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昨夜開催された某イベントのスタッフへの差し入れにと、弁当12食分を作った。
12食は流石に結構な手間であった。 なにせ炊飯器が3合炊きのものしかないのである。 名づけて「鶏づくし弁当」。 鶏の炊き込みご飯、鶏そぼろ、鶏もも肉の直火焼き、鶏ムネ肉の粕漬け焼き。 4種類の鶏料理である。 高崎駅の「鶏めし弁当」を意識したものである。 「鶏そぼろ」は、酒、みりん、砂糖、醤油の他に、試みで味噌も加えてみた。 「鶏ムネ肉の粕漬け焼き」は長野県信濃町の地酒「松尾」の酒粕にみりん、砂糖、と塩麹を加えたものを鶏ムネ肉に塗り、一晩冷蔵庫で寝かせてからフライパンで表面を焼き、さらにオーブンで中まで火を通した。 「鶏もも肉の直火焼き」はガスレンジ、魚焼き網で焼いたもの。 もも肉の脂が滴り落ち、レンジの火の上に垂れると、凄まじい勢いで煙が上がる。 さらに、その脂に火が着くと、煙の量は家庭用の換気扇ではとても間に合わないものとなる。 部屋中に煙が充満して、視界が悪くなるほどである。 しかし、その鶏の脂の煙が鶏肉を燻して、燻製のような風味が付くのである。 春のお花見のときにも同じ手法で作った焼き鳥を持参したが、「炭火焼きだ!」と言われた。 そう、多くの人が炭火焼の風味だと思っている焼き鳥の味は、火の上に落ちた鶏の脂から出た煙の風味なのである。 フライパンや、水を張って煙が出ないようにした魚焼き用グリルでは出せない風味。 部屋中に煙が充満し、レンジ周りが脂でギトギトになることを覚悟しなければならないのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年06月18日 23時15分00秒
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