長野駅の駅弁 2012
9日間の大連休だったGWが過ぎて早2週間。今さらのという感じではあるが、黒姫山の往き帰りの長野駅で買った駅弁を載せておこう。往きに長野駅で買ったのは「味噌かつ弁当」。一人で夕方に別荘に到着する予定だったので、初日の夕食は駅弁で済ませようと思って購入したものだった。「味噌かつ弁当」950円(ちくま)長野駅の駅弁は数々食べてきたのだが、この弁当は、今回初めて見かけたものだった。今まで食べたことのない弁当を試してみたくて思わず買ってしまったのだが、色々と疑問の残る駅弁だった。ご飯の上に存在感のあるヒレカツが2個乗っていて、味噌ダレが別容器で添付されている。「味噌カツ」というと名古屋の甘辛い八丁味噌を期待してしまうのだが、この味噌ダレはそうではない。そして、何故だかヒレカツの隙間には鶏そぼろと錦糸玉子。「信州ポークのカツ」というのがウリなら、なんで豚で押さないんだろう・・・また、ご飯の上にカツを乗せるというのにも疑問がある。時間が経ったカツの衣は、ご飯の上でジメッとした感じ。揚げ物の魅力は失われている。味噌ダレが別に添付されていることとも矛盾しているような気がするのである。タレを後から掛けるようにしているのは、衣のサクッとした感じを保つためではないのか?それなら、なぜご飯の上に乗せるのかということである。どうせ衣がブヨブヨになってしまうのなら、いっそ最初から味噌ダレを衣に絡ませて、ご飯にも多少滲みこんでいる方が良いのではないかと思える。ということで、この「味噌かつ弁当」は少々期待外れだった。帰りに長野駅で買ったのは「信濃路 幕の内弁当」。こちらは長野新幹線の中で食べるのためのもの。「信濃路 幕の内弁当」1000円(ちくま)この駅弁、売り場に掲げられていた中身の写真を見て購入しているので、最初から分ってはいたのだが、私の「幕の内」の概念からは外れている。が、美味しそうなので買ってみた・・・この弁当、栗おこわと山菜おこわ、二種類のおこわとバラエティーに富んだおかずが入っていて、ビールを飲みながら美味しくいただいた。ちなみに、私の「幕の内弁当」の概念は、白飯にごま塩がふってあること(できればご飯は小さな俵型に押してあること)なのであるが・・・