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ススキの穂が揺れるなだらかな坂、紅葉が間近の木々の装い、涼やかな風... ハイキングや山登りには、ぴったりの季節ですね。 大阪にいた頃は、周りに山登り&ハイキングに、ちょうどいい山が たくさんあったので、よく登りに行きました。 小学校では、耐寒登山で必ず登った山が、大阪で一番高い山、 「金剛山」。冬にはアイゼンをつけないと登れません。 「アイゼン」なんてものがなかった時代、雪や氷の上を滑らないように、 確か「わら縄」を巻いて登った記憶があります。 (古いですかね?) 大阪と奈良の県境にある「二上山」。ふたつの山、雄岳と雌岳がつらなる、 ふたこぶラクダの背中のような山です。 7世紀ごろ、天武天皇の息子の大津皇子(おおつのみこ)が、天皇崩御の後、 謀反の罪で断罪され、二上山の山頂のお墓に埋葬されたという話があります。 五木寛之氏の小説「風の王国」でも、二上山に現れる風のように飛ぶ民の話 があったりと、昔からロマンとミステリーの話に、事欠かない山でもあります。 私が登ったときにも、たまたま前から歩いてきたおじさんに話しかけられて、 「昔はなぁ、あのてっぺんから飛んでるB29を狙って、機銃掃射したもんや」 ...いろんな言い伝えや出来事があったんですね、この山。 大阪は「箕面国定公園」から始まって、関東まで延々1697kmの長さに及ぶ 「東海自然歩道」があり、多くの人が、その地のハイキングコースを楽しみます。 その東端にあたる「高尾山国定公園」は今の登山(ハイキング?)コースに なっています。東京都なのですが、自然が豊かで希少な植物などもよく見かけます。 大阪から東京までの間に、お住まいの方なら、この「東海自然歩道」 一度は、歩いた経験のある方が、多くおられるのではないでしょうか。 どのコースも、みどころがたくさんあり、今の季節、歩くのにぴったりの道です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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