2006/12/16(土)07:19
料理絵日記*環境問題に貢献できる?ホタテの問題点 貝ひもと根菜の甘辛煮*
帆立の問題点は、決して力也の「ホタテマン」じゃないんです。
昔、80年代でした。
巨匠たけしさんが出ていた「オレたちひょうきん族」という番組のタケちゃんマンのコーナーで安岡力也(今は力也)さんが扮した「ホタテマン」
インパクトありましたねぇ。
今でもよく覚えているんですが、ホラ貝のことを帆立貝と言い間違えてしまい、それを皆にからかわれた力也が怒って大暴れ!(本気かジョークか判らないくらい大暴れだったんですよ)
しばらくしたら「帆立貝」の着ぐるみを着て「ホタテマン」として番組レギュラーに。
毎週ジョーズのテーマに乗って、ホタテマンの力也さんが登場し、むちゃくちゃに大暴れ!面白かったです。
そこからたしか「ホタテのロックンロール」って曲がヒットしたんですよ。
その流れで最近、飴のTVCMで「黒飴マン」になっちゃっているんですかね(ローカルな話題だったらごめんなさい)
ホタテの問題はこれじゃないんです。
ホタテは北海道に多く生息し、養殖も盛んです。
アミノ酸やタウリンなど栄養にも富み、独特の甘み(グリコーゲンの甘みだそうです)和・洋・中どんな料理にも使われます。
貝柱は肉厚で淡白なんですが柔らかくて、舌触りと風味が良いですよね。
だから帆立の貝柱は寿司や刺身、煮物・焼き物・・・どんな料理法でも美味しいですよね。
帆立の貝柱は国内だけじゃなく、急速冷却技術により、冷凍したホタテの貝柱は刺身にもできるくらい鮮度が保たれるためにフランス料理の素材として、また乾燥貝柱は高級中華食材として、盛んに輸出もされているんだそうです。
帆立御殿なんてできるほど北海道の基幹産業なんです。
本当は帆立貝、捨てるところがないくらい美味しい素材なんですよ。
貝柱はもちろん、ヒモと呼ばれる外套膜も燻製や塩辛などにして、卵もフランス料理では高級な素材として、肝も昔は食べられていました。
また貝殻は、料理の器なんかに利用されますよね。
ところが、需要が貝柱に集中しているために、貝殻や肝の処分にも困っているそうなんですね。
縄文人が捨てた貝殻が残って貝塚になるように、貝殻は時間がたっても分解しないんだそうです。
肝も肥料なんかに使えればいいんですが、肝の部分が貝毒や金属汚染(肝に海中の重金属汚染物質が溜まる)で食用に適さなくなったので肥料としても使えないらしいんです。
困った産業廃棄物問題なんです。
産業廃棄物問題は、家電や粗大ゴミ、工事産廃だけの問題じゃないんですね。
なんとか良い解決方法が見つかるようになればいいのですが・・・
というわけで、ホタテの貝柱以外の食材を使って料理を作ります(自分にできることはこのくらいしか思いつきませんでした)
スーパーにホタテの貝ひもがパック売りしています。激安なんですよね。
味は良いし、これを使わない手はありませんよ。
鍋で少量の油を入れ豆板醤を炒め、貝ひも(砂抜きしておきましょうね)大根・人参を加え軽く炒めます。
ヒタヒタの水を入れ醤油・砂糖・酒・みりんで味付けして落としぶたをし煮込みます。
煮汁が少なくなり程よい味加減になったらごま油と胡麻を入れコクを加えます。
皿に盛りつけてできあがり
1パック90円の貝紐がとっても美味しい煮物に変身。
環境問題にも貢献できる?節約レシピです。
HPのメニューが365種を超えました。1年分ですねぇ。目標1,000メニュー!!頑張ります。
この料理の詳しいレシピは 男の魚料理(貝) にあります。 毎日1メニューUPを目標にHP更新中!!!!!!
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