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ラスタ・パスタのレレ日記

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2005年05月12日
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テーマ:ハワイ生活(909)
沖縄とハワイは共通点が多い、とぼくは前から何度かこの日記に書いてきたが、まさにそれを体現したような音楽番組が放映された。

NHKの音楽 夢くらぶで、

夏川りみ、KONISHIKIとわれらがジェイク(ウクレレ)が共演した。

まず、夏川りみとKONISHIKIの共演。

歌は「涙そうそう」と「Ka Nohona Pilikae」
前にも紹介したが、ハワイのケアリイ・レイシェルが、作曲者のビギンに無断で、カヴァーした曲。メロディのアレンジが少し違い、ハワイ語の歌詞がついている。

最初に、夏川りみが「涙そうそう」 を歌い、KONISHIKIがハワイ語で「Ka Nohona Pilikae」 を歌う。

最後にふたり同時に両方の曲を歌った。
ストリングスがバック、アコースティック・ギターに実力派の吉川忠英(これは、友だちが教えてくれた)確か、福山雅治
の曲で、よくギターを弾いている。

オリジナルが同じ曲なので、あうのは当然だが、KONISHIKIが「涙そうそう」は、はじめからハワイにあったとしても不思議ではないメロディだと言っていた。

夏川りみの歌の上手さが際立っていた。


次に、ハワイの曲で、

「Ka Makaui Ka’ili Aloha」

スペルがちょっと違うかも。フラをやっている人に怒られるかも、

バックは、

ウクレレ:キヨシ小林
スラック・キー・ギター:山内アラニ雄喜
スティール・ギター:弦さんこと、田村弦一


最近、ずーっとKONISHIKIの歌をサポート、といよりは強力にバックアップしているメンバー。

山内アラニ雄喜 さんのことは、いつかはちゃんと書かなければいけないと思うが、日本におけるハワイ音楽普及の功労者にしてスラック・キー・ギターの第一人者。

キヨシ小林 さんは、ギターでもマヌーシュ・スウィング、すなわちジプシー・スウィングの名手で、ウクレレでも、マヌー・スウィングをやったりもする。

まあ、普通のひとは、歌を歌っている夏川りみとKONISHIKIしか見ていないだろうけれども、そんなミュージシャンがつい気になって観てしまう(笑)



このあと、中村雅俊のMCで、 ジェイク が登場し、夏川りみとKONISHIKIをまじえてトークする。

まずは、一発、ジェイクが、ウクレレのライト・フィンガー奏法にハーモニクスをまじえて、軽く一発かます。

KONISHIKIも中村雅俊も、「隠れて演奏していたらウクレレとはわからない、ガット・ギターかフラメンコ・ギターみたいだ」などと言ってしゃべっている。

本当は、今のは序の口で、もっと凄いんだぞう、といってあげたかった(^^)


ところで、気になるのがジェイクのかけているめがね。
最近、ファッションとしてメガネをかけているのかと思ったが、これもウクレレ仲間の情報によると、

ジャイクが、最近、レーザーをつかった視力回復手術を受けたため、らしい。

>>ジェイクのファンクラブのKちゃん,Qちゃん、本当ですか?


ジェイクの父方の先祖(ひいおじいちゃん)は、沖縄出身、母方は福島出身らしい。

夏川りみは沖縄出身。KONISHIKIはハワイ出身。だから、本当に、ジェイクは沖縄とハワイの架け橋 なのだ。

ぼくが前から言っていたように、KONISHIKIも、「沖縄もハワイも(島の独特な)文化がそのまま音楽になっている。」と言っている。


3年前にジェイクが沖縄で出会った喜納昌吉の「花」 を夏川りみが歌い、ジェイクがウクレレで綺麗な繊細な気持ちをこめたバック演奏をする。

曲は、そのまま「童神~ヤマトグチ~」 (曲名修正しました)に移り、ストリングスやハープのバックが加わる。さすがNHK,沢山のミュージシャンをふんだんにつかっている。

でも、「童神」も、ジェイクの伴奏だけでやってもよかたんじゃないかと、ウクレレ弾き的には思う。そういう演奏も聴いてみたかった。


今度は、沖縄民謡とハワイの音楽を、夏川りみとKONISHIKIが交互に歌い、ジェイクがウクレレでサポートする。

まずは、「てぃんさぐぬ花
バックは、今度はクラリネットなどの木管楽器。さすがNHK,ふんだんにミュージシャンを使う。

そのままメドレーで「Kaimana Hila」


ハワイ音楽に詳しくなくても、たいていのひとが一度は聴いたことがあると思う、

♪カイマナヒーラー。。♪ と歌う曲。

フラの女性がふたり踊る。


膝の上にのせて演奏する木の素材のラップ・スティール・ギターを山内さんが弾いている。前にお会いした時、「この楽器やるひと少ないから後継者さがしているんだよ、やらない?」 と、山内さんとキヨシ小林さんのお二人から冗談を言われた楽器。


実際には、日倉士歳朗 さんという、ちょっと野性味のある素晴しいプレイヤーがいるのだが。


さて、曲は、さらにメドレーで、沖縄民謡「安里屋ユンタ」 (?)(曲名修正しました)


題名があいまいです。すみません。今度は沖縄のひとに怒られそう。

沖縄民謡でも、フラは踊り続ける。


ジェイクはウクレレで、山内さんはスラック・キー・ギターに持ち替えて演奏している。

♪ハイア、イヤ サッサ♪などと、掛け声を夏川りみとKONISHIKIがふたりでやっている。

曲はさらにメドレーでハワイ音楽の

「Papulina Lahilahi」

ウクレレ、ジェイク、
吉川忠英が、ギターと三線を弾いている。

実は、夏川りみさんは、まだまだハワイ語の発音がよくないと思うのだが、練習すれば、ハワイ音楽でもやっていけると思う
KONISHIKIも褒めていた。


KONISHIKIは、ファンの方には申し訳ないが、実は歌はあまり上手くない。
そういう鍛錬を積んでいないのだからそれも当然だけれども、

例えば、体型的にはKONISHIKIに似ていて、「曙、小錦、武蔵丸」のことを歌った曲もある、 IZ (残念ながら、もう若くしてなくなってしまったのだが)の歌声と聴き比べれば(聴き比べるまでもないのだが)、一目瞭然(一聴瞭然か)。


でも、KONISHIKIの愛すべきキャラクターで、日本にハワイ音楽のよさを伝える役目を果している、という意味で彼の貢献は大きいと思う。


さて、そんなKONISHIKIは、9人兄弟の8番目だそうで、一番下の妹が、食事作ったり、家族みんなを仕切っていたそうだ。そんな妹さんが、昨年心臓発作のため、亡くなったそうだ。

亡くなった妹にささげる「Empty」 という曲を英語で歌い上げるKONISHIKIからは、歌の上手い下手を超越した、心の思いが伝わってきた


バックは、山内雄喜さんのスラック・キー・ギターと、12弦ギターの田村玄一さん。山内さんも気持ちをこめて目をつむって演奏しているが、
テレビ放映のため、薄くメイキャップをしているみたいで、普段と違う唇の色にちょっと笑ってしまった(ごめんなさい)

それから、田村玄一さんが引いていた12弦ギターは、たしか、
山内さんが、シモグターの志茂さんに特別につくってもらった、オールコアのギターのはず。

コアは、普通、ウクレレに使われる木の種類だけれども、さいきんコアの木がだんだん貴重になってきていて、値段が高騰している。

相当の値段がした、と山内さんは言っていたが、
そんなコアをふんだんに使っで、ギターをつくるなんて、なんて贅沢な、とおもうかもしれないが、山内さんも思うところがあって、作ってもらったらしい。

そんな貴重なギターを、相方というか弟みたいな田村玄一さんに、ひょいと貸して演奏させちゃうところなど、いかにも山内さんらしいなぁ。


ここで、トーク。ジェイクの弟のブルース・シマブクロのBruceの名前は、
ブルース・リーからきている、というお話。
このお話は本当? 

>>>ジェイク・ファン・クラブのみなさん。

やっと、っこで、ジェイクの新曲。ウクレレ・ソロ。

「With U Always」

なかなか、これはよいぞ。上からの映像で、ジェイクがエレキ・ギター・プレイヤーばりに、フットペタルやエフェクターをかなり使いこなしている。

弦長の短いウクレレは、ハーモニクスをやりにくいのだが、ウクレレの電化によって、これが結構やりやすくなる。

それは、ぼくも、このあいだのライブで実感した。(ジェイクとは、全然違って、彼の一万分の一くらいの技ですが)


最後は、夏川りみの「ココロツタエ」 。ソロで歌う。

ニ胡 がサイドで演奏。バックにはストリングスとベースにドラムス。

ふんだんにミュージシャンを使うNHK(しつこいですか(笑))


最終的には、夏川りみの歌の上手さが一番、印象に残ったが、

夏川りみは、ハワイに行ったことがないそうなので、少しハワイ語の歌を勉強して、ケアリイ・レイシェルと共演したらいいのに。

ハワイ・ツアーやればいいのに、と思った。必ず、ハワイでも受け入れられ、高く評価されると思う。


一方、ジェイクは、夏川りみといっしょに、しばらく日本ツアーをやればいいのに。きっと今まで以上に幅広いファン層をつかむことになると思うのだが。
特に、ウクレレなんて聴いたこともなかったようなひとたちにも。

こにたんは、そのキャラクターを生かして、ハワイと日本の両方で活躍を続けてください。

中村雅俊が最後に、「夏川さんも、KONISHIKIも、ゆったりしているなあ。
南国にいくと時間が止まったようになるが、ひともそうなんだなぁ。」


と言っていた。

正しくは、「時間がゆっくり流れている」 だとは思うけれども、

中村雅俊は、「なんかこのまま、なごんで、ゆったりしたいなぁ」と言っていた。


まあ、本当は、なごんでばかりいるわけではないとおもうが、そういうことを忘れさせてしまうほどの、いい意味での「ゆるさ」が沖縄の音楽にも、ハワイの音楽にもあるとおもう。

「日本中がもっとゆるんだほうがいい」

山内アラニ雄喜さんが、ぼくに言ってくれた言葉です☆





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最終更新日  2005年05月15日 09時59分19秒
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