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ラスタ・パスタのレレ日記

2005年03月25日
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ウクレレの神様の息子、ハワイの若手ウクレレの正当派、ハーブ・オータ Jr.(Herb Ohta Jr.)のウクレレ・ワークショップがあったので行って来た。

ジュニアは、ぼくにとっては特別な人。

彼に出会わなければ、ぼくは今、ウクレレをやっていなかもしれない。
何年か前、とても嫌な出来事があり、何もかもいやになり、ハワイにふらりと行った最終日、なにげなくワイキキのウクレレ・ショップに入って、ウクレレというものを眺めていた。

それまで、ぼくは、ウクレレどころか、弦楽器などさわったこともなかった。
音楽は大好きだったが、自分がギターなど弦楽器を演奏することなど、夢にも思っていなかった。

ところが、そこで、ウクレレのインストラクターがいて、30分ぐらい初心者向けレッスンをやってくれる、というので、ちょっとやってみようかということで、レッスンを受けてみた。

今考えると、ウクレレのコードを4つぐらい(C,F,G7,Dだったかな)
左手の弦の押さえ方をならい、右手で単純なストロークをするというだけのことだった。

ところが、ぼくの左手は、ギターもやったことがないので、がちがちに固まっていて、コード・チャンジするとタイミングがずれたり、普段使ったことのない指や手の筋肉をつかったので、いたくなってきた。

でも、そうやってコードを変えながら、ジングルベルや「You are my Sunshine」だったかな、そんな2-3曲を、歌った。

ウクレレで伴奏しながら、インストラクターと一緒に歌うことがとても楽しかった。これなら、ぼくでも弦楽器、ウクレレ、出来るかもしれない。

インストラクターは、とっても人柄のいいひとで、日本語と英語をまじえて、実に親切に丁重に教えてくれた。

そのひとこそが、Herb Ohta Jr.なのだった。すでに、ウクレレのCDをハワイで2枚出していたが、まだそんなに日本で人気が出ていた頃でもなく、ぼくはなんの先入観もなく、彼にウクレレをならって、とっても嬉しい気持ちになり、ウクレレを1本、買ってかえることにした。

だが、どれを買っていいか、何を基準に買うのかも分からず、いろいろまよった。

中国製やフィリピン製の安いウクレレもあったが、ウクレレ・プレイヤーのいない国で作ったウクレレは、どうかなぁ、と思い、ハワイ製のウクレレの中で、一番安い価格帯のなかで買うことにした。

だが、どうしても最後の1本に絞ることが出来ない。決める基準を知らないからだ。そこで、ぼくは、そのインストラクターに、これとあれのウクレレのどっちかを買おうかと思っているのだが、どっちがいいかわからない。

どっちを買ったらいいかアドバイスしてもらえないだろうか、と聞いた。
すると、インストラクターは、両方のウクレレを鳴らしてみて、即座に、「こっち」と言ってくれた。

それが、ぼくがはじめて買ったウクレレである。
ウクレレを買って、ホテルに帰った。ウクレレ・ショップでもらった、簡単な歌のウクレレ用コード譜をみながら、ベランダに出て、ワイキキのマウンテンビューの夜景をみながら、すべての曲を弾きまくった。

ただひたすら弾きまくった。気持ちがよかった。本当にこころのそこから気持ちよかった。

日本でおきたいやなこと(事件とも事故ともいまだにわかっていない)で、がちがちになった心や体が、ほんの少しだが、ゆるんでくるような気がした。

日本に帰る前日のワイキキでの出来事だ。

日本に帰って、さっそくウクレレのことを本やインターネットなどを使って調べてみた。

すると、Herb Ohta Jr.というのは、ウクレレ界ではカリスマ的存在のHerb Ohta(または通称Ohta-san)の息子さんだということを知った。

オータさんなんて、全然知らなかった。なにしろ、ウクレレのことなど何も知らなかったのだから。

でも、かえってそれがよかったのだと思う。オータさんの息子としてではなく、あの時の親切なインストラクターとして、ぼくははじめてHerb Ohta Jr.に出会い、ウクレレに出会い、ウクレレ音楽にのめりこんでいったのだから。

だから、ぼくにとってはHerb Ohta Jr.は、アーティストとかウクレレ・プレイヤーとして以前に、人柄的に大好きなひとで、彼の音楽を聴いてみると、その人柄のよさ、すなわち、謙虚でちょっとはにかみやで、ピュアで真面目で、あんまり世間慣れしていない。

そういうことがそのまま音楽にもあらわれていて、ほんとうに美しいメロディと音色のシンプルでピュアなウクレレ音楽を聴かせてくれるのだ。

オレがオレがというようなアーティストではないのだ。

それから、彼が来日する時には毎回、最低一回は、彼のライブにいって話をし、ぼくがハワイに行ったときも毎回、会うようになった。

ぼくにとっては、彼のファン以上、ただし本当の親友、というところまではいっていないのだが。彼からみたら、ぼくはたんに熱心なファンのひとりなのかもしれないが。


さて、今回のジュニアのウクレレ・ワークショップの課題曲は、

「He Aloha No O Honolulu」という曲。

彼の「ウクレレ・ロマンス」というCDに入っている。

ジュニアのワークショップに参加するのは、何回目かで、今までは、彼は、ウクレレ用のタブ譜(ギターなどでもそうだが、左手で弦を押さえる指の位置を視覚的にわかるように書いたもの)を書いてきてくれたのだが、今回は、タブ譜はいっさいなし。

五線紙にメロディが♪で書いてあり、コードの記号が書いてあるだけ。
タブ譜で、ウクレレ・ソロの練習をすることになれていたので、ちょっと面食らった。

ほかの参加者の多くもそうだったらしいが、ジュニアが最初にゆっくり指の位置を見せながら弾いて見せてくれて、次に全員でゆっくりあわせて弾いてみる。

そんなことを繰り返しながら、1-2小節ぐらいずつ、ちょっとずつ進んでは、また一番最初から、今やったところまでを通して弾いてみる、というワークショップだった。

ぼくの左手にいた女性の参加者は、ふうふうため息をつきながらも、かなりちゃんと弾いていた。

だが、ぼくは、ところどころついていけなくなり、そこは飛ばして、また次のパートでちょうどタイミングを合わせて弾ける、ぐらい出来るようになった。

あとから聞いたら、参加者のなかで、最初の2小節をやって、もうあきらめた、といっている人もいた。

ジュニアは、「今までは、タブ譜を用意してきたけれども、ウクレレ用の楽譜、ウクレレ用のタブ譜はあんまり売っていないでしょう。
自分が弾きたいと思った曲を弾く時に、タブ譜のない普通の譜面を見て弾けるようになることも、とっても大切で、だから今日はそういう教え方をした。」

と、言っていた。確かに彼の言うとおりで、普通の譜面を読んでウクレレを弾くということは、なかなか難しいけれども、とても勉強になった。

さて、レッスンもおわり、例によって、みんながサインをもらったり一緒に写真を撮ったりしていたら、そこに昨日、ワークショップを受けた、James Hillが登場した。

今回の来日で、ふたりを招聘したところ、企画運営の会社は同じところだそうで、ふたりとも同じホテルに泊まっているので、一緒に送ってく行くためにつれてきたそうだ。

昨日のJames Hillのワークショップに参加していない人(たぶんぼくと友人のMさん以外の全員)は、超ラッキー。

一度に2度おいしいことが起こったのだ。

それで、ジュニアとJamesの周りに、それぞれ輪が出来て、みんながわーわーキャーキャーやっている。

そんな中で、ジュニアはいつのまにか、真面目に明日のUkulele Super Jam 2005の演奏曲目について、プロのスラック・キー・グギタリストのMさんと相談している。

ジュニアは、明日「冬ソナ」のテーマ曲をウクレレで演奏しようかと思っていたのだ。

ぼくは、前に聞いていたので理由は知っているが、ジュニアの母親が、ハワイで「冬ソナ」にはまってしまい、母のためにウクレレを練習したそうなのだ。

それで日本でも大人気だということを聞いて、「冬ソナ」をライブでも弾こうと考えていたらしい。

ところが、スラック・キー・ギタリストのMさんをはじめ、ワークショップの参加者で、その場に残っていた人のほとんどが、「冬ソナ」のウクレレ・バージョンにはあんまり興味がない、というようなことを言っている。

ぼくは、彼の気持ちを知っていたので、「あした観客の年齢構成や男女比を見て、冬ソナのファン層が多そうだったら、演奏したらいいし、もしそうでなかったら、他の曲を演奏しては」と言ってみた。

スラック・キー・グギタリストのMさんは、いろいろ考えて、日本でロングセラーで幅広い年齢層に受け入れられている曲として「涙そうそう」がいいんじゃないだろうか、と提案した。

さっそく、ギターとウクレレで、音あわせをしている。

こんな時のために、ぼくのi Pod miniは存在しているのです。というわけではないのだが、ぼくのi Pod miniに、ビギンの一五一会バージョンの「涙そうそう」が入っているので、会場のオーディオ機器に接続して、どんな曲か聴かせてあげた。

これは(一五一会)という、4弦ギターで演奏されているんだよ、と説明したら、ジュニアはかなり興味を持ったらしい。

今から(前の晩)翌日のライブに「涙そうそう」を演奏する準備は、プロとして自分で納得のいくレベルまで達しないだろうから、おそらく無理だろうけれども、ぼくが音源を持っているから、明日のUkulele Super Jamの会場にCDを持っていってあげるよと、約束した。

James Hillはおととい来日、ジュニアは昨日来日していて、ジェット・ラグがあって疲れているだろうからということで、ワークショップのあとの懇親会もたいなものはお開きになった。

さて、明日ははたしてジュニアは「冬ソナ」を演奏するだろうか。しないだろうか。あらたな楽しみが出来た(笑)

ジュニア、昨日来日して、時差でぼーっとしていて、テンションもなかなかあがらなかっただろうけれども、ワークショップ、お疲れさま。

ありがとう。See you tomorrow♪

追記、
ジュニアの新譜が5月に出るそうです。今から楽しみだ。







最終更新日  2006年01月18日 19時15分28秒
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