テーマ:プロ野球全般。(13217)
カテゴリ:音楽その他広く一般
韓国代表のサムソンを5-3で破り、初代アジアの覇者に! おめでとう!! ファーム優勝! セパ交流戦優勝! 西武、ソフトバンクを破り、パリーグ優勝! 阪神をぶっちぎりの4連勝(うち3試合は全て10得点)で日本シリーズ優勝! そして、韓国代表のサムソンを破りアジア・シリーズ優勝!!!!! なんと、1シーズン5冠王だ!!!!! こんなに強いチームは史上初か!? 日本シリーズ優勝の時にも日記に書いたが、千葉ロッテ・マリーンズが、ずばぬけて強いということではないと思う。 実力はソフトバンクのほうが上の気もするし、 阪神とは互角の実力のような気もする。 しかし、千葉ロッテ・マリーンズの監督、 ボビー・バレンタイン監督が言っていたそうだ。 チームが強いかどうかは、たったひとつ「勝負を楽しめるかどうか」だそうだ。 1シーズン通しての優勝、という勝負だけではなく、 1試合1試合、この試合を勝とうと楽しめるかどうか。 1打席1打席、その打席でヒットが打てるか、走者を前に進められるかどうか、次につなげられるかどうか、 その勝負に勝とうと楽しめるかどうか。 強さの秘密は、このひとつひとつの「勝つことを楽しめるかどうか」 にかかっているらしい。 言うはやさしく、やるは難しい。 バレンタイン監督を見ていると、しかしファンも選手も楽しみながら勝てる気がしてくるから不思議だ。 今日の試合も、ロッテの投手陣、試合巧者、守備のよさ、ここぞという時に点が取れる強さがひかっていた。 韓国のサムソンは、後半の追い上げで2点差に詰め寄るなど、ねばり強さがあった。最初に5-1に点差がひらいたが、終盤に2点とって追い上げてきた。 決して弱いチームではなかった。 特に、後半の中継ぎ投手陣から、ロッテはほとんどヒットが打てなかった 。 ロッテのバランスのいいチーム力がなければ、逃げ切れなかったかもしれない。それだけ、サムソンの中継ぎ陣は充実している。 差が出たのは、先発投手の力と、前半にチャンスをつくり、そこで点が取れたかどうかだけだ。 そして、その強さの秘密は、バレンタイン・マジック。「勝負を楽しめ!」ということ。 西武とのプレーオフから、 ソフトバンク、 阪神 サムソン と日韓(台湾と中国との対戦もあったが) を勝ち抜いてきたのは、やっぱり1年間、勝負を楽しめるメンタル力があったからではないか。 ほんとうに、千葉ロッテ・マリーンズはいいチームだと思う。 チームの雰囲気がいい。笑顔がアル。 バレンタイン監督の笑顔とムード・メイキングは最高だ。 選手を信じ、若手を抜擢し、信じたらてこでもそれを変えない。 ファンと選手、ファンと監督との距離もとても近い。 ファンも1年間、大いに楽しみながら応援してきたんだと思う。 フロントや球団マネジメントもいい雰囲気で現場やファンと距離が近いらしい。 しかし、リーダーがかわるとここまで強くなれるの、と思う。 日産のカルロス・ゴーンも日産をあっという間にV字回復させた。 バレンタイン監督とカルロス・ゴーンの共通点は何か。 強いリーダーシップだけではなく、選手に、社員に「勝てる自信」を持たせるのが非常にうまいのではないか。 また、ファンや顧客を大切にして、二人ともメディアに出る必要のある時にはかならず出てきて、ファンや顧客に直接語りかける。 リーダーとして、時には自分がメディアに出てやらなければばらないことがある、ということをちゃんと分かっている。 それにくらべて、某球団と某球団の監督は、メディアに出てくると不快感さえかんじてしまう。 いくら野球の経験や戦略が良くても、それでは野球が面白くない。ファンが楽しめない。 強いリーダーシップに導かれると、 まだまだ日本選手や日本人社員は、驚くべき力を発揮する。 政治、外交力が弱いのはもちろん唯一強かった経済力でも、どんどん減速している今の日本だが、 まだまだ日本人には力があるんだ、 たかが野球、アジアの野球かもしれないが、そんなことを感じた。 千葉ロッテ・マリーンズ、アジアシリーズ優勝おめでとう。 1シーズン5冠達成、おめでとう。 なんだかとっても力がわいてきた。 やる気が出てきた。 千葉ロッテ・マリーンズの選手、監督、ファン、そのほか みんな、ありがとう。 きっと今日の試合を見た人たちは、自分の力に気が付いたのではないか。 自分達にはもっと力があるんだと。 そんな勇気をいっぱいもらった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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