2006/01/14(土)01:37
バナナの保存には良い気温
本当に寒い日が続きますね。
先日購入した目覚まし時計に、室温が計測できる機能がついていたので、温度を
計ってみたら、5.1度でした。
ほぼ、冷蔵庫の野菜室なみです、これは寒いわけだ。
この寒さを北海道出身の同僚に言わせると、「暖かいほうですよ、だって氷点下では
ないでしょ?」
ハイ、そうです、氷点下ではありませんネ、スミマセン...
その人は一度、マイナス18度という気温を経験したそうで、息をしたら、肺が
凍結しそうで「痛い」のだそうですよ。
ああ、本州に住んでいる者には、想像もできない世界です。
朝の寒さは、身にこたえますけど、毎朝食べるバナナの日持ちがいいのも、
この季節ならではの良さかな、とも思います。
夏場だと、2~3日ですぐに傷んでしまうバナナも、1週間経ったあとでも、
そのままの鮮度が保たれて、少しも痛んでいません。
果物を専門的に扱っている「町の果物屋さん」といわれる店で、いつもおいしい
バナナを売っているところがある、と聞いたことがあります。
バナナ自体は、熱帯の国から輸入されるとき、病害虫が国内に入ってこないように、
まだ青いものが入荷されます。
日本の倉庫で時間を置き、黄色く熟した時点で店先に並びます。
バナナについてよく熟知した果物屋さんは、この熟する時間と温度の関係を良く
知っており、バナナにとって最適な時間と温度を調整しながら、地下室などの
冷暗所で、その時を待ちます。
バナナが「もうそろそろ一番おいしい頃だよ~」と店主に声をかけるのかどうかは
知りませんが、その判断で店先に並ぶので、同じ時期に輸入されたものでも、
味の違いが格段にあらわれるといいます。
スーパーで買うのもいいですが、たまには町の果物屋さんでも買ってみましょう。
「お、いつものよりおいしいね~」と思われるかもしれません。