テーマ:洋楽(3285)
カテゴリ:音楽その他広く一般
ジェイクの新譜「Dragon」のジェケット写真に出ているウクレレは、
なんとぼくが、数年前、お金を奮発してハワイのウクレレ工房にオーダーしたものと同じなんです! ジェイクは、今まで、ハワイのウクレレの老舗「カマカ」のウクレレを使っていましたが、なぜか、今回のアルバムのジャケットでは、 「Ko’olau」(コーラウ)のテナーを持っています。 右上のジェイクのウクレレの写真と、ぼくのプロフィールのウクレレの写真を比べてみてください。おなじようなクリームがかった黄色いトップで、サイドは、ブラウン(綺麗なこげ茶の色)をしているでしょう。 写真から判断すると、ボディのトップの木は、アコースティック・ギターではよく使う、スプルース。 ボディのサイドとバックは、ハワイではもともとウクレレによく使われていたコアの木のようです。 正確に言うと、ぼくが持っているのは、コンサート・サイズなので、ジェイクのものより、ひとまわり小さいです。 あと、弦を巻くためのペグがちょっと違いますね。ぼくのほうは横に出ていますが、ジェイクのは下に出ています。 でも、ウクレレの基本構造と木の組み合わせは一緒です。わいわい(笑) 今回、ジェイクはなんで、カマカからコーラウに切り替えたのでしょうか。 「Dragon」の初回限定盤のDVDには、前のカマカのテナーで演奏するシーンが出ていますから、つい最近、かえたようですね。 「Dragon」のレコーディングで、コーラウを使ったかどうかは、不明です。 ただ、もし「コーラウ」を使っているとすると、 カマカのころころした音色とは違う、少し甘い、でもテンションの高い弦ゆえのはじめのアタックの強い音が出ているはずです。 ただし、ジェイクの場合は、エフェクターでその音を処理していますから、ウクレレの生音の違いはあんまり出ないのかもしれませんが。 今や、エフェクターで創った音が、しっかりとジェイクの音としてみんなに認知されているようなので。 噂によると、カマカとコーラウを今は半々、使っているらしいですが。 もともと、ジェイクの弟、ブルースが、いつも兄ジェイクのお下がりのカマカのウクレレを使っていたのが、昨年かな、コーラウとエンドースメント契約をしたようで、そうした経緯から、ジェイク自身もコーラウと契約したのかもしれませんね。 コーラウは、ハワイでは数少ない、マーティン・ギターのリペアをやれると、マーティン社から認定されている、ギター&ウクレレ工房なので、 ウクレレの作りは、そうとうしっかりしています。カスタム・メイドも結構、最近、ますます高くなっています。 スプルース・トップにコアのサイド&バックという組み合わせも、ぼくがさんざん悩んで決めた組み合わせで、コーラウは最初、マホガニーを勧めてくれていたので、 ジェイクが、ぼくと、サイズ違いとはいえ、同じ木の組み合わせのウクレレを使い始めたのはとっても嬉しいことです。 今日は、ちょっとしたホームパーティがあったので、 しったりして芳醇な音を出したくて(おおげさか)、 コーラウのウクレレを使って、ちょこっと演奏しました。 やっぱり、つくりがしっかりしているウクレレなので、音がいいだけではなく、弾いている本人が安心して弾ける、という安定感があります。 演奏する人に安心感を与えてくれる楽器って、やっぱりいいですよね。 そんなわけで、今日は、コーラウの生音で、ちこっと演奏しました。 あすは、いよいよ、アマチュアのウクレレ・イベントです。 今回は、ウクレレ・アンサンブルでの演奏です。 会場に、早く入ってリハーサルしたあと、本番までは数時間以上もあるので、 それまでは、当日練習です。 おにのような4時間、弾き通し練習になるかも。 前回、前々回のお祭りのステージでは、ソロ演奏だったので、たよれるウクレレ、コーラウくんを使いましたが、 今回は、扱いが難しいが、上手く弾けると、すごくいいシャープな音が出るので、アンサンブルには、「サニーD」くんを使います。 さてさて、明日は早起きして、早朝練習しなくちゃ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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