2004/07/17(土)16:56
『チャーム・シティ』ローラ・リップマン/早川ミステリ
パーネルホールを読み尽くしてしまったので、何かめぼしいものは・・・と探していた時に、何故か新刊ではなく、この『チャームシティ』が平積みになっているのに出会いました。
おお、面白いじゃないですか。
この夏ははローラ・リップマンに決まりです。
主人公テスは、勤めていた新聞社倒産し、目下探偵を目指す29歳。チャーミングな叔母のキティの経営する本屋の2階で暮らしています。友人のやり手の女性記者ホイットニーはキャリア女性の見本みたいでそれはもうカッコイイ。そして恋人のクロウが、またいいんだなー。しかも6歳も年下で優しく、料理も美味く、面倒見もよく、ハンサム♪どうよ!?ねぇ、何が不満なのさ、テス!?と私なら絡みますね。
そして忘れちゃいけないのがお尻あか剥けグレイハウンドのエスケイ。レースを引退した彼女はコケティッシュでとっても魅力的なキャラクターです。どうか長生きしてシリーズの最後まで活躍してね。
美味しそうな料理が次から次へと登場するのもこの作品の魅力のひとつでしょうか。
ミステリ自体はそれほど手が込んでいるわけじゃないんだけど、とにかく登場人物が魅力的なシリーズです。
ハードボイルドじゃない、我が家のすぐ外にある探偵小説がお好きな方は是非手に取って下さい。
私も犬の散歩をしてみたいよー!
で、ボルチモアってどこ?