ラスタ・パスタのレレ日記

ＳＭＡＰ の新曲、「友だちへ　～ say what you will ～」が出た。
なんと、作曲は、あのエリック・クラプトン さま。

SMAP 友だちへ～Say What You Will～-CD-

オリジナル歌詞もクラプトン。
それを、竹内まりや が日本語の歌詞にして、

小林武 （ミスチルなどのプロデューサー）が、編曲した。

なかなか、いい曲だ。
クラプトンが書いた曲、といわれれば、うんなるほどとも思う。


ＳＭＡＰは、今までも、贅沢な布陣の作曲家･作詞家たちに曲を書いてきてもらってる。

例えば、最近からさかのぼってみると、

「世界に一つだけの花」 （作詞・作曲　槙原敬之　） 　（２００３年）

「らいおんハート 」（作詞は、あの脚本家の 野島伸司 ） （２０００年）

「夜空ノムコウ」 （作詞：スガシカオ） （１９９８年）

「セロリ」　（作詞 作曲:山崎まさよし） （１９９７年）

非常にいい日本のソングライターたちの曲にめぐまれている。


さらに、アルバムのトラックを演奏しているのは、知るひとぞ知る（実は知っている人はしっているのだが）、

ＮＹ（を中心に）の名うてのスタジオ・ミュージシャン達。
ジャズ・フュージョン系の強力なひとたちがこれまで、非常に多くのアルバムで演奏している。

例えば、

ドラムス：

スティーブ・ガッド（ドラムの神様と日本ではいわれている）
オマー・ハキム（もとウェザーリポート、もとスティング・バンド）
デイブ・ウェックル（チック・コリア・エレクトリック・バンド：最近再結成）
そのほか、
デニス・チェンバー
Narada Michael Walden
Winnie Colaiuta
Steve Ferrone

ベース：

ウィル・リー（もと２４丁目バンド）
アンソニー・ジャクソン（リー・リトナーなど）
ヴィクター・ベイリー（もとウェザーリポート）
John Patitucci（チック・コリア・エレクトリック・バンド：最近再結成）
チャック・レイニー
トニー・レヴィン（もとキング・クリムゾン、拡大ＹＥＳなど）

ドラムスとベースで 超強力リズム隊 をいつもつかっている。


ギター

ハイラム・ブロック
ナイル・ロジャーズ（もとCHIC、プロデューサーで有名）
ディーン・ブラウン（マーカス・ミラーのバンド）
デビッド.T.ウォーカー
レイ・パーカー・Jr.
ワーワー・ワトソン

サックス

ジェイ・ベッケンシュタイン（スパイロジャイラ）
マイケル・ブレッカー（ブレッカー・ブラザーズ）
ケニー・ギャレット（マーカス・ミラーのバンド）
ビル・エヴァンス（もとマイルス・バンド）
グローバー・ワシントン.Jr.（死去）


キーボード（フィリップ・セス、Greg Phillinganes）
パーカッション（ラルフ・マクドナルド）、
コーラス（マンハッタン・トランスファー）

などなど、驚きをこえてあきれ返ってしまうようなミュージシャンに演奏してもらってきたのだ。

日本人ミュージシャンでも、

ドラムス

神保彰（もとカシオペア）
青山純

など、とにかく、リズムをがっしりかためる録音だ。


役者、司会、バラエティ、に音楽とマルチに活躍するＳＭＡＰの各メンバー、
音楽的にも、最高の条件でレコーディングさせてもらっている。
さすが、ジャニーズ事務所。

というか、ＳＭＡＰは、ジャニーズ事務所の最高傑作だと思う。


それまでの、ジャニーズ系アイドルは、

たのきんトリオ、
シブがき隊、
男闘呼組、
光ＧＥＮＪＩなどは、

ファンが成長するとともに、卒業するみたいに解散するか、人気がなくなっていったが、

（なぜか、少年隊だけは、まだあるようなないような活動）

ＳＭＡＰ以降は、TOKIO、V6、Kinki Kids、嵐、など息が長く、ファン層も広くずっと続いている。

そのなかでも、息の長さ、マルチぶり、人気等々、ＳＭＡＰはジャニーズ事務所の最高傑作。

はなしが、かなりずれた。

これまで、ＣＤ製作で、ソングライター、スタジオ・ミュージシャンに恵まれたＳＭＡＰが、ついに、おんだいクラプトンの（オリジナル）作詞・作曲の

「友だちへ　~ Say What You Will ~」を歌っている。

これは聴くしかないでしょう。そして、なかなかいいのだ。


実は、クラプトンは、３月の愛知万博「愛・地球博」
のシンボル曲として自ら
「Say What You Will 」を歌うらしい。


今回、その日本語バージョンを誰に歌ってもらうかで、
「ナンバーワンよりオンリーワン」のメッセージで大ヒットした「世界に一つだけの花」を聴いて、共感してＳＡＭＰに決めたらしい。

（本当は、舞台裏話は順序が逆かもしれないが）

ＳＭＡＰの「友だちへ　~ Say What You Will ~」

確かに、クラプトンの曲らしいといえば、そうともいえ、
日本人ミュージシャンの演奏だが、左チャンネルのギターは、
クラプトンぽい感じで弾いている。

右チャンネルのギターは、
やっぱり、日本人ミュージシャンですが、

デビッド.T.ウォーカー
レイ・パーカー・Jr.
ワーワー・ワトソン 系のリズム・カッティングで、

ドラムスは山木秀夫と、

ここは、今までのスタジオ・ミュージシャン路線を引き継いでいる。

ここまでくると、はやく、クラプトンのオリジナルが聴きたくなってくるなぁ。


まあ、ＳＭＡＰの新曲「友だちへ　～ say what you will ～」

オススメです☆