1303987 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

ラスタ・パスタのレレ日記

2004年09月05日
XML
「南の島の星の砂」 「南の島の恋の歌」

南の島の星の砂( 著者: Cocco | 出版社: 河出書房新社 )

【予約】 南の島の恋の歌 ( 著者: Cocco | 出版社: 河出書房新社 )

みなさんから、ぼくは洋楽しか聴かないでのですか?というふうに聞かれることが多いので、これから時々
J-Pop のことも書いてみたいと思う。

最初は沖縄出身のCocco



Coccoとの出会いは、1998年。もう6年も前になる。
Cocco/クムイウタ

アルバム「クムイウタ」の3曲目、

「強く儚い者たち」 との出会いは衝撃的だった。

「強く儚い(はかない)者たち」の歌詞には、つぎのようなところがでてくる。

『愛する人を守るため
大切なものと築くため
海に出たのね
(中略)
ここへ来たのね

だけど飛魚のアーチをくぐって
宝島が見えるころ

何も失わずに
同じでいられると思う?


ひとは弱いものよ
とても弱いものよ』


『硬い誓い交わしたのね
そんなの知っているは
“あんなに愛し合った”と
何度も確かめ合い
信じて島を出たのね

だけど飛魚のアーチをくぐって
宝島に着いた頃
あなたのお姫様は
誰かと腰を振っているわ


ひとは強いものよ

とても強いものよ』

この歌詞は、ほんとうに衝撃的だった。

後日、Coccoの絵本を読んでわかるのだが、

宝島に住んでいて、海を渡ってきた男達を誘惑する女性(人魚)は、Cocco自身なのだと思もう。

男と女の本質を見事についていると思った。
それを当時21歳のCoccoが自分で歌詞を書き、
歌っていた。

しかも、レゲエ調のリズムに、
キング・クリムゾン、第2期黄金時代のサウンドが鳴り響く。
アルバム「Lark’s Tongues in Aspic(太陽と戦慄)」~「Red」の頃
ジョン・ウェットンがヴォーカル&ベースでいた頃のサウンドだ。

これは、一体何なんだ。と思った。
この大人びた歌詞とクリムゾン・サウンド

2曲目の「濡れた揺籠(ゆりかご)」のイントロ、間奏、エンディングは、ギタ、ドラムスなど、まんまクリムゾンのサウンドだ。

クリムゾン・ファン、プログレ・ファンはぜひCoccoのこの2曲、聴いてみて欲しい。

Coccoの才能は、そんなサウンドにのって、独特の張りのある声で、
ずばっと、本質的な内容の歌詞を歌う。


11曲の「Raining」 で、Coccoは歌う。

『ママ譲りの赤毛を
2つに束ねて
みつあみ揺れてた
(中略)

静かに席を立って
ハサミを握りしめて
おさげを切り落とした


それはとても晴れた日で
未来なんていらないと思ってた

(中略)
生きていける
そんな気がしていた

教室で誰かが笑っていた

それはとても晴れた日で』

『髪がなくて
腕を切ってみた
切れるだけ切った
暖かさを感じた
血にまみれた腕で
踊っていたんだ


(中略)
それはとても晴れた日で
泣くことさえできなくて、あまりにも

(中略)

今みたく雨ならきっと泣けてた』

これは、今考えると「リスカ(リストカット)」のことを歌った歌詞といえなくもない。

とにかく、Coccoの作詞の才能はずば抜けていたと思う。
また、そのうた声は、とおくすみわたり綺麗な張りのある声だった。

きっと、彼女は、ものすごく感受性が豊かなのだろう。
そして、その強すぎる感受性のため、
東京を中心とした、日本の音楽ビジネスと
おりあいがつかなっくなっていったのではないかと思う。

Coccoは突然、歌うことをやめ、沖縄に帰った。
2001年だった。

そのCoccoが、何年かかけて、やっぱり
「歌うことをやめることは出来ない」と思ったそうだ。
ニュース23の筑紫キャスターと沖縄で、そんな会話をしていた。

彼女は、もう一度、沖縄の地で原点から、足元から歌っていこうと思ったらしい。

そこで、沖縄の子供たちと一回だけのイベントのために
何ヶ月も、沢山の沖縄の子供達と、曲を練習し
最後に、みんなで一度だけ、その歌を歌った。

それからどうしたのか、ぼくは知らなかった。
そしたら、楽天日記で、
Coccoが好きだという、何人かの方たちから
Coccoは絵本を出している、と聞いた。

2002年9月

『南の島の星の砂』

音楽をやめても、Coccoはやはり、表現活動をやめることは出来なかったのだと思う。

それが、最近、2004年8月に2冊目の絵本を出した。
『南の島の恋の歌』

最初の『南の島の星の砂』では、(内容を言ってしまうとこれから読む人にわるいので)

カラフルな珊瑚礁に抱かれた、美しい島で、
月明かりの下で、海の仲間たちがあそんだ。
そこに人魚とおぼしき女性がいる。

夜空の星たちが、海に落ちてきた。

あたらしい絵本『南の島の恋の歌』では、

やはり人魚が出てきて、
お月様が、海につかってやすむ。

南の島
人魚
海につかる星や月

2つの絵本には、共通点がある。
しかし、おおきな違いもある。
最初の『南の島の星の砂』では、絵の背景が黒なのである。
ところが新作『南の島の恋の歌』では、絵の背景が美しいグリーンから
あかるいオレンジになっていくことである。

また、1作目は、ひとつのお話として閉じていたと思う。
美しいお話だけれども、それで完結していた。

ところがあたらしい絵本では、
『世界中の美しい歌を
全部つないで

いつかあのひとの届いたら』

と思っている。

外にむかってコミュニケーションをしたい、という意志がある。
Coccoの心が、エネルギーを充填して、また、歌でメッセージを届けたい、
と思い始めたのではないかとおもう。

絵本を買った人に限定の、2曲いりシングルCDがある。
絵本についた振込み用紙で、お金を振り込めば、CoccoのあたらしいCDが買える。

まだ、お金を振り込んでいないので、CDは手に入れていないが、
Coccoが音楽活動の停止、沖縄に帰る、絵本を書く
こういったことをへて、どんな歌を歌い始めたのか、

とっても聴いてみたいと思った。






最終更新日  2004年09月05日 19時28分04秒
コメント(44) | コメントを書く
[ウクレレ・ハワイ音楽・沖縄] カテゴリの最新記事


PR

日記/記事の投稿

カレンダー

バックナンバー

2020年08月
2020年07月
2020年06月
2020年05月
2020年04月
2020年03月
2020年02月
2020年01月
2019年12月
2019年11月

フリーページ

コメント新着

 背番号のないエース0829@ Re:小室 「安室奈美恵 Never End」に、上記の内容…
 http://buycialisky.com/@ Re:映画『崖の上のポニョ』♪(07/20) wanneer moet ik cialis innemencialis wo…
 http://viagraky.com/@ Re:映画『崖の上のポニョ』♪(07/20) riesgos del viagra en adolescentes &lt…
 madoka@ Re[2]:ハワイの歌姫テレサ・ブライト沖縄音楽を歌う(07/04) >「それで、ビギンも何かもらえるのかな…

キーワードサーチ

▼キーワード検索

お気に入りブログ

Ringo Starr celebra… New! ken_wettonさん

父ちゃんの開拓物語 開拓父ちゃんさん
「歌う」のが、好き 佑【Yuu】さん
日々なるサウンドト… BASSMAN SYBさん
夢のかけら☆ヾ カリンさん9357さん

ニューストピックス


Copyright (c) 1997-2020 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.