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ラスタ・パスタのレレ日記

2004年12月24日
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カテゴリ:音楽:CD
1984年、エチオピア飢餓救援 の資金を募るためにブームタウン・ラッツのボブ・ゲルドフ が提唱して実現したチャリティ・プロジェクト「Band Aid」の「Do They Know It’s Christmas」

が、20年後の今年、2004年に復活した。

バンド・エイド20/DO THEY KNOW IT'S CHRISTMAS?
(通常盤)

バンド・エイド 20☆Do They Know It's Christmas? / Band Aid 20(ドイツ盤 CD Single) (Aポイ...
(ドイツ盤で安いです)

U2のボーノ
ポール・マッカートニー
以外は当時とは全く違う新しいアーティストたちが参加している。

ボーノは
♪Well tonight thank God it's them instead of you♪ のパートを歌っている

(このパートは、1984年にもボーノが歌ったパート)

ポール・マッカートニーはどうもベースの演奏のみの参加のようだ。


バンド・エンド20には、残念ながらぼくの知っているアーティストがほとんどいない。最近のUKのロック・シーンをあまり知らないので。すみません。

しかし、演奏と歌のほうは、オリジナル(84年)と少しアレンジを変えて、ギターのソロがフィーチャーされたり、Dizzee Rascalのラップが入ったりと、出来栄えはなかなかいい。

1984年に「バンド・エイド」がDo They Know It’s Christmas」
を出した時は、社会的インパクトは大きく、12月、東京の街中にこの曲があふれていた。

参加したミュージシャンを超豪華で、

ボブ・ゲルドフ
U2
ポール・マッカートニー
フィル・コリンズ
スティング
デビッド・ボウイ
ジョージ・マイケル
ポール・ウェラー


といった時代を超えたアーティストや

ボーイ・ジョージ(カルチャー・クラブ)
デュラン・デュラン
フランキー・ゴーズ・トゥー・ハリウッド
ポール・ヤング
バナナラマ(女性ボーカル・グループ)
スパンダー・バレエ


といった80年代を代表するアーティスト

そして、なぜかアメリカから
ジョディ・ワトリー


ら大勢のミュージシャンが参加していた。

ミュージシャンのチャリティ・レコードで何が出来るのか、という声も聞こえたが、

世界の人々の目を、国際世論をアフリカの飢餓、貧困、難民などへ向かせた功績は大きいと思う。

石油資源が豊富に埋蔵されている中東地域と違って、アフリカの飢餓、貧困、難民、部族間抗争、内戦などは、アメリカなどの大国にとって利害・利権・権益が関係しないため、そのまま放置されている、という状況は2004年の今もまったく変わっていない。

そんな放置された飢餓・貧困へ世界の目をむかせた「バンド・エイド」というプロジェクトは、やはり音楽に何が出来るか、アーティストとして何が出来るか、という問いへのひとつの答えであったと思う。

イギリスの(ボブ・ゲルドフはアイルランド人だが)ミュージシャンのこうした動きに対して、

アメリカでは、ハリー・ベラフォンテがプロデユーサーのクインシー・ジョーンズ に声をかけ、当時、そうとうなヒットメーカーであったふたり、

マイケル・ジャクソン ライオネル・リッチー が曲を書き、
アメリカの多くのアーティストが参加したプロジェクト
「USA for Africa」の「We are the World」へとつながる。

アメリカでは、
上の4人に加え、

スティービー・ワンダー
レイ・チャールズ
ブルース・スプリングスティーン
ウィリー・ネルソン
ダリル・ホール
スティーブ・ペリー(ジャーニー)
マイケル・マクドナルド(元ドゥービー・ブラザーズ)
シンディ・ローパー

などなど、

やっぱり豪華なメンバーが集まって、チャリティ・シングルが制作されました。

この二つが合体して、1985年7月13日に、

当時、まだ新しいテクノロジーであった衛星放送技術をつかい、
ロンドンとアメリカのフィラデルフィア(独立宣言のあったところ)
の2箇所での、大規模な野外チェリティ・イベント、
「ライブ・エイド」 へ発展していきました。

このイベントの様子を、日本ではフジTVが生中継していて、ぼくは一晩中、徹夜して見ていました。
やがて、このライブ・イベントが僕の意識の中で大きな力をもち、ぼくの人生の進路に大きな影響をあたえることになったのですが、その時はそんなことは全く考えもせず、

音楽という、世界に通用するユニバーサル言語と、衛星放送技術というテクノノジーがむすびついて、凄いことをやっているんだ 、という感動と感激でいっぱいでした。


当時、それでも、このチャリティから生み出された支援金は、ちゃんと食料としてエチオピアの飢餓に苦しむ人たちに届いたのか、という批判もありました。

しかし、その後、ボブ・ゲルドフはこのプロジェクトでノーベル平和賞にノミネートされ、
音楽が社会を動かす力を持っている ことを知らしめた意義は大きいと思います。、

その後の、さまざまな音楽チャリティ・イベントへとつながっているのです。

このプロジェクトがあったからこそ、今、日本でも

坂本龍一の地雷撤去・廃絶運動や
ミスチルの櫻井らによる、バンク・バンドの活動があるのではないでしょうか。

また、支援金の使われ方についても、
2004年の現在は、日本をふくめ世界中のNPOが、現地に根を張り地道で着実な活動をしていることお思うと、今年の「バンド・エイド20」の生み出す支援金は、きっとそれを必要としている人たちのところに、必要とされるカタチで届くものと信じております。

そして、なによりも、あの、「バンド・エイド」から20年たった今、「バンド・エイド20」が若いミュージシャンを中心に復活したことは、

9.11、アフガン戦争、いまだに終結しないイラク戦争、パレスチナ居住区への軍事侵攻(といってもいいと思う)と、まるで21世紀は、ふたたび戦争の時代なのではないか、と多くのひとが嘆き悲しんでいる時に、

また、あらたな勇気をわれわれに与えてくれ、なにか少しでずつでもいいから自分に出来ることをやろう
という気持ちにさせてくれます。

「バンド・エイド」「Do They Know It’s Christmas」
「バンド・エイド20」「「Do They Know It’s Christmas」

で、
♪Feed the world
Let them know it's Christmas time again♪

と、参加ミュージシャンが全員で歌うところは、そんな明るい希望と勇気をボクたちに与えてくれます。

ぼくにとって、音楽と平和を愛するぼくにとって、
クリスマスに聴くに一番ふさわしい曲
繰り返し繰り返し聴いております。

追記
嬉しいニューズがあります。完全に確認されたわけではありませんが、
アメリカのJay Z and Usherが、
プロデューサーのJermaine Dupriを迎えて、-

TLC,
Run DMC,
Snoop Dogg

などを集めて、

「We are the Future」をレコーディングするとの噂です。
レコーディング日は、多くのミュージシャンが集まる
2005年2月13日
グラミー賞授賞式のあと、

ということらしいです。

ぜひ、実現して欲しいものです。

追記2
「バンド・エイド」(84年)の「Do They Know It’s Christmas」と
「USA for Africa」の「We are the World」を聴いて、

当時から、今も思っているイギリスとアメリカの世界認識の違いをいつか日記に書きたいと思います。

追記3
ぼくの、運命を変えた(と自分で思っている)「ライブ・エイド」についても、また別途、日記を書きたいと思います。

メリー・クリスマス!







最終更新日  2004年12月25日 14時38分32秒
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