paseri部屋

2009/02/19(木)23:03

千里眼 完全版

小説(48)

「千里眼 完全版」(松岡圭祐・著)を読みました。 ここでよく紹介している「千里眼シリーズ」の旧シリーズの第一弾で、 実質「千里眼シリーズ」の最初の作品です。 今回のは以前小学館から刊行されてたものの改訂版で角川文庫から でているものです。 話は元自衛隊空軍で臨床心理士の岬美由紀の活躍を描いたもの。 各地で謎の爆破事件がおきてます。そこに共通することがらはある畳店の 畳が使われている建物が狙われていると。 その畳のなかにここででてくるカルト教団「恒星天球教」の教祖の写真が 隠されているとのこと。そこで教団は教祖の顔が明らかになることを恐れ、 片っ端から畳のある場所を爆破していたのでありました。 事件解決のなか教団の他の企みが明らかになっていきますが、 主人公・岬美由紀がそれらを解決していくといったものです。 旧シリーズは劇画チックで現実離れが多きいのですがそれはそれで おもしろいものでした。450ページとボリュームもあり読み応えはありました。  「千里眼 完全版」

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