000000 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

ラスタ・パスタのレレ日記

2005年07月17日
XML
(その1から続く)

後半の幕開けは、チャールスのイプの演奏。

イプというのは、ひょうたんをバカでかくしたような、ハワイの伝統楽器。
チャントにはかかせない。

伝統的なフラは、チャントとイプの伴奏のみで踊る。

次の曲は、デビューCD「HAPA」の最初の曲、

「Haleakala Ku Hanohano(美しきハレアカラ)」


優しいボイスと、ハーモニーではじまる曲は、一転してスピーディーな曲に展開する。

バリーのスラック・キー・ギターのテクニック満載の曲。
ライトフィンガー奏法、ハーモニクス、弦をパーンとはじいてから、ギターのボディの右肩を激しくゆする。

一瞬、押尾コータロー を思い出すが、押尾さんよりは、繊細な表現力。

今日、ひとつ見ていて分かったのは、弦を下4弦はじいたり、上4弦をはじいたり(当然、左手は、ネックの下から、上からとめまぐるしく動く)して、

ぱーっと左手を上に持っていっていたが、何をしているのかというと、ゼロ・フレットというか、フレットの外側の弦を押さえて、音が揺れるニュアンスを作り出しているのだ。

つい最近みた ジェフ・ベック のピックなしのギター奏法による表現力はずばぬけて凄いものがあるが、

バリーのアコースティック・ギターによる表現力も相当なものだ。
お客さんも、さすがにため息まじりの驚嘆の声が聞こえる。

ここで、バリーが下がって、ネーザンのベース・ソロ。


チャントのチャールズは、おちゃめなひとで、ネーザンのことを

「わたしのお姉さんです」と日本語で紹介する。

ネーザン→ねーさん→お姉さん、

という、ダジャレなのだが、日本語でやれるところがすごい。にくめないジョークだ(笑)

ネーザンは、この日はじめてベースを手にした。赤い7弦ベース。

スラッキー・ベースと退場しながらバリーが紹介すると、

「No、ウクレレ」とジョークを言うネーザン。

楽しい連中だ。

そのばかでかい7弦ウクレレを、じなくて7弦ベースを軽々と弾くネーザン。
そうとう指の力と握力が強いのに違いない。


ベースのライトフィンガー奏法から、チョッパー・ベース、そしてまるで、
キングクリムゾンのトレイ・ガンや、トニー・レヴィン が「スティック」という楽器をあつかうかのように、

7弦ベースを両手の指で、バンバンとおさえながら大きな音で、ソロを弾いている。本職はベースだそうだがその片鱗をちょっとかいまみせてくれた。

CD「MAUI」では、彼のベースはモットフィーチャーされていて、
有名なベーシストたちえへの謝辞のようなものが書いてあるが、

そこには、

ジャコ(パストリアス)
スタンリー・クラーク、
ロン・カーター
クリスチャン・マクブライド
ブライアン・ブローンベルグ
(今、もっとも上手いベーシストだとぼくは思っているひと)

そして、なんとジャズやフュージョンではなくプログレ・サイドからジェフ・バーリン の名前も挙がっている。


今日は、特にジャコ風、スタンリー・クラーク風という演奏はなかったが、ベーシストとして一度ゆっくり聴いてみたいものだ。


次は、これもHAPAの有名曲

「Ku’u Lei Awapuhi(クーレイ・アワプヒ)」

ネーザンとバリーのボーカルとハーモニーが美しい。ほんとうにこういう美しいボーカル&ハーモニー曲が、合間合間に入ると、疾走感あふれる曲との対比で、両方がほんとうに美しい曲としてココロに沁みてくる。

バリーのギター・ソロはあいかわらず、独創的で見ているだけで・聴いているだけでわくわくしてくる。


ここで、バリーが取り出したのは、タヒチアン・ウクレレ 、タヒチアン・バンジョーとも言った、8弦の楽器。

サウンド・ホールが裏側にあるのをバリーが見せてくれる。

「Hei Iti Vahi」

今回のCD「MAUI」は、ハワイだけではなく広く南太平洋にまで世界観がひろがっているが、この曲もそのひとつ。

タヒチアン・ウクレレは、ハワイのウクレレと違って、硬質な音がする。
バリーが弾く堅い高音による伴奏で、ネーザンが美しいボーカルを聴かせて


次は、

「Ku’u Lei Ku’u Ipo」

バリーの曲だ。

ハワイの伝統的な曲にまじって、バリーのオリジナル曲が入っても、何の違和感もない。英語の歌詞がなければ、ハワイのトラディショナルな曲のひとつかとも思ってしまう。


そして、いつのまにか最後の曲。


U2 が偉大なるマーチン・ルーサー・キング牧師 へ捧げた曲、

とバリーが紹介。


そう、

「In the name of Love」という歌詞で有名な

「Pride」

バリーのギターとネーザンの12弦ギターが、分厚い底流をつくり、やはりこういう曲の時は、バリーが歌う。

♪In the name of Love, One more in the name of Love♪

U2のエッジ に似たリフが繰り出される。
そして、ここがあくまでHAPAをオリジナルな存在にしているのは、
ボーノやU2のまねをすることなく、

この曲に、自然にチャールーズのチャントが入ってくることだ。
CDでは、ここに、マーティン・ルーサー・キング牧師の演説が重なって、
圧倒的な高揚感になるのだが、

チャールズのチャントだけでも十分な迫力だ。


チャールズが、招聘元のスタッフ、すみだトリフォニー・ホールのスタッフ、
音響、照明などのスタッフへの感謝の言葉を述べて、ライブは終わりかに思えた。

(その3に続く)






最終更新日  2006年01月18日 19時34分17秒
コメント(0) | コメントを書く
[ウクレレ・ハワイ音楽・沖縄] カテゴリの最新記事


PR

日記/記事の投稿

カレンダー

バックナンバー

2020年08月
2020年07月
2020年06月
2020年05月
2020年04月
2020年03月
2020年02月
2020年01月
2019年12月
2019年11月

フリーページ

コメント新着

 背番号のないエース0829@ Re:小室 「安室奈美恵 Never End」に、上記の内容…
 http://buycialisky.com/@ Re:映画『崖の上のポニョ』♪(07/20) wanneer moet ik cialis innemencialis wo…
 http://viagraky.com/@ Re:映画『崖の上のポニョ』♪(07/20) riesgos del viagra en adolescentes &lt…
 madoka@ Re[2]:ハワイの歌姫テレサ・ブライト沖縄音楽を歌う(07/04) >「それで、ビギンも何かもらえるのかな…

キーワードサーチ

▼キーワード検索

お気に入りブログ

Ringo Starr celebra… New! ken_wettonさん

父ちゃんの開拓物語 開拓父ちゃんさん
「歌う」のが、好き 佑【Yuu】さん
日々なるサウンドト… BASSMAN SYBさん
夢のかけら☆ヾ カリンさん9357さん

ニューストピックス


Copyright (c) 1997-2020 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.