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テーマ:DVD映画鑑賞(13596)
カテゴリ:映画
「誰も守ってくれない」(2009)を観ました。
監督:君塚良一 出演:佐藤浩市 、 志田未来 、 柳葉敏郎 、 石田ゆり子 、 佐々木蔵之助 、 佐野史郎 、 木村佳乃 <内容> 幼い姉妹の殺害事件で未成年の容疑者が逮捕される。その瞬間から容疑者の家族は、マスコミや世間の目を避けるため警察の保護下に置かれ、中学生の妹・船村沙織の担当は刑事の勝浦に任される。ホテルや自宅アパート、友人のマンションを転々とするが、マスコミの執拗な追跡に行き場を無くした勝浦は、かつて担当した事件の被害者家族が営む伊豆のペンションに身を寄せる。そこへ沙織のボーイフレンドが駆けつける。 「踊る大捜査線」の脚本家・君塚良一の監督作で、 犯罪者・家族の問題点に焦点をあてた映画です。 話は幼い姉妹の殺人事件で未成年の少年が逮捕されます。 そこから、その容疑者家族にマスコミや世間からの目が注目されます。 家のまわりにはマスコミ・野次馬などが。部屋には母親を残し、 少年の妹の沙織は刑事の勝浦が保護している状態です。 勝浦と沙織のいく先々にはマスコミが、そして勝浦自身、過去の 事件を掘り起こされ、それもまたマスコミのネタに。 そんなおり、沙織の母も自殺といった状況に。 勝浦の過去の事件の遺族が経営するペンションに最終的に身をよせますが、 そこもまた野次馬が。それはネットの悪質なサイトで沙織の行方を 追われているからでした。そこに、沙織の彼氏もあらわれますが、 結局はこの彼氏がネットに情報を流していた張本人ということに。 沙織の孤独を勝浦が「君が家族を守るんだ。相手の痛みがわかっている ものこそがその相手を守ることができるんだ。」 世間の目は他の事件に移っていき、事件は沙織の供述などでひとくぎり にむかっていくといったものです。 映画の途中で「犯罪者の家族を何故、守るのか?」家族には罪はないのですが、 遺族の怒りを向ける先がそこしかないというのもあるのでしょうが、 むずかしい問題を投げかける映画でした。 「誰も守ってくれない 」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Dec 23, 2009 05:01:43 PM
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