（入学金、受験料用）、阪神優勝、おニャン子の合間に受験勉強をするというきわめて充実した１年を過ごし、ついに大学入試終了！受験結果は、野球に例えると現役時１打数０安打、浪人時６打数５安打という結果で、第一志望の大阪市立大学・法学部という大阪市民は入学金の非常に安い大学に入学した。新聞配達で貯めたバイト代の残りは、２，３月の遊び代と前期学費に充てた。
　
　大学入学後、そこには新たなベースボール人生が待っていた。（なんか、この間と同じ終わり方のような・・特にネタのない日に続く）