テーマ:今日聴いた音楽(73613)
カテゴリ:ウクレレ・ハワイ音楽・沖縄
原宿のメキシコ料理屋さんで、契約社員の送別会をやりました。
いつものように、何か曲を演奏してあげようとウクレレを持っていきました。 ところが、そのお店は、ギターを持った男性2名と、歌手の女性1名による、生のメキシコ音楽を聴かせてくれるところで、各テーブルをまわって、迫力あるギターの伴奏で、美声を楽しむことが出来ます。 これを、マリアッチ というのかどうか知りませんが、メキシコ音楽プラス 南米、スペインの音楽を歌って演奏してくれると思えば間違いないです。 チリやアボガドをのせて食べるタコチップス、 チーズやきのこ、ほうれん草の入ったフライタコス 鶏肉やお魚を包んだトルティーヤ それから、なんというのでしょうか、スペインのパエリアに似ているけれども、ちょっとちがうお米の料理。 食事とお酒がどんどん進んだところで、この女性歌手と男性ギター2名の3人がやってきました。 なんの曲を演奏して欲しいか、ときいてきたので、とりあえずメキシコといえば、という伝統的な曲 「シェリトリンド」 をリクエスト。 ♪あ~いあ~いあいあ~い、かんた~のなんとか♪(失礼、スペイン語わかりません)とみんなで歌いました。 次の曲は、誰かが 「ラ・カ○○○○」 とリクエストを出して、その曲を演奏してもらう。 ぼくは、てっきり、「ラ・カンパリャーナ」という曲名かと思ったら、そんな曲はあとから調べても出てこない。 どなたか、この曲ではないか、というのがあったら教えてください。 そのあと、テーブルにいたみんなが、迫力ある歌と演奏に、思い思いにデジカメ、ケータイを取り出して、パシャパシャやりだしたので、曲名わからず。 最後に、 「エル・コンドル・パサ」 「コンドルは飛んで行く」 の原曲ですね。 ぼくは、自分の小さいウクレレを取り出して、一生懸命彼らのギターの演奏を耳で聴きながら、コードだけでも演奏しようとおもったのですが、どうにもキーがあわない。 ウクレレの音が、もともとギター、特にスパニッシュ・ギターの演奏に比べてかなり音量が小さいので、自分の音もよく聴こえないまま、 こんな音かな、と適当にコードを弾いておりました。 あとで、チューナーでピッチを確かめてみると、彼ら二人のギターがチューナーの音階と音階の間のへんなところでチューニングしているようで、 ようは、ふたりのギターがあっていればそれでいい的な、 耳であわせたようなピッチでした。 これじゃ、いくらウクレレであわせようと思ってもあわないよなぁ、 と思いながらも、やはりスパニッシュ・ギターの圧倒的な音量と女性の歌声に魅せられてしまいました。 彼らが他のテーブルに行き、彼らの歌声が小さく聴こえなくなった頃、 やっぱり送別会なので、ウクレレ演奏をやれ~~、という声がかかり、 じゃあ、こういう場でもあるし、と、いつもの 「ボラーレ」 を演奏して、サビのところだけみんなで一緒に歌ってもらいました。 「おお、この頃はエンディングにも凝っているんだね」と先輩が。 ああ、わかってくれたんだなぁ。 「この前の演奏より、ずいぶんいいじゃないか」と別の先輩。 それは、この場の雰囲気にみんながすでに乗っているからですよ、と内心思いながら、「残念ながらこれ以上、メキシコやスペイン系のレパートリーはないんです」 と言うと、 「いや、今日はAさんの送別会なんだから、Aさんが聴きたい曲やればいいんだよ」 と、二人目の先輩のひと言。 Aさんは、「ビートルズ」の曲が聴きたい、というので、 ジョン・レノン の 「ジェラス・ガイ」 を弾き語り。 Aさんは、当然この曲はよく知っていて、楽しんでくれたようですが、ジョンのこの曲を知らない人もいるんですね。 なかなか、みんながわかる曲を弾き語りするのはむつかしいです。 「ライブ8では、ロキシー・ミュージックのブライアン・フェリーが歌っていました」 といっても誰もわからずでした。ぐしゅん。 まわりの女性から、Aさんが泣いちゃう位の曲 、というリクエストというかオーダーが、 しょうがないなあ、この曲はあんまり乱発したくないんだけれども、と思いながらも、 イーグルスの「デスペラード」 この曲は、本当はもう少し静かな場所で味わって欲しいんですけれども、送別会だからと歌っちゃいました。 テキーラ・サンライズを飲んでいるひとがいるので、 イーグルスの「テキーラ・サンライズ」 を、 という安易な声もありましたが、それはおいておいて、 あんまり用意してこなかった楽譜をぺらぺらめくっていると、 Aさんが、「ああ、この曲」 といってさしたのが、 オーリアンズの「Dance With Me」 アール・クルー の演奏でも有名ですが、最近、この曲は全然練習していなかったので、ソロ演奏も途中でごまかして、エンディング。 1-2曲のつもりで来たのですが4曲もやってしまいました。 まあ、さっきのプロの演奏の間のつなぎということで。 ぼくは、いつも音楽に触れているからあんまり気が付きませんでしたが、みんなは、生の歌と演奏(私のウクレレではなく、プロの3人の)を聴いてかなり興奮している様子。 ほかのテーブルが彼らの歌で盛上がっていると、わ~、もう一回、こっちのテーブルにこないかなァ。と騒いでいます。 デザートを食べる頃には、もう一回、彼らがやってきてくれました。 そこで、こちらからリクエストをするのではなく、 「愛の歌を歌ってください。LOVEの歌、アモールの歌を歌ってください」 といったら、 「amor、amor、amor」 という曲を歌ってくれました。 私はあなたのことを愛しているんだけど、あなたの気持ちは?あなたが去っていったら私は生きていけないわ。いつまでも一緒にいたいの。 というような内容の歌詞だと、歌ったあとに、女性歌手が英語で教えてくれました。 あまりにもすばらしい歌だったので、われわれは、 「アモールの歌をもう一曲、another amor song」 とおねだりをしちゃいました。 すると、すこし考えてギター奏者のふたりに合図してから、 ほんとうに素晴しい歌声で、別の愛の歌を歌ってくれました。 テーブルのよこで、真近で聴くその歌声のはりと艶、感情のこもった歌声は本当に素晴しく、鳥肌モノでした。 しばらく、みんなで拍手し続けたあと、題名を聞きました。 「Por Debajo de la Mesa」 女性の歌い手によれば、 テーブルの下で、男と女が愛を語る歌だそうですが、 (えっ、テーブルの下?ひとつ屋根の下じゃなく?ってことは、ふたりは○○しちゃっているところなの?) などという余計な邪念が入りながらも、 ロマンティックな愛の歌なんだなあ。と思いました。 「おい、パスタ、明日までにCDゲットしてこい」などと、また先輩が言っています。 どうも Luis Miguel というひとが(も)歌っているようなので、今度チェックしてみようと思います。 ルイス・ミゲルは男性歌手なので、彼女の歌とはだいぶ印象が違うでしょうけれども。 そして、Aさんのリクエストにより、最後は、 「ラ・バンバ」 を演奏してもらい、 みんなで大盛り上がり、いつのまにか全員が立って踊っていました。 とくに、いつもはおとなしいと思っていたAさんが立ち上がって、 かっくんかっくん踊っているのにはビックリしましたが、 彼女がこんなに楽しんでくれてよかったなぁ、と思いました。 「ゆるみ」「脱力」のウクレレと、 男と女の情熱がほとばしるスパニッシュ・ギターでは、 音量的、テンション的に勝負になりませんでしたが、 みんなすごく楽しそうにしていたので、やっぱり音楽っていいなあぁと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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ラテンなノリですね♪
そうそう、今度8月に アメリカ周遊~バハマの旅に出ます。 バハマ・・・ 思いっきりラテンに浸ってくるわ。。。 ところで、、、 ラテンとウクレレ・・・ けっこう合いそうなところが(゜∇^d) グッ!! さすが、南方系じゃぁ~♪ (2005年07月26日 22時06分19秒)
カラリオちゃん、こんにちわ。
>ラテンなノリですね♪ そうなんです、ラテンなノリの一夜でしたよ(^^) >そうそう、今度8月に アメリカ周遊~バハマの旅に出ます。 >バハマ・・・ 思いっきりラテンに浸ってくるわ。。。 わ~、いいなぁ。バハマじゃぁ~。 ぼくも一回だけいったことがあります。 うにかクラゲに刺されて足がしびれて、海岸から救急室まではこばれてしまったけれども。 >ところで、、、 >ラテンとウクレレ・・・ けっこう合いそうなところが(゜∇^d) グッ!! >さすが、南方系じゃぁ~♪ ノリはあうのですが、音量が問題なのです。 ウクレレだけで、ラテンをやるか、 ウクレレはアンプを使うか。 でも、ラテンのノリは出せると思いますよ☆ (2005年07月27日 00時24分23秒)
こんばんは!生演奏いいなあ。しかもラテン!!
「ラ・カンパリャーナ」と思われていた曲は、 「ラ・カンパーナ」!?かなあ・・・カンパーナは鐘の意味ですが・・・素朴な昔からあるような歌でしたでしょうか? 「シェリトリンド」 はメキシコの第二の国家といわれるくらいの歌ですね。私も大好きです。 『泣くのをやめて歌いましょう』という歌詞が前向きで好きです。 メキシコ料理も食べたくなってしまいました。 (2005年07月27日 00時52分03秒)
MIKIくるくるさん、こんいちわ。
>こんばんは!生演奏いいなあ。しかもラテン!! そうなんですよ、すごく盛上がりましたよ! >「ラ・カンパリャーナ」と思われていた曲は、 >「ラ・カンパーナ」!?かなあ・・・カンパーナは鐘の意味ですが・・・素朴な昔からあるような歌でしたでしょうか? そうかもしれません。有名な曲だと思います。 MIKIくるくるさんは、スペイン語も出来るんですねっ♪ >「シェリトリンド」 はメキシコの第二の国家といわれるくらいの歌ですね。私も大好きです。 ぼくも、この曲はなぜか小学生の時から好きでした。父が持っていたSP盤(?)で、はじめて聴いたんだと思います。 >『泣くのをやめて歌いましょう』という歌詞が前向きで好きです。 そうなんですか、歌詞の内容は全然知らずに、今日まで来てしまいました。 MIKIくるくるさん、さすがにスペイン語系、ラテン系はなんでも知ってらっしゃるみたい。いろいろ教えてくださいね☆ >メキシコ料理も食べたくなってしまいました。 そうでしょう。美味しいですよね。確かバンコクにも有名なお店がなかったでしたっけ。 (2005年07月27日 01時44分09秒) |
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