新 つれづれ日記     

2019/09/12(木)10:46

北京 故宮1

北京の風(11)

​    ​ 2003年~2004年  北京理工大学時代の思い出 故宮1 中華帝国の中枢部、紫禁城。 明代の14人の皇帝、清代の10人の皇帝が住みの491年間、 中国を統治した宮殿で、城内の面積72万平方m。                                  3月の末、一人で故宮に行ってきました。 故宮はもう7,8回目です。 何度行ってもそのスケールの大きさに圧倒されますし 中国皇帝の絶大な権力を感じます。 樹も土もなく広い広い石畳と、左右対称をなす建物 全てが人工的なので、自然志向の強い日本人には疲れる空間でもあります。 樹がないのは暗殺や不穏な密会などの動きを防ぐ為らしいです。 わたしには殺伐とした雰囲気さえ感じます。 しかし当時は煌びやかな宮廷人たちが行き交い 数々の式典が行われた空間ですから 現在の雰囲気とはまた違っていたことでしょう。 今は農協さん団体風の「おのぼりさん」でいっぱいでした。 故宮の中に誰でも入れる良い時代になったものです。 故宮の説明は「旅行ガイドブック」におまかせして このページは 「美しい造形のスナップ集」 とさせていただきます 場所名もあまり分からないまま、美しいもの、面白かったもの、感動したものを写真に撮ってきました。 「徹底して贅をつくして作りあげたもの」は、やはりそれだけの値打ちがあり美しさがあります。 故宮はもとより、世界中の文化遺産や博物館に残る昔からの「芸術品」は絶大な権力の集中下で創造されたものが多いですね。 現代社会になって、権力の一極集中がなくなったのは良いことではありますが、芸術工芸品の制作ということに限ればどうでしょうか。 富の分散のため現代のものはそのスケールが小さくなってきたのは事実だとおもいます。 広大な故宮を見物しながら、ついそんなことも思ったりしました 約9000の部屋があるといわれる。 今回は珍宝館、 絵画館、時計館などの展示館には行きませんた。 素晴らしいものがたくさんあります 故宮を全部丁寧に回ると一日でも足りないといわれています。 なお故宮の真の名品は台湾の博物館に納められています。 天井飾り 門 ​​​​​​​​​​​​石の造形​​​ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・​​​​

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