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ラスタ・パスタのレレ日記

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2004年12月28日
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スマトラ沖地震と大規模な津波によって、
朝日新聞の夕刊によれば、死者が7万人にもおよぶのではないか、とされている。

NHKのニュースでは、10カ国、2万3千人以上の犠牲者、と報じられているが(この数字の開きは何なんだろう)、

残念ながら、こういった災害は、時間がたつにつれて、その被害の甚大さがますます明らかになってくることが多く、何カ国で、何万人の方々がなくなったのか、実際にはまだよくわからない。

震源地のインドネシア、スマトラ

それから比較的(それでも大災害だが)被害の少なかった国、タイ、マレーシア、ミャンマーなど震源地から東にあった国は、最初に引き潮が来てから、波が押し寄せたらしい。

専門家に寄れば、その引き潮自体が津波の一部らしいが。
引き潮が先に来たために、若干、逃げる時間的余裕があった。

それでも、犠牲者も多く出た。その生死のさかいを分けたのは何だったんだろう。


一方、震源地から西にある、インドとスリランカでは、まともに津波による大波が押し寄せて、海岸ばかりではなく、街も、サファリパーク(スリランカ)も、一挙に飲み込まれたらしい。

海岸から遠いところにある場所で、一体なにが起こったかわからないうちになくなった方も多いのではないだろうか。


このほか、モルジブ、セイシェルなど楽園といわれている島々、バングラディッシュ、アフリカの東沿岸国のケニア、ソマリア、タンザニアなどでも、犠牲者が出ているという。

日本人は、いやすくなくとも僕は、日本は地震の危険が高く、太平洋沿岸国は、地震の危険があるということは知っていたが、

まさか、楽園といわれる島々があるインド洋や、東南アジアが、
ユーラシア大陸のプレートと、インド・オーストオラリアのプレートがぶつかっている危険な場所だということは、考えもしなかった。

言われてみれば、地球の今の7つの大陸は最初南極付近にかたまっていて、プレートの地殻運動によって、徐々に別れ、最後にインド亜大陸がユーラシア大陸にぶつかって、
ヒマラヤ山脈の隆起が出来た、と聞いたことがあるような気もする。

その2つのプレートが起こした今回のスマトラ沖地震。


しかし、日本は地震の危険があり、アメリカはテロの危険があり、ヨーロッパは寒い、となれば、
日本の観光客が、アジアのビーチ・リゾートをめざすのも不思議ではない。

タイのプーケット、それから、ディカ・プリオ主演の映画「ザ・ビーチ」のロケ地ピピ島、マレーシアのランカイ島、モルジブ、セイシェルなど、みな楽園と呼ばれ憧れられている場所だ。

ぼくも、行ったことがある場所と、いつか行ってみたい場所である。

楽園が、実は楽園ではなかったということか。

昔、南太平洋の国々に憧れ、海や波についても少し本を読んだことがある。

津波というのは、海底の水深の深いところで起こった水の上下の振幅運動が横へ伝わっていくもので、水深が深ければ深いほど、水の上下運動と同じ距離の長さの波動が水平に伝わっていくので、もの凄いスピードである、ということは知っていた。

実際、今回の津波の時速は730km、ジェット機並の速さ。
日本は、はるか昔から四方を海に囲まれた海洋国家で、
津波が、台風や暴風雨による波とは異質のものであることはやくからを知っていた。

それで、「Tsunami」が国際的に使われる言葉となった。「Jyudo」や「Kaizenn(改善)」「Zaibatsu(財閥)」などと同じ国際用語だ。

それでも、こんな大きな津波の被害が地球上で起こったのを今生きてるひとは、ほとんどしらなかったはずだ。

ましてや、普段は地震がめったに起きない国のひとびとにとっては、ほんとうになにが起こったのかわからないくらい大きな大自然の災害にちがいない。

このニュースを最初に見て、反射的に頭に浮かんだのは、
この地球上にもはや「楽園」などないのか、
ということ。

ハワイや沖縄は、「楽園」に限りなく近い自然とその土地の文化があるが(音楽や食べ物も含めて)と、おおらかな人々がいるが、
現実には、残念ながら、アメリカの軍事基地があって、このむと好まざるとにかかわらず経済基盤の一部をなしている。

9.11のテロの後、ハワイへの観光客が激減し(ピーク時の30%。すなわち7割減)、ハワイは戦時に弱い島々、という実態が分かってしまった。とても残念なことだけれども。

そして、東南アジアやインド洋の真珠のように美しい環しょうや島々も、決して安全な場所ではないことがわかってしまった。

この地球上に、安住できる場所はあるのだろうか。

まことに不謹慎ながら、多くの犠牲者が出ている大自然災害を知った最初の印象は、そういうものだった。

こんな時、日本のテレビ局は、NHK以外、報道ステーションもニュース23もやっていない。

地震と津波の実態と被害の状況を、専門家に分かりやすく解説してもらいたいが、そういう番組がほとんどない。

やっているのは、年末の特番ばかり。

そのNHKも、アフリカ東沿岸部の被害については、ほとんど報じていない。

この国のメディアはいったいどうなっているんだろうか。
何か、大きな国際的な事件や災害が起こったときに、日本のメディアの反応の悪さ(情報をとれない、番組編成を急に変えられないなど)にあきれるばかりだ。

こんな時、自分にはなにが出来るのかなあ、と考えてしまう。

こんなとき、どんな音楽を聴きたいか、それすらわからない。言葉を失い、音楽さえも失ってしまってはいけない。

昔、高中正義は、セイシェルの美しい島々と自然、鳥たちなどの写真集を見て、実際には行ったことのないセイシェルのことを思って音楽を作った。

「セイシェルズ」というアルバム。

トーキョー レギー
憧れのセーシェル諸島
TROPIC BIRDS

という名曲が入ったアルバムだ。

ギターのイントロに続いて、

♪夏がまた来る、いつかのメロディ
はしる風にのり、心はずませ、
ん~、ごらんよ、ふたりの夢の。。♪

という夏の予感を感じさせる「トーキョー レギー」

。。。 。。。 

沈黙。。。

。。。

一日も早い、救援活動、行方不明者の捜索、
食料や医薬品
医師や災害救援隊の派遣

怪我をしたひとびとの治療や、いのちかながら、助かったひとたちと、家族友人を目の前で失ったひとたちの心のケア

ライフラインの復興
衛生状態の改善

破壊された街やリゾート地の復興

やらなければいけないことは、山ほどもアル。

サザンの「TSUNAMI」がはやった時、いい曲だけれども、

「TSUNAMI」というタイトルにいやな感じを受けていた。
「TSUNAMI」は、気が付いたときにはすでに時遅く、あっというまに、沖に見えた波が海岸に押し寄せひとや家、クルマをさらってく。

そんなことを、頭の片隅でちらっと考えたからだ。

でも、本当に、本当の「TSUNAMI」がやってきて何万人ものひとびとが犠牲になるとは、つゆとも思わなかったが。

「セイシェルズ」は聴きたいが、「TSUNANI」は聴きたくない。

われながら支離滅裂の日記になってしまった。





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最終更新日  2004年12月29日 00時16分07秒
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