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ラスタ・パスタのレレ日記

2005年08月13日
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ハーブ・オータ Jr.とダニエル・ホーのワークショップ第2部です。
(第1部の内容は、一つ前の日記をご覧下さい)

第2部は、

「Over The Rainbow」

の、ソロ演奏です。

なぜか、この曲、クラプトン、ジェフ・ベック、ジェイク・シマブクロをはじめ多くの人が取り上げています。
なんか、混迷する今の時代が要請している救い・癒し・希望の曲なのでしょうか
。偶然にしては実に多くのアーティストが最近、この曲を演奏するので、なにかそんなことを考えてしまいます。


この曲は、もちろんメロディをよく知っている曲だし、ジュニアが丁寧にタブ譜(ウクレレの弦のどこを左手の指で押さえたらいいかを示している譜面)を用意してくれたので、わかりやすかったです。

1時間くらいのワークショップで1曲弾きこなすのに、調度いいぐらいの難易度、
適度に難しいコードが入っていて、でも全体としては自分達で時間内に楽しく一応は弾けるようになる、というような内容でした。

ジュニアは、このワークショップで言っていました。これは、いつも彼が言っていることですが、

「If you don’t feel comfortable, don’t practice。それはダメ」

要するに、練習する時にそれが自分にとって心地よくなければ、いくら練習してもダメですよ。楽しんで練習しなさい。楽しんで演奏しなさい。それが一番大切なことです

と言っていました。

ここにかかれているタブ譜は、あくまでひとつの演奏方法の例であって、自分がもっと気持ちよくなるなら、どんどん変えていっていいんですよ 、ということです。

彼は、繰り返しそのことを言っていますが、ぼくはそんな彼の考え方、ウクレレのスタイルが大好きです。


第1部のお客さんとは、すこし入れ替わりがあって、立ち見が出るほどの盛況でしたが、たぶんほとんどのお客さんが、

「Over The Rainbow」の曲を楽しみながら演奏したのではないでしょうか。


さて、またここでダニエル・ホー が登場。


第2部のミニ・ライブのはじまりです。

1曲目は、ニューCD「’Ukuleles in paradise」 の6曲目、

この曲は、フラをやるひとではなくても大抵のひとが聴いたことがあるのではないかとおもう、

「Pua Lililehua」 です。

親しみやすいメロディ、美しいウクレレの音、
ダニエル・ホーのジュニアとは違うためのきいたソロ。
見事です。

ダニエル・ホーは、ホノルル、ハワイの出身だそうですが、今はカリフォルニアにも拠点があるのか、LAでもこのニューCD「’Ukuleles in paradise」の評判はいいそうです。

ダニエル・ホーは、ウクレレ以外にもスラック・キー・ギター、キーボード、アレンジ、おまけにCDジャケットのデザインまでやってしまうマルチ・プレイヤーです。

そんなマルチ・プレイヤー というかサウンド・クリエーターとしての側面が、ダニエルの弾くウクレレの音世界を、独特にしているような気がします。
もともと、メロディが綺麗で、ハワイアンのあたらしいニュアンスを演奏するジュニア、シンプルでピュアなサウンドを志向するジュニアとは、

抜群の相性のよさです。

お互いが、一緒に演奏するのを本当に楽しんでいるようでした。


2曲目は、ニューCDの最後の曲

「Aloha ‘Oe」 です。

この曲では、なにか二人のアドリブ、特にダニエルのアドリブが多かったように思います。


3曲目は、ダニエルのボーカル曲のソロCD「Simple as a Sunrise」 から、
ダニエルをフィーチャーして

「Cup of Joe」 です。

「Joe」とは「コーヒー」のことらしいですが、ダニエルが歌い、ジュニアがカッティングによるリズムをとり、

ダニエルが、ちょっとジュニア、ソロやってよ、

という感じで合図すると、ジュニアがアドリブでソロを弾くという展開でした。
ふたりのコラボレーションのまた別のカタチが見られて面白かったです。


4曲目は、サンタナの「哀愁のヨーロッパ」

この曲は、ジュニアが確か「ウクレレ・ブリーズ」というCDで一回ソロ演奏を録音していますが、今回は、ダニエル・ホーのリ・アレンジメントで、大きく演奏スタイルが変わりました。

最初は、ジュニアが、サンタナのソロ・ギターによるメロディを弾いていて、「ウクレレ・ブリーズ」の時の演奏をちょっと変えただけかなあ、とおもっていたら、後半で演奏があっと驚くような展開になりました。

ジュニアがリズムをきざみだすと、ダニエルが、主に低いほうの3本の弦でソロを弾き始めましたが、それはまるでベースのソロ、しかもジャズのようなサウンドなのです。

ジュニアの高音にアタックをかけたリズム・カッティングも聴きようによっては、ブラック・ミュージックでのリズム・ギターのようで、かなりファンキーに聴こえるから不思議です。
ぼくは、ウクレレ演奏で、こんなジャズやファンク・ミュージックの雰囲気を感じたのは初めてのことです。

ジェイクが、ウクレレの世界を広げていますし、ジュニアのお父さんのウクレレ演奏はジャズだ、という人もいます。

しかし、そのどちらとも違うサウンドで、今のジャズを感じさせてくれるこの二人の演奏には本当にビックリし、嬉しかったです。

ウクレレでこういう演奏を聴きたいんだよな、ぼくは、と強く思いました


第1部と同じように、最後は、森センセとジュニアの

「Holo Wa’a Pa」 の演奏の演奏でミニ・ライブは終わりました。

第1部終了後と同じように、みんながサインをもらったり写真をとったりする時間に(もちろん、また写真を撮ってもらったのですが)

ダニエル・ホーに、

「さっきのサンタナの『ヨーロッパ』のアレンジと演奏は凄くよかった。先日、サンタナ、ハンコック、ショーターが来日して凄いライブをやったけれども、

たった2本のウクレレで、あんなジャズっぽい演奏をきかせてくれるなんて最高です。次に二人でCDを出す時には、ぜひこの曲をレコーディングしてください」

と言ったら、「それはいい考えだ、次のCDでやってみようか」といっておりました。


ぼくは、ギターを演奏しないのでわからなかったのですが、ダニエル・ホーの6弦ウクレレのチューニングは、

一緒に参加したウクレレ仲間によると、6弦から1弦にむかって(低音から高音)

GCFCEA  だそうです。


これは、低いほう3本(4,5,6弦)が、ギターの3フレットをセーハ

高いほうの3本(1,2,3弦)がギターの5フレットをセーハ したのと同じことだそうです。

いわゆる普通の複弦の6弦ウクレレと違って、各弦がしっかり離れていますから、これはなかなか面白い楽器です。

ダニエル・ホーのマルチ・タレントぶりと、ジュニアの美しいウクレレのメロディ、この組み合わせは、なんだかとっても面白いサウンドをこれから創ってくれそうです。

ダニエルと話したあと、ジュニアに

「ダニエルは、あなただ今まで共演した中でも、

one of the bestだね」と言いました。

これから、ケオキ・カフモクと3枚目のCDをジュニアがリリースするそうなので、ちょっと遠慮して、

ダニエルは、ジュニアのパートナーとして「One of the Best」だね、と言ったのですが、

ジュニアが、即座に、「No, 『The BEST』 」と言ってくれました。

ぼくも本当はそう思っていたので、
このジュニアとダニエル・ホーのコラボレーションはこれから大いに期待できると思います。

ジュニアとダニエルが、なにやら、ハワイ音楽の伝統のいい面を残しながら、なにかあたらしいコンテンポラリー・サウンドを創っていくんじゃないかと思います。



ウクレレというば、ジェイクカオータさんしか聴かない人たちへ、

ジュニアとダニエルのふたりに注目していてください。

追記
実は、ぼくは、ジュニアとダニアル プラスIWAOのライブのチケットをもっていたのですが、仕事が終わらず行くことが出来ませんでした。

でも、いったひとの話によると、3人それぞれの特徴やよさをフィーチャーしながら最後に3人で共演する、すごくいいライブだったそうです。

大阪では、明日8月14日、日曜日に
Banana Hallというところで、3人のライブがあるそうなので、
時間のある方はぜひ行ってみてください。






最終更新日  2006年01月18日 19時37分13秒
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