河内のおっさんの部屋

　８日は宝塚で８時ころ、授業が終了した。そこから、全速力でウメダの宴会会場へ向かった。到着して店を発見して突入したのは、８時４０分ころだった。すると出席していたメンバーの一人がすでに帰ったというではないか！僕が行くまで、誰も帰らんといてな～と言ってあったのに、彼はすでに２０分ほど前に帰ったという。まあ、弁護士さんというのは、想像を絶する忙しさなのかもしれないが、２００３年の年末から会っていないのだから、少しくらい待ってくれたらいいのにと、いきなりテンションが下がった。
　実は、彼のところへ出した年賀状は、住所が間違っていて戻ってきていたため、この新年会に持参していたのだ。しかたないので、もう一人住所のわかっておらず出していなかったＦＪ氏に、その年賀状を渡して、僕の住所も教えておいた。

　６時前から、その店で飲んでいたそうだが、僕が到着してからも、積もる話や、ツモる話などをして、延々とその店にいた。結婚していないのが自分だけで、安定した収入がないのが自分だけという、いかにも辛い立場を認識する場として厳しい時間でもあったが、みんな元気そうで楽しい宴会だった。奈良県の女児誘拐殺人事件の容疑者が、逮捕される前、僕ではないか？と思った者もいたようで、「なんぼなんでも、そんなことはせんよ。」とちょっとへコンだりもした。
　なんやかんや雑談をして、その店を出たのはなんと１１時！家の行事や仕事の都合で今日集まれなかった者も数人いて、今日の参加者は僕を含めて６名。その中で唯一雀士ではないＭＳ氏は、その店を出たところで地下鉄に乗って帰宅した。「打とか～！」という時間になると、どうしても雀士ではない方は、こうなってしまう。申し訳ない。まあＭＳ氏は、今日中に帰宅するつもりだったようなので、ちょうどいい時間かもしれない。

　僕の車に５人乗り、弁天町の行きつけの雀荘へ。４人サンマで、１人が順番に抜けていく方式で打ち始めた。かなり混んでいたため、タバコの煙が辛い。僕はマージャンが結構好きだが、タバコだけが地獄だ。なぜ、打ちながら吸う人が多いのか・・・本当に辛い。禁煙席のある雀荘も、ほとんど見かけない。これさえなければ、毎日でも打ちたいし、雀荘経営なども真剣に考えられるのだが、なぜか雀荘にタバコはつきもののようである。非喫煙者にとって、喫煙者に「吸うなよ～。」と言うのは、友達であっても申し訳なく感じてしまう空間である。それに他の卓の人も吸っている人が多いので、全体を禁煙にしないと意味はない。

　元日の高津雀鬼会対局を体調不良で欠席していたため、僕にとっては、これが２００５年の初打ちとなった。序盤好調だったＦＲ氏と僕が、二人が同時にツモり四暗刻でリーチ合戦になったときがあったが、僕は引き負けた。今年の初ヤクマンのチャンスは、このときだけだった。結婚できている人々とは、人生の運量が違うのか？それとも、僕の運は子供時代に使い果たしのか？いや・・そんなことはないはずだ。心を引き締めて、再び卓に向かう。
　ドボン→トップを繰り返す浮き沈みの激しい時間帯や、ちょいマイナスが続く時間帯などがあり、結局１２回打って、トップは３回で、少しマイナスで終了。後半、僕のトップ目を３回まくったＭＫ氏が勝ち頭となった。また、今回も市大エンプティ麻雀で勝てなかった。２００３年末、２００４年２月に続いて３連敗。もちろん実力的には、だいたい同じレベルなので、しかたないのかもしれないが、どうも、このメンバーでは勝てない。
　でも、まあ久々に現在でも相当の打荘数をこなす現役雀士で実力者のＦＪ氏他、年に１，２回のメンバーとの摸打は、なかなか面白かった。次回は夏か、来年冬くらいだろうか。今度は勝ってみたいもんだ。
　酒の飲めない僕にとって、宴会にマージャンが必ずついてくるこういう集まりは、飲むだけで終わらないので、とても助かる。

　終了後、みんなで中卯へ。勝ち頭のＭＫ氏がご馳走してくれた。リーチ負けを繰り返した僕には、中卯の親子丼のふんわり卵が、心に染み入る美味しさに感じられた。ＪＲで帰宅するＦＲ氏、ＦＪ氏を大阪駅まで送り、サウナへ寄りたいというＹＳ氏をニュージャパンまで送り、最も僕のご近所さんであるＭＫ氏を西田辺まで送り（自宅まで送っていけなくてスマン）、家に到着してベッドに転がりこんだ。一瞬で眠りについた。

　夢も見ず、起きたときには、すでに仕事に出る時間の２時間前。父と、うどんすきの準備をして、食べて、風呂に入って、仕事へ出発。そこでは、また「点の移動」「和差算」「つるかめ算」という、僕の日常生活が繰り広げられた。

　また、今日のような非日常の日を楽しみましょう。ゴルフにも、久々に行きたいもんですな。
　遠方から参加されたＦＲ氏、ＹＳ氏、フリー雀荘へ行きたいところを駆けつけて下さったＦＪ氏、今もハンサムなＭＳ氏、幹事を引き受けて下さったＭＫ氏、お疲れさんでした！　よい今年を過ごして下さい！